日々の出来事や調べ物に関するネタを備忘録(Memorandum)として残していくBlogです。

映画『SINGシング』(2D吹替)を観てきた

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この映画、特に観る予定は無いのですがSNS上での評判が良さ気であったので挑んでみました。字幕/吹替共にキャスト陣が豪華ではあったのですが、より声に馴染みのある吹替版(こちらも評価は上々の模様)で鑑賞。場所はブルク13@桜木町

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感想としては『想像以上に良かった!』という感じでしょうか。

これは鑑賞してから気付いたのですが興行収入も週単位でV2だかを達成していたのですね。内容・ストーリー展開的にはベタではありますが、幅広い層で存分に楽しめる素晴らしい内容だったと思います。殊の外『良かった!』と思えたのは吹替キャスト陣。MISIA長澤まさみスキマスイッチ大橋卓弥山寺宏一辺りは出ている事を事前に把握しており、それぞれに『上手いなぁ』とはお思っていたのですが想像以上にビックリしたのが主人公のコアラ(バスター・ムーン)役の吹替担当、ウッチャンナンチャン内村光良(ウッチャン)。ここは事前にキャストを把握しておらずエンドロールでウッチャンの名前が出てて『え?!そうだったの?』と気付いた形でした。鑑賞後に予告動画を観返すと『あぁ確かにウッチャンだ』と分かるのですが鑑賞時は全く気付かず、また特に吹替に違和感を感じない=上手い声の演技だなぁと思って観てました。また、トレンディエンジェル斎藤司も良かったですね。(元々歌マネが上手い、というのは鑑賞後Wikipediaで知った)

今回観たのは吹替版でしたが、字幕版も同様に豪華キャスト(なはず)なので機会があれば観てみても良いかな、と思っております。(けど3〜4月は観たいの多いし時間的に厳しいかなぁ...) 今のところ個人的には今年TOP5には食い込んで来るんじゃ無いかというような位置付けです。

映画『キングコング 髑髏島の巨神』を観てきた(4DX吹替/2回目)

公開初日(3/25)に引き続いての2回目鑑賞。初回は2D字幕だったので、今回は別の鑑賞方式として4DX吹替えをチョイス。

鑑賞場所はイオンシネマみなとみらい@桜木町。神奈川県内で4DXだとここと小田原しか無く、更には上映時間も午前中とレイトショーというあまり優しく無い時間帯ではありましたが都合付けてレイトショーにて鑑賞。
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そして以下感想。(ネタバレを含みます)

  • GACKTの声優部分、下手では無いかなぁと思いつつも、本職や巧い人のそれと比べると声の張りというか通りがイマイチだった印象。アクションシーンで他の音とあわせて聞くと他の音に掻き消されてしまっている部分が幾つかありました。
  • 佐々木希の声優部分については『残念』の一言。棒読み感パない。
  • 嵐のシーン、各演者がそれぞれ台詞を喋っているのだが、騒音&4DX効果各種で殆ど何言ってるか聞き取れなかったw 個人的には2回めの鑑賞だったので部分部分は聞き取れたが、初見であれば殆どダメなんじゃなかろうか。
  • そういった意味でも、4DX『字幕』では無く4DX『吹替』としたのは映画館側の正しい判断だったように思います。4DX(音・光・振動・水等)プラス文字情報(字幕)まで、となると情報量が多過ぎて正直観る側の処理が追い付かないですね...。
  • コングが胸を叩くシーンに合わせて背中が押される演出。
  • イカ?タコ?と戦うシーンでは水の演出で結構濡れる。
  • 人類 vs スカルクローラー戦、食われたチャップマンが吐かれるシーンで結構な水量。あまり気分の良いものでは無いw
  • サミュエルの最期、字幕では彼のお得意の台詞を最後まで言えず...なシーンが吹替えではどうなるのか気になっていたところではありますが、『死ね、このxxxx』というような台詞でした。xxxxの部分は正直何言っているかは聞き取れませんでした。この部分、字幕及び彼の特性を把握していなければ面白さは堪能出来ないので、サミュエルらしさを堪能するのであれば吹替版では無く字幕版が良いのではと思います。
  • クライマックスのバトルシーン、コング vs スカルクローラーの親玉戦。4DXの良さがとても良く出た部分だと思います。このシーンだけでも4DXを体験した価値がある、と思わせてくれるような楽しさでした。
  • 最後の最後の『音声』が4DXで体験出来たというのも良かったです。


こちらの鑑賞と合わせて下記メイキングブックも発注し読了済。

キングコング:髑髏島の巨神 メイキングブック

キングコング:髑髏島の巨神 メイキングブック


後はIMAX3D、極上爆音上映最前列でチャレンジしてみるかな〜、と言ったところですかね。

映画『キングコング 髑髏島の巨神』を極上爆音&初日初見者限定ライブスタイル上映で観てきた

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予告編でそこそこ期待はしていたのですが、直近発売された『映画秘宝』での特集を読んで一気に期待感が高まったこの作品。

『極上爆音上映』でお馴染みの立川シネマシティで以下の様な企画を行うと聞いて速攻で企画に乗り(=座席予約を済ませ)、観てきました!
シネマシティ|ニュース:緊急決定!! 3.25髑髏島決戦【極爆】『キングコング』初日初見者限定ライブスタイル上映開催
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ちなみに直前には『パッセンジャー』も併せて観ていました。


こういう企画になっている、という事はやはりあの人が出てくるよね...

という事で予想(期待)通り、あの入場曲に合わせてあの人(シネマシティ企画室長:遠山さん)が登場です! こちらについてはMC部分のみを撮った動画がありますのでそちらをアップ。ここでの『サミュエル・L・ジャクソン、特殊メイクはしていないが、非常にコングに似ている』というコメントが直後の鑑賞に効いてきます...w

上記のMCの後、他作品の予告編も映画泥棒もすっ飛ばし、本編に突入。以下感想など。

以降、言及する内容はネタバレを含みます。















  • 『発声可能』な上映だったので初っ端から叫び放題ではあるのだが、皆『初見』という事もありなかなかこれといった『ピンポイント』な発声は無かったような気がする。まぁ当然と言えば当然か。
  • でも、冒頭いきなりのコング登場には拍手喝采。基本的にはコングが何かやってくれると『うぉぉ!』な感じで叫び声と拍手が沸き起こる感じ。
  • 後は所々で挟んでくるギャグ的な台詞で笑い声が出て来る感じ。
  • マーロウ(の若かりし頃)とグンペイ(字幕では"ガンペイ"になってしまってましたね)の戦闘シーン、グンペイの構えた刀が一旦アップになって何か文字が彫られているのを確認出来るのだけれど、どんな内容かまでは確認出来ず。気になる。また、マーロウの薬指には結婚指輪が。後に『出征前に結婚していた』という過去を裏付ける形となっていますね。
  • サミュエル・L・ジャクソン登場。前説の遠山さんのコメントが脳裏に刷り込まれてるもんだから、初登場時からざわついた笑い声が...w 『コング〜!』の叫び声も幾つか挙がっていたような気もします。
  • 嵐に立ち向かうシーンはどことなくマッドマックスな雰囲気。
  • 各種コメントで監督も名言しているように『地獄の黙示録』オマージュがそこかしこに散りばめられているこの作品。全身初お目見えのシーンは『来た来た来た〜!』な感じで感動してしまいました。この登場シーンだけで1億点位あげても良い!と思いました。ちなみに自分の中ではこの時点で今年1位に位置付けてました。
  • 登場後のアクションシークエンスも最高。食べられる!うわー!からのシーン転換では皆笑っていました。
  • 全編に渡る、ゴジラを始めとしたモンスター達の人間に対する無慈悲感がエグくて最高。終盤、手榴弾を手に足止めを図るあの軍人さんのあの展開はひっどいなぁ〜と思いつつもその無常さに爆笑してしまいました。
  • コングさん、意外とコントロール良い。
  • コング vs コング(サミュエル・L・ジャクソン)の"顔相撲"感。もう笑うしかない。
  • この作品、『モンスターバース』という世界観の中で繰り広げられているという事で、2014年ハリウッド版『GODZILLA』とも密接な繋がりがある形となっています。"モナーク"然り、劇中で言及される"MUTO"(Massive Unidentified Terrestrial Organism:未確認巨大陸生生命体)とかを聞くとワクワクしてきますね。
  • 途中、食事を取るために座るコング。かわいい。
  • 『不名誉より死を』のシーン、及びトムがマーロウの刀を借りてバッサバッサとモンスター群を切り捨てるシーンは拍手喝采。刀が出て来るシーンは概ねこんな感じでした。
  • でも、刀シーン終わった後トムはガスマスクを外しちゃってるけどガス毒平気だったのかな?
  • サミュエル・L・ジャクソンの最期。『言わせねーよ!?』の展開が最高過ぎましたw 何やかんやで『こいつムカつくな〜』なキャラという事もあってこのくだりも非常に盛り上がりました。
  • コング vs スカルクローラー親玉戦。白昼堂々(こういうのってたいがい夜のシーンではっきり見えない、ってのが往々にしてあるので)の贅沢なバトルってだけでも嬉しいところ。また、スクリューを目にしたコングが我々の期待通りにアクションしてくれたのも『やってくれたぜ!』という感じで盛り上がりました。歓声と拍手が止まらない感じでしたね。
  • フィナーレ及びエンドロール前に差し込まれるマーロウの帰還。すみませんここで思わず涙してしまいました...だってねぇ、30年近く髑髏島でサバイブしてきて、ようやっと戻ってこれたんですよ...?家族の演技も、ベタではあるのですがそれがまたジワリと感動を誘いました。
  • エンドロール終盤、GODZILLA/MOTHRA/RADON/KING GHIDORAH』の文字。モンスターバースのシリーズとしてコイツらが出てくる、というのは聞いていたけれどもここでクレジット出るって事は...?
  • と思ってたらエンドロール終了後におまけ映像が。
  • キタ━━━━(゚∀゚)━━━━(゚∀゚)━━━━(゚∀゚)━━━━!! もちろんここでも拍手大喝采。この日一番の盛り上がりは一番最後にありました。エンドロールってしんみり終わると思ってましたが、一番盛り上げておいて終わらせるというのは超テンション上がりますね!


という訳で、『極上爆音&初日初見者限定ライブスタイル上映』、とても、とても良かったです。また、2017年鑑賞作品の中でもダントツ1位に躍り出る形となりました。幾つか気になっている部分もあったので、他の上映形式でも何度か再見してみたいと思います。


以下は関連エントリ等。初見の場合はこの辺も観ず、予備知識無しで行っといた方が純粋に楽しめるかもしれません。

あ、あとは『モンスターバース』の世界により入り込める様に、2014年ハリウッド版『GODZILLA』は事前に観ておいた方が楽しめるかと思います。

映画『パッセンジャー』を観てきた

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3月〜4月は観たい映画が沢山あってスケジュールが大変ですね...
この日(3/25)は別エントリで紹介する『キングコング 髑髏島の巨神』を観るのと合わせてこちらの映画『パッセンジャー』を観てきました。鑑賞場所は立川シネマシティ。

ざっくり感想。

  • 宇宙空間及び宇宙船内の綺麗な映像であればIMAX 3Dとかが良いのかな〜と思ったけどそこまでIMAXで展開されている感が無かった。他(上映映画)との絡みもあるのかな?
    • 作品賞・美術賞にノミネートされるだけであって宇宙船内描写は美麗の一言。パンフレットによるとかなりデカいセットを組んでいたそうですね。
  • 主演女優の人(ジェニファー・ロレンス)、マグニフィセント・セブンに出てた人(ヘイリー・ベネット)と混同してしまうのは私だけでしょうか。両者とも最近映画で良く観るので個人的には『あれ、どっちだったっけ?』となっています。
  • 物語の展開としては『タイタニック』からの『オデッセイ』、最終的には『インターステラー』...な感じでしょうか。
  • この映画一番の引っ掛かりポイントとしてはやはり『オーロラ(ジェニファー・ローレンス)が起きたのは事故では無くジム(クリス・プラット)によるもの(故意)だった』、というところでしょうか。(以下白字)許される事では無いでしょうしオーロラ側が『ふざけんな』と憤慨するのは当然ですよね。しかし一方で一人でこの境遇に取り残されてしまったジムの立場からしてみるとこれはこれで『いやぁ、そうしちゃうよなぁ...』とも思うのも一理アリ。立場が逆転(オーロラ側が事故で目覚めてしまった場合)していて、且つあの脱出ポッドの手順書を読み解き実践出来たのならばどうしていたのだろうか、とも想像しました(オーロラはオーロラで一人でやっていけそうな感はあったけれどもw) 最後はハッピーエンド側の展開で終わった感がありましたが、この部分については若干モヤモヤが残るというか、当人同士の間でもどういう風に落とし前を付けたのかが気になるところではありました。

映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』を観てきた

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3連休中、何か良さげな映画無いかな〜と探していたところ『この作品に興味あり』という声を聞き、ならばちょっと観てみようかという事でチョイス。結局3連休中には観に行けなかったけど(予想以上に上映館が少なかったというのもあった)、この日に仕事帰りで観てきました。

鑑賞場所はヒューマントラストシネマ有楽町。JR有楽町駅から程無く近い場所にあり、交通の便的にはとても良い場所にある映画館でした。
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観客の入り的には7〜8割と言ったところでしょうか。結構良い感じで埋まっていたと思います。また、この施設は座席の奥行きがだいぶ余裕がある感じでとても寛ぎやすい空間でした。傘立てスペースも設定されており、ちょうどこの日は雨降りだった事もあって活用させて頂きました。
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そして感想。予告編を観る感じだとお涙頂戴コースの作品かなぁ、と思ってた節もあったけど、実際観てみると『世知辛いなぁ...』と思わざるを得ないような後味でした。痛烈なお役所批判のスタンスはそこかしこから滲み出ている訳なのですが、それでも物語の展開的に『うぅ...やはりそうなっちゃうのか...』『そしてやっぱり(お役所のスタンスは、こういう風になっても)変わらないのだろうか...変わらないんだろうなぁ...』と鎮痛な気持ちにならざるを得ません。物語の舞台はイギリスですが、翻って日本の場合だとこういった支援体制の部分、どうなってるんだろうなぁというのはしみじみ思った次第でした。決して気分の上がる映画では無いですが、一見の価値ある作品だとは思います。

2017年公開映画 観ておきたい作品まとめ(2017年03月ver.)

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昨年末に以下エントリで『2017年に観たい映画』をピックアップしましたが、今年2017年も3ヶ月が経過しようとしており、観たい映画の情報も幾つかアップデートされていますので改めて一覧として書き起こしてみました。

続きを読む

映画『モアナと伝説の海』を観てきた

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特に『これを観よう!』という予定を立てていた訳では無いのですが、SNS上で『観た人の感想が「マッドマックス 怒りのデスロード」だった』という声が非常に多かったので『これは観るべき流れか...?!』と思いたち早速観てきました。

だってねぇ、シネマシティのメルマガでこんな煽り方されたら、確かめに行かない訳にはいかないじゃないですか...(しろめ

追記:
 すでに一部で『マッドモアナ 怒りのデス・オーシャン』と騒がれ始めている通りに、
 MMFR要素あり。マッドマックス好きなら「コレ、どう見てもアレだろ!」と
 爆笑&興奮間違いなしのシーンがあるから見逃すな!

観てきたのはブルク13@桜木町。字幕版と吹替版双方あり、まずは本家字幕版を観ようと思っていたのですが字幕版で夕方以降の時間帯、となるとほぼほぼレイトショーになってしまうようです...。
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鑑賞時の雑記・感想など。(ネタバレ含みます)

  • 本編開始かと思いきや何か違う作品?のような映像が暫く流れる。あれ、入る場所間違えたのかな...と思いきや、同時短編上映の作品らしい。数分で終わりました。
  • アニメ作品という括りなのだとは思うが、映像が実写?と見間違うような綺麗さ。特に海のシーン、水の表現については実写をそのまま使ってるんじゃないかというようなクオリティの高さ。人間の皮膚表現、動きの表現も同様にすごいな〜と感心するレベルだったように思います。
  • 肝心(?)のマッドマックス的な要素、一体どの辺で出てくるのかな〜と思いきや、真正面からドーンといった内容で思わず声を出して笑ってしまい、気合の入りように笑い泣きしてしまいましたw
    • そのものズバリなシーンの詳細な言及については避けますが、他にも解釈の仕様によっては『これはマッドマックス的な要素なのでは』と思えるような部分があったのでピックアップしてみる。まぁここまで来るとあのイカダ船もウォータンクに見えてくるから不思議。
      • サンゴ礁を超えて海へ繰り出したい、けど出来ない→砦から出来ない5人の妻達。
      • タラおばあちゃん(モアナの祖母)→ミス・ギディ
      • 心(の宝石)→5人の妻達
      • テ・フィティがいない事を知り、まじか...となる→"グリーンプレイス"が無い事を知り、落胆するフュリオサ
      • 『行って帰ってくる』という道のりの辿り方
  • その他ストーリーや展開についてはさすがのディズニークオリティ、という感じで安心して楽しめました。
  • また、手が込んでるな〜と思ったのはエンドロール。たいがいの映画作品だと途中でシンプルな黒背景白文字のエンドロールになるかと思いますが、当作品はエンドロールの出だしから凝ってた&エンドロールの背景&文字&挿絵に至るまで作品テイストに合わせた内容になっていました。

個人的には『マッドマックス 怒りのデス・ロード』要素を探しに出た感のある作品鑑賞でしたが、十分過ぎる程楽しんで観る事が出来ました。今現在の個人的2017年間賞作品ベストは『ザ・コンサルタント』ですが、そこと1,2を争うか?という位の位置付けになりそうな予感です。