『たかが世界の終わり』と『マリアンヌ』をハシゴ鑑賞してきた
この日は平日でしたが、今月は月頭の『マグニフィセント・セブン』以来映画を観てなかったのでこれはペースを取り戻さないと!という事で2本ハシゴして観てきました。場所は109シネマズ川崎。仕事帰りだったのと、観たい映画が2本まとめてここで観れる、というのがチョイスの理由です。
そして偶然にも、この女優さん(マリオン・コティヤール)はどちらの作品にも出演されております。同じ俳優さんが異なる映画に出ているものをハシゴして観る(観られる)ってのも何か不思議な気がしますね。若干こんがらがりそうではありますがw
2017/02/21:たかが世界の終わり/2D字幕
1本目のマリオン・コティヤール出演作品はこちら。
パンフレットは購入済みだったものの事前に読んではおらず、予告編動画も1〜2回観た程度。なので主人公を取り巻く背景的なものの殆ど知らなかったので、何でこの台詞を言うんだろう?という意図が分かったのは映画鑑賞後パンフレットを読んだ後でした。
感想としては『(家族に"そろそろ死ぬ"という事実を結局は)言わんのかーい』という一言に尽きるかなぁw 若干拍子抜けした感はあるかも。
2017/02/21:マリアンヌ/2D字幕
2本目のマリオン・コティヤール出演作品はこちら。
『ブラ泣きってw』という苦笑い感と、下記のツイートが思わず記憶に残ってしまいましたがブラッド・ピット x マリオン・コティヤールというキャストならばそうそう外れるものでも無かろう、という事で鑑賞。
Twitterトレンドの #ブラ泣き ってこういうことかと思ったら全然ちゃうかったわ pic.twitter.com/Sy8huxzDJc
— taiyo (@ttiio) 2017年2月8日
1本目の『たかが世界の終わり』が会話メインで舞台も非常に狭い範囲で若干退屈感もあったのに対してこちらは舞台も色々切り替わるしお話としてもスリルやアクション等も所々にあったりで緊張感を持って鑑賞に臨む事が出来ました。ポーカーと化学式のくだりは動きや音的にはとても静かなシーンでしたが、手に汗握る感はあってとても良かった。夫婦共にスパイだった事もあり、その辺りの駆け引きも面白かったですね。あとはマリオン・コティヤールの存在感。綺麗だし色っぽいんだけど絶対この人何か裏があるよねー、秘密隠し持ってるよねーな存在感。唯一無二ですね。
物語の終盤はマリアンヌがスパイ容疑を掛けられてしまい、スパイなのかそうじゃないのか、その辺りの駆け引きが主になってくる感じ。結末としては意外な感じで終わるけど(予告編観た限りだと"そういう風に終わるんだろうな"と思ってたので、そこは宣伝上手いなとも思った)、『あぁ、そりゃブラピも"ブラ泣き"するわな』という感じの展開でした。量的時間的には言う程泣いてはいなかったけどね。こちらの作品はそこそこ楽しめました。
ちなみに物語の中盤、砂漠で砂嵐に遭遇するシーン、(非常に印象的なシーンではあったのですが)砂漠/砂嵐/車/マックス(主人公ブラピの役名)という事で『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を想起してしまったのは内緒。
映画『マグニフィセント・セブン』を観てきた
あの往年の名作『七人の侍』『荒野の七人』を元にリメイクされたという『マグニフィセント・セブン』を観てきました。
と、その前に、当作を観る前に参考というか下敷きとなった2作品を予習しておこうと思い、それぞれレンタル。
七人の侍(1954)
こちらは通しで観るのは2回目になるのかな?Apple Storeでレンタルして鑑賞しました。名作過ぎる名作ですので物語のあらすじも印象的なシーンも割と記憶していた中での鑑賞となりましたが、やはりこの作品はとても面白いし素晴らしいですね。60年も前の作品なのに笑わせるところでは思わず笑ってしまうし(三船敏郎演じる菊千代の何と愛らしいことよ)、村人達の貧しい暮らしぶり、本当〜〜に困ってるんだなと思わせるような描写、その村人達を助けようとするに足る経緯等、3時間超の超大作(休憩時間もちゃんと映像に組み込まれてる)を改めて存分に楽しみました。
荒野の七人(1960)
次いでこちらの作品。『七人の侍』のハリウッドリメイク版という事で未見でしたが今回の『マグニフィセント・セブン』により密接に関連しているという事で鑑賞しました。ちなみにこちらAppleStoreやdvideo、Amazon等自分が良く利用しているサービスでは観る事が出来なかったので仕方無くTSUTAYA物理レンタルする事に。つーかTSUTAYAレンタルするのもだいぶ久し振りな感じでした。3年振り位でしょうか。(会員カードの有効期限はとうに切れていた)
『七人の侍』を観終わった直後に続けて観たので色々な類似点がある事もスムーズに把握。
- 村人が困り果てて村長に意見を求めるシーン
- インディアンの棺桶のシーンは、志村喬演じる勘兵衛がおにぎり持参で子供を誘拐した籠城犯から救うシーン
- 菊千代的なキャラが本隊に付かず離れず付いて来るところとか
- 主人公たちが村に戻ってくるが、歓迎ムードでは無く一悶着あってから皆してぞろぞろ現れてくるところとか。『荒野』の場合は拍子木と教会の鐘、という形で要素は異なるけれども=アラートを掲げて村人をおびき出すというところは共通していた。あと、娘衆を隠していたというところも(七人の侍の飯を隠していたというところで)踏襲している。
そしてそういやあの有名なテーマ曲、どこかで聴いた事あるなと思ってたらこの作品だったのか、と理解。
トータルの感想としては『ふつー』かなぁ。『七人の侍』を観た直後で比較してしまった感もあるけれど、銃の撃ち方教えるところとかみると、どことなく牧歌的というか、危機感はあんま無いように見えるなぁ...まぁこの辺は『七人の侍』の方が鬼気迫るものがあるように見えていたというところとのギャップなのかもしれません。
マグニフィセント・セブン(2016)
そしていよいよ当作品。鑑賞場所は109シネマズ湘南。この日はリモートワークしてたので仕事上がり後、レイトショーで湘南に趣いて観てきた形となりました。レイトショーだとそもそも割安だし道中も渋滞が無くてとてもスムーズ(およそ15〜20分で到着)、また109シネマズ湘南の場合は駐車場料金も1本あたり3時間(4時間だったかな?)無料ととても便利。平日余裕があるようだったらレイトショーを積極的に利用していくというのも良さそうだなぁ。
感想としては可もなく不可もなく、ふつーね...という感じでしょうか。前作と同じ印象。以下は主な雑感。
- MGM!
- 悪役(ボーグ一味)の酷さ加減はオープニングで割と伝わった感がある。
- "礼は貰うが全財産は困る"的なセリフは荒野の七人でもあった台詞。この辺踏襲してくれるとニヤリとしますね。
- ビリーの久蔵感。というか久蔵というよりも"ナイフ使い"という点でブリットを踏襲していたのか。
- 馬で駆ける七人の列を夕日(朝日?)をバックにみせるシーンは映画ならではのカッコイイシーンですね。
- 『10階から落ちた男』の話が当作では『5階』に縮まりながらも引用されてたシーンもニヤリ。
- 七人到着→歓迎ムード無し→一連のバトル後皆ぞろぞろ出てくる、のシーンも踏襲。
- 勘兵衛的なポジションのチザムが馬を駆けながらちょっと降り気味に(?)体を移動させて撃つシーンがあったけどアレは格好良かった。
- ガトリングガンはちょっとズルいっちゃぁズルいよねぇ...
- グッドナイトの『スゲぇ!』感はもうちょっと後で出すとかでも良かったような気もしなくもない
- インディアン役のホークアイ感もGood。場面場面で顔のペイントを変えてたのも良かった。
- そしてエンディング。『あの曲』が流れてくるとやっぱり『キタ!』感があって良いですね。
一つ残念だったのが最後の最後で『勝ったのは私達では無い。農民達だ』的な台詞が無かったところ。これは『七人の侍』でも『荒野の七人』でもあったので今回もあるかな?と期待してたところもあったのでちょっとがっかり。まぁチザムも結局は私怨による復讐が目的でもあった訳だし、村民が頑張った感もそこまで強くは感じず(あのヒロインは強かったつーか存在感で言えば結構あったよね)なのもあったので、チザムにこの台詞を言わせるのは無理目と言えば無理目よね...
という訳で1月中に観たかったものはだいたい観れた。今月2月はそこまでの注目作は(個人的には)無い感じだけど、良さ気なものがあれば積極的に『当たり屋稼業』的にチャレンジしてみようと思います。
映画『ドクター・ストレンジ』を観てきた
マーベルシネマティックユニバース(MCU)シリーズ最新作。シリーズ前作『シビル・ウォー』辺りからは全作鑑賞していたので公開日翌日に早速観てきました。観てきたのは109シネマズ湘南@辻堂。話題作という事もあってか、観客の入りはそれなりに入っていました。
パンフレットは通常版と特別版なるものがあるそうで、ここは特別版をチョイス。サインされたページがあるとか、幾つか違いがあるようです。表紙の特殊加工は通常版も同じなのかな?(中身はかなりの読み応えあるボリュームと内容です。買って損は無いと思います)
あと、これは先着特典だったんだけど、ポスターももらいました。ただサイズがデカすぎて正直貰っても扱いに困る感じではあります...w
以下は鑑賞後の感想雑記等。若干のネタバレを含むので観てない人がいましたら鑑賞後に以下をご参照ください...m(_ _)m
- 個人的にはヒロインのクーパー(レイチェル・マクアダムス)の振る舞いと美しさで100000点位は弾き出していた感がある。
- オープニングのMARVELのロゴ及びキャラ遷移のくだり、格好良かったなぁ〜。
- 悪役の人、『あれ、"沈黙"に出てなかったっけ?』と思いきや別人でした。雰囲気が似てるように見えたので思わず勘違い。(似てない? あれ、以下の写真ではあんま似てないな...w)
- 冒頭から独特の映像表現がバンバン出てきます。IMAX 3Dで観ていたので観ながら『うわうわ〜』となりました。系統で言えば『インセプション』のあの表現をもっと豪華に激しくした感じでしょうか。(あの街がペローンとなるアレ、と言えば分かりますかね...下記予告編の39秒から始まるシーンです)
- youtu.be
- ちなみにこのあたりの映像表現のシーン、一般人には見えていない・感じていないという認識なのでしょうか。その辺の判断基準がいまいち微妙でした。
- ストレンジが弟子入りを乞う前のエンシェント・ワンに見せられた映像表現(マルチバースに関するもの)は何かすごいなぁ〜という感想。漫画等では表現出来ていても映像としてはなかなか難しそうな表現が新鮮でした。
- 『ビヨンセ』のくだりがワロタ
- マント、優しいヤツよのう...
- スタン・リー御大も勿論登場
- ウォンがしきりにストレンジに『本名何だ?』と尋ねられるシーンがあるけれど、芸名が『ベネディクト・ウォン』だったのね。(ストレンジ役も奇しくも『ベネディクト・カンバーバッチ』と同じ"ベネディクト"。しかも名前=キャラクター名というのもスゴイ)
- 冒頭NYの遠景でAvengers Towerをチラリと見せている事で同じ世界ですよ、というのを理解させている。
- 『ミスター』『いやドクター』『マスター』『ドクターだ』と言った名前に関するやり取り、その他細かいところで差し込んで来る小さな笑いがGood。マーベルらしくカラッと笑いを入れてくる(そしてクスッとなる)のはやはり良いなぁ。DCコミックスのシリーズには無いところだ。(でもジャスティス・リーグとワンダーウーマンには期待したいと思っている)
- 比較的分かり易い説明で物語も把握出来たが、特殊な映像表現に気を取られていたのもあって完全に把握していたとは言い難い。そういう意味では何回か繰り返して観たくなる作品ではあると思います。
- エンディング。この時点で席を立つ人は数名居ました。このシリーズには『何かおまけシーンがある』のが常なのにそこを観ないで帰っちゃう人はまだ居るんですねぇ。勿体無し。
- 実際に、毎度の様に映像付きエンドロールの後に1つ、文字のみのエンドロールの後に1つ。
- 前者はキャラの日常生活感が出ててニヤニヤしてしまったw でもああいう形で繋がって行く、となるので今後の展開が楽しみ。
- ヤクルトとのCM提携やポスター展開の件、こういう事だったのね。つーか香港シーンではまったく気付かなかった...
#わたしの今日のMVP
— ジョージオカソン (@george_okason) 2017年1月25日
ヤクルトさん😋
~ヤクルト世界的最新作出演~
27日から公開の「ドクター・ストレンジ」の劇中で
プロダクト・プレイスメント(映画内への商品露出)してるんだって!(^O^)
これね~↓↓↓
ふーん、
香港ではヤクルトさん
「益力多」なんだね~(・_・;) pic.twitter.com/qzcgLBhEBH
という訳で大満足の1時間55分でした。オススメです!(とりあえず今年のランキングについてはマッドマックス白黒バージョンより上、即ち現時点での年間1位に位置付けておこうと思います)
映画『スノーデン』を観てきた
映画情報サイトで良さげな作品無いかなーと思い探してたところ、テーマ的に面白そうだなと思ってチョイス。
観てきた場所はブルク13@桜木町。公開直後だったけれども鑑賞回の入りはちょっと寂しい感じ。テーマによるものなのか、実話を元にしたものだったから展開が読めてる...とかなのか。ちなみに個人的にはこの映画の元となった"事件"については正直そこまで深く状況や情報について把握していた訳ではありませんでした。(恥ずかしながら...)
観た後の感想としては『エド、良くやってくれた』。
全編を観終えて、スノーデンが如何にして情報を公開するに至ったか、その経緯や理由(というかスノーデンの思いか)が良く分かったし、映像を踏まえて観る事で状況の『恐ろしさ』も感じる事が出来ました。途中、日本が舞台となり『まじかよ...』な状況描写がありますがこれはリアルに起きた話なんですよね...あの事件から色々状況は変わって来ているんでしょうけれど、依然として監視されている(かもしれない)という疑念は無くなった訳では無いし、怖いというか不気味な世の中になったものです...
- エドワード・スノーデン - Wikipedia
- スノーデンの警告「僕は日本のみなさんを本気で心配しています」(小笠原 みどり) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)
- スノーデンから警告「日本が本気で危険」 【ノーベル平和賞候補者】 - NAVER まとめ
思わぬタイミングで登場してきたニコラス・ケイジ(脇役で登場)も味があってGood。一つ気になったのは終盤、スノーデンのあの『行為』を見逃す(サポートする?)形で取ったあの同僚の行動。あれはどういった理由だったのだろうか?あの同僚も状況を即座に察知したものの、同じような思いを持っていたが故に『見逃す』行動を取ったのでしょうか。気になるポイントでした。エンドロール前のエピローグ的なシークエンスはちょっと救われた気はしました。
暫く前にはこんな作品も出てたのか。今後観とこっと。
ちなみに映画サイトから展開されているIQ診断テストですが、さっぱり分かんねw (^q^) 1問目は適当に数字を打ち込んで正解が分かったけど、何で正解だったのかが全くピンと来なかったです。解説が欲しい...
映画自体はとても見応えありました。オススメです!
RHYMESTER主催の野外フェス『人間交差点2017』開催決定! #utamaru
先週土曜日の『タマフル』にて発表がされていた様です。
出演アーティスト第1弾については2017/02/04(土)の『タマフル』ラジオ放送回で発表されるらしいですね。
気になるのはこちらのトピック。
これは是非、RHYESTERパートで生『REDZONE』での『ダチーチーチ』からの観客全員での『ウォォォォォ----イ!!!』大合唱をキメさせて頂きたい!届けこの想い!!長めの『ダチーチーチーチーチーチーチ』も是非どこかで聴きたい。SCOOBIE DOが参戦とかだったら絶対演るだろうなぁ...(ちなみに2015, 2016には参戦していなかった模様!是非参戦して演って欲しい〜〜〜)。
映画『沈黙‐サイレンス‐』を観てきた
予告編(館内上映)で印象深かった事もあり、鑑賞作品候補に挙げていたものをこの日観てきました。
鑑賞場所は109シネマズ湘南。この日はこの作品を観る前に『ザ・コンサルタント』も観ていました。なのでハシゴ鑑賞の形となります。
以下鑑賞後の雑感。
- 沈黙でサイレンスだと『頭痛が痛い』みたいな感じやねと思ったけど突っ込まないでおく
- この作品、やけに長いなーと思ったらこれ上映時間161分もあった!途中上映中にイビキかいている人が居たけれど、特にドンパチとかがある類の内容・展開では無いので致し方無いかなーという部分もあり。個人的には全然ダレる事無く、集中して鑑賞することが出来ました。(←これ、劇中の『いびき』に似たような音声と聴き間違えた可能性アリ。確かにそんなシーンがあったのでもしかしたら勘違いかも知れません...)
- 『面白い』と言われるとアレだけど『すごい』『クオリティの高い』映画だったなーと思う。
- 窪塚くんシャシャり出過ぎ!と思った感もあったけどああいう展開になるとなるほどね...となる
- 中盤位からはただもうずっと苦しかった。何であんなに苦しまなければならないのだろう...
- 途中で宣教師や切支丹の面々に酷い仕打ちを仕掛けているところを見て『日本人ひでぇなぁ...』とも思ったが、日本側は日本側で守るべきものがあったのだなぁと様々な描写を見て思うなど。
- イッセー尾形・浅野忠信・塚本晋也辺りの方々の演技は素晴らしかったと思います。イッセー尾形のあの何とも言えないフリーザ様感とでも言えば良いのでしょうか。一定の理解もしているところが何とも。浅野忠信も微妙な位置関係の役どころを素晴らしく演じてたと思う。塚本監督は途中○攻めに合うシーンがあって『うぉ...これどうやって撮影したんだろう』と思ってパンフレット見たら実際にやってたと言うではありませんか。となると両サイドの方々も同様に...お疲れ様でした...。
- っていうかさ、ここまで日本人キャストが出ていて英語や日本語のやり取りが違和感無く、日本の文化表現が違和感無かったのって珍しいといえば珍しい。パンフレット見ると日本ならではのシーンは日本スタッフ・キャストに任せた(口は出さなかった)らしいけど、良い方向に収まりましたね。
- でも、あの時代、英語をあんなに流暢に皆話せたものなんですかね?時代背景的に。切支丹の人達も英語どうやって学んだんだろう?意思疎通があまりにもスムーズだったのでその辺が若干気になりました。
- あの踏み絵シーンでの無音は印象に残った
- 最後、あの(奥さんの)心遣いは相手(旦那さん)にどう届いたのだろうか...。
- 『沈黙 -サイレンス-』ってタイトル、観終わってから改めて振り返ってみるとある意味ネタバレしてたのね、とも言えなくもない気がした
- そしてアダムドライバーはやはり面長である
作品のテイスト的にスッキリ爽快!的なものでは無く、『楽しかった・面白かったか?』という内容ではありませんでしたが、とても見ごたえのある、観て良かったなーと思える作品でした。
映画『ザ・コンサルタント』を観てきた
観てきた場所は109シネマズ湘南@辻堂。この日は前乗りして映画館付近にあるコメダ珈琲(なぎさモール辻堂店)にて2時間程茶をシバきながらお勉強&ブログタイム。コメダ珈琲は最近になって行く様になりましたが雰囲気良いですね。そして何と言っても電源設備の充実っぷりが素晴らしい!(多くの席に、1席1つ(2口)コンセントがある) お陰様で進捗も良い感じで捗りました。
そして鑑賞。正直そこまで期待してる感じでは無かったのですが、この作品は個人的には『当たり』だと思います。以下雑感。
- 主人公(ベン・アフレック)のキャラクター付けが中々これまでに無かった様なものだったので新鮮だった。また、表の顔は経営コンサルタント、裏の顔は...というところで結構ドンパチやるのかと思いきや、割と肩透かし感がある流れ。でも、(アクションシーンメインの)『動』に対する『静』(経営コンサルタントの顔で演じる箇所)の部分も飽きさせない作りになっていてとても面白く、充実した128分でした。
- お話の伏線回収っぷり、巻取りっぷりに『お見事!』『ほほぉ...!』と言うような、何ともニヤリとする箇所多数。『あれ、そう言えばこれってどうなったんだっけ?』と思えるようなポイントポイントが実に上手くまとめ上げられている印象でした。
- 主人公の几帳面振り・またその几帳面さが崩れている様を『車庫入れ』で表現しているのは良かった。
- 終盤のある事実の発覚からの思わぬ感動シーン、そしてそこに取り残される悪役...『あれ?私どうすれば良いのでしょうか』な、反応に困る表情に思わずニヤリとしてしまいました。この終盤のシーンも肩透かし感はある(スカッと爽快!という訳では無い)んだけど、主人公のキャラとか背景を(色々回想シーンとかで)観ているので微笑ましく観ている感じ。なんだろうね、基本人殺しまくる映画なんだけど、何かほのぼのしてるというか、『いい話』感があるんですよねぇ。
- バットマン感は全然感じなかった。鞄のたすき掛けの佇まいからはそんな雰囲気は微塵も感じられませんでした。でもそれが良い。
続編とかもあったりするのかな?あのキャラクターでまた何か観てみたい気もする。
という訳で個人的には『ザ・コンサルタント』、とても満足でした。85〜90点位な感じですかね。
オススメです!