日々の出来事や調べ物に関するネタを備忘録(Memorandum)として残していくBlogです。

映画『ターミネーター』と『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』をハシゴ鑑賞してきた

ここ最近は更新が遅れ気味だったので書ける時にサクサク行っとこう。という事で帰宅する前に今日の鑑賞記録を付けておく。


 

2017/07/31 ターミネーター/2D極上爆音上映/立川シネマシティ

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ターミネーター2 3D版(T2-3D)』を極上爆音で観るというのは某企画で発表されてた頃から検討してはいたのですが、ここに来てまさかの『T1』劇場公開、しかもシネマシティだもんで極上爆音上映と来たもんだ。これはT1→T2の極上爆音ハシゴ上映で行かないと行かんでしょう、という事で迷わず申込み。本編は何度か観ているのでここは爆音を堪能すべく最前列をチョイスしました。

で、感想。

  • 良かった!公開年が1984年ともう30年以上も前のものであるので映像の拙さはしょうがないよね〜と思いながら観始めると、冒頭近未来の戦場での戦車登場シーンから爆音っぷりが全開。爆音の発揮箇所は銃撃戦、光球からのタイムスリップシーン、爆発シーン、カーチェイスシーンで如何無く発揮されておりました。
  • あ、そういえば本編開始直前の映画予告は『ターミネーター2 3D』でした。シネマシティこういう所がニクいですよねぇ...

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  • サラ・コナー登場時のバイク(スクーターか)のフォルムに時代を感じる...
  • ショウウインドウのシーン、そういえば2では同じ角度でオマージュしてたなぁ...と1の該当シーンを観て思うなど。
  • エンドロールの場面を観て初めて、エンドロールまで観るのは初めてだなと気付くなど。そういえばT1は観るのは大概TV番組だったしね...
  • CGやシュワちゃんの映像加工シーンは今観ると"雑"な感じは否めないのではあるが、これは逆に考えると30年以上前に既にこのクオリティで作ってたって事。これはこれですごいよなぁ。

という訳で初の劇場鑑賞となった『ターミネーター』。存分に楽しめました!8月中旬に公開される『T2』も勿論シネマシティ極上爆音上映で攻める予定です。

昼飯

この日は誕生日だったので昨年同様、シネマシティでの映画鑑賞後に美味い鰻でも食って...と思い近くの高島屋9階にある鰻屋さんで贅沢しちゃおうかなー....

と思ったら何と閉店してました...(T_T)
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仕方なく他に立川駅近辺で鰻を食えるところが無いか調べてみると、駅から10分程歩いたところに割と評価高めのお店を発見。

それがこちらのお店。繁華街では無く、もろ住宅街の一角にあるお店でした。

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評価高めだけあってお味の方は文句無し!
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死にそうな位暑かったので、思わずビールもクイッと行っちゃいました。大満足のお昼でした。
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2017/07/31 ザ・マミー/呪われた砂漠の王女/2D字幕/チネチッタ

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で、飯の後はこちらも昨年同様(ここは意図してという訳でも無かったけど時間的場所的な都合を考えたらここが良かった)川崎で本日2本目の映画鑑賞。こちらの作品は上映スケジュールの都合と、まぁ大作的な位置付けでもあるだろうし観ておくか位のノリでチョイス。

で、感想。

  • まぁ、オープニングで『字幕:戸田奈津子』って出てくるので100点満点中30点にはなるよね...(しろめ:ある程度予想は出来たけど、やっぱりそうかーとなるとテンション落ちますよね...)
  • 冒頭の古代〜中世の描写は壮大感あった
  • 前半戦、暗いシーンが多くて正直あんまり良く描写が分からなかった部分も...
  • アマネットとトム・クルーズが会話するシーンで途中アマネットが普通に英語喋る様になったけど、あれば何故に?呪い的な悪魔的な力を使ったからとかなのかしら?なーんか微妙。
  • 結局のところ、トム・クルーズは最後どういう展開で何になったんだろう?

トム・クルーズ好きな人であればそこそこ楽しめるのかもしれません。ソフィア・ブテラ演じるアマネットは魅力的なキャラクターだなーとは思いました。しかしながらそもそも『ダーク・ユニバース』という展開・世界観にそこまで心躍る感じではないので、個人的には可も無く不可も無く、というところかなー。『◯◯◯ユニバース』と名乗るって事はエンドロール(これが思いの外長かった)後に次作の映像チラ見せ的なのあるのかな?と思いきや何も無かったのにはちょっとガッカリ。55点ってとこか...


※ちなみにこの日観た2本で年内で50本の作品を観た形となりました。(映画館鑑賞自体は55回) 一応の目標としてたところはクリア出来た!

映画「銀魂」と「パワーレンジャー」をハシゴ鑑賞してきた

この日は109シネマズ湘南にて2本ハシゴ鑑賞実施。

 

2017/07/21:銀魂/2D/109シネマズ湘南

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原作未読でしたが、各種広告宣伝も大々的に行われているのもあり「まぁ観とくか...」くらいのノリで鑑賞。事前に予習等出来ればとも思ったのですが、原作漫画も70巻近くあるという事で断念。ギャグ漫画なのね、という位の予備知識で臨みました。

感想としては「ふーん」という感じ。原作を読んでいれば乗れる部分ももう少しあったのかなという気はしましたが、ギャグシーンの部分では「テンションで笑わせよう」的な部分、ゴリ押しな部分が強く感じられたのがあったので割りかし冷静になって観てたところはあったかなと思います。(この映画を観る視点として若干間違ってるような気がしなくもない) とは言え幾つか笑ってしまう部分もアリ。佐藤二朗ムロツヨシは卑怯だw 長澤まさみの朗読の部分も真面目にやってる分、そのギャップが面白かった。長澤まさみの綺麗さを確認すると共に橋本環奈の"ちんちくりん"さを改めて認識するなど。

また、ギャグシーンについては「反則技」的なところで笑わせるところが印象強かったけど、"そっち方面"の笑わせ方一辺倒だった気もする。個人的には40〜50点くらいかな〜。


 

2017/07/21:パワーレンジャー/2D/109シネマズ湘南

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続いてこちらの作品。日本の子供向けヒーロー番組が米国に渡り大ヒット、その最新作がハリウッド実写CG映画として公開されたという流れの作品。

お話の展開的には、いきなりヒーロー登場、変身&バトル!...という訳では無く、なぜヒーロー(パワーレンジャー)が現代の地球に登場するに至ったのか、その辺りのメンバーの背景や成長を丁寧に描いた上でようやく映画の後半・終盤に変身アンド戦闘シーンがやってくる、という流れでした。舞台設定としてはトンデモっちゃぁトンデモではあるのですが、この辺りは大人が観てもまぁ納得出来る(?)脚本だったかなと思います。

テイストとしても子供向けヒーロー番組のテイストというか、緩さ・ほのぼのさを継承しているところもあったのは良かったかな。ヒーローらしく「採石場」をちゃんと登場させていたのは良かったw あと最後は「あの漫画の第二部」のラストを真っ先に思い浮かべてしまいました。

映画「ライフ」を観てきた

一見すると「ゼロ・グラビティ」感もあるような所謂「宇宙モノ」。予告で気になっていたので109シネマズ湘南にて観てきました。

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観終わってからの端的な感想としては「うっわー、後味悪ぅ〜〜(褒めてる)」といったところでしょうか。宇宙空間を舞台とした「ホラー映画」であったことは(ほぼほぼ事前に情報を仕入れていなかったのもあり、)新鮮でした。「あぁ、そういう"殺り方"もあるのね...」という"カルバン"と命名された地球外生命体の宇宙船クルーの殺害方法もまた新鮮味があったかと思います。ライアン・レイノルズはどうしてもデップー臭を感じてしまうのは否めなかったw

ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」でもB級映画テイストを絶賛していましたが、まさにそんな感じ。「後味の悪さ」という意味では"あの映画"(タイトル言ったらそれはそれでネタバレになってしまうので控えますが)をエンドロールにて思い返しておりました。

映画ポスターと予告編だけみて「感動巨編...!」的な内容を期待していくと裏切られるかと思いますが、そんな予想外の展開も笑って楽しめる、という人ならば存分に楽しめるのではないでしょうか。個人的にはオススメです。

映画「ジョンウィック チャプター2」を観てきた

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前作が非常に好評だったのを受けて即続編が企画されたこのシリーズ。早速「続編」の「チャプター2」が公開されたので観に行ってきました。ちなみにこの作品で2017年の映画鑑賞50回目。(※50作品では無い。作品数だとこの時点で45作目)

鑑賞場所は立川シネマシティ。

まっ、確かに家壊されたらぶっ殺しますよね...(わかる)(ただ直接の理由はこれではない)

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普段映画を観る時はパンフレットも一緒に購入しておくのですが、立川シネマシティではなんとパンフレットが売り切れてしまっておりました。残念...。明日以降、どこかで調達せねば。一方で「そんなに良かったのか」ともなり、期待度もUP。


以下、感想など。

  • 映画自体はカーチェイスから始まる。この時のエンジン音の応酬が立川爆音らしくまぁデカいデカい。
  • 予告編でもチラッと映ってたのかな?車で空中ドリフト?するシーン。あれ物語の流れで観たらカッコイイ〜感じでした。
  • ってかジョン・ウイック、イラッとしたからってそこ戻るの?
  • 序盤から色々な方法で人を痛めつける&殺すのオンパレード。遠心力付けて引いてすっ飛ばす(そして鉄柱に叩きつける)のはエグっ!と思いました。
  • ジョン・ウィックを語る時の説明がなんだかチャックノリス的な感じになってきてた...w
    • 「ヤツは◯◯◯◯で人を3人殺した」的なストーリーが出て来た時は「まじで?!w」と思わず吹き出す。
    • →終盤戦、実際に◯◯◯◯で人を殺すところが出て来て「うはww 本当に死んだwww」となるなど。
  • アジア系の巨漢を殺す時の一連の流れもGood。手間取りながらも最後はああやって倒すのかと。確かにあの箇所は体格あんま関係無いっちゃ無いよね...
  • 「コンチネンタル内では殺しはやらない」的なルールがある事が明示される。これが後で効いてくるんだけど、序盤(中盤?)に明示された時にやりあった彼とジョンウィックは過去何か仲間だったりしたのだろうか。それとなくそんな会話はあったけれども...。
  • 今回は「殺し方」もそうだけど「バトルシーン」にも一風変わったシチュエーションがあって面白かった。「ライブ会場」ではジョン・ウィックが華麗な手捌きで仕留めて行くし、「駅の連絡通路」での静かなる銃撃戦の応酬は「えっ、そんなに銃声小さいの?」ってなるような、でも映像的には新鮮でした。
  • ジョン・ウィック、語学が堪能だけでなく、手話も行けるとは...
  • えっ、そういうスマホアプリあるんだ?w
  • 中盤から出て来るローレンス・フィッシュバーン演じる人物とのシーンではやはり「うぉぉ...!」となりますね。マトリックス以来の共演?となる訳ですし、やはりオーラはすごいものがありますね。
    • で、彼に銃を渡されて、一緒に貰った弾丸は7発のみ。「この7発でなるべく弾を節約して殺しに行くのかな...」と思いきや、終盤に始まった戦闘シーンの一幕目で速攻7発使い切っちゃったw
    • あと、ありそうでなかった「銃を投げつける」シーンもあった。

という感じで十分に楽しめた一作でした。終盤でジョン・ウィックが行った行動により、更に今後の立場が厳しいものとなった展開に。「2」の評判も相当なものらしく、早速次作「3」の制作も噂されているようですが、あの「2」のラストからどういう風に話を持っていくのでしょうか。非常に気になるところです。

2017年公開映画 観ておきたい作品まとめ(2017年07月ver.)

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今年3月に備忘録も兼ねて「観ておきたい映画」を下記エントリにてまとめていましたが、今年2017年もそろそろ半分が経過しようとしている&残りの期間もずっとこちらの3月ver.を更新していくのもなんだなと思いましたので「7月ver.」として新たにエントリとしてまとめておこうと思います。構成は3月ver.と全く同じです。

鑑賞した作品群はこちらのエントリにまとめています。

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映画「ディストピア パンドラの少女」と「22年目の告白―私が殺人犯です―」をハシゴ鑑賞してきた

この日はブルク13で映画2本ハシゴ鑑賞してました。

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2017/07/02 ディストピア パンドラの少女/2D字幕/ブルク13

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映画館での予告を観て「おっ、これは...」と思った作品だったのでチェックしておいた作品。
ほぼほぼ、その予告編のイメージ以外何も情報を仕入れずに鑑賞に臨みました。

以下感想メモなど。

  • 冒頭数字を数えるシーンが出てきて「何だろう?」と思ったが、終盤でちゃんと伏線回収してたので納得。
  • 原題が冒頭出て来て「ディストピア」とは全く関係無いものだったので「あーこれも良かれと思って日本スタッフが改題したのかなぁ」となる。邦題は観終わったあと振り返るとまぁ雰囲気そんな感じもするけど別に言い得て妙、という程でも無く、微妙っちゃぁ微妙。
  • 事前情報を全く仕入れてなかったので、冒頭の「何この映画...」「えっ、そういうジャンル?」という観る側(私)の混乱はちょっとあったかも。
  • 異変を来たした子供たちに対して軍人が発言する「人間の姿に騙されるな」という台詞も割と当初は「えっ、えっ?」となった。
  • 中盤になってようやく世界観や舞台となった国が把握出来た。そういった意味では事前知識を仕入れる事無く鑑賞に臨めた事は良かった。
  • 猫は殺してもOKで犬は殺さなかったのは何でだったんだろう。空腹だったってだけなのかな...
  • ベンツ社のあの変わり様...
    • ↑も含めたあの世界観の描写、どういう風にやってるんだろうね?とは思った。CG結構駆使した感じなのかしら。
  • 終盤のあの主人公の行動、人間からしたら「そうはやってくれるな」というところなんだろうけれども、主人公側の行動からしたらまぁ、そうなるよね...とも考えられる。
  • 終始ずっと味方してくれたあの先生を思っての事もあってのラスト。序盤とは"立ち位置が入れ替わってしまった"事を示唆する対比構造、そして冒頭をなぞった(しかし位置関係は逆転してしまった)描写は「上手い!」と思いました。

という感じで超感激!という程では無いですが、佳作的な感じで楽しめた1本でした。

 

2017/07/02 22年目の告白 ―私が殺人犯です―/2D/ブルク13

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こちらは特に観る予定は無かったのですが、「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」での映画評は既に聴いていて、その批評が思いの外良いものであった事と、宇多丸氏がネタバレを極力避けていた評論内容だった事もあり、「これは観に行くべきか...?」となって鑑賞する事にしました。

以下感想メモなど。

  • 冒頭描かれていた、一連の事件における犯人の犯行した時代、即ち1995年の描写のされかたが秀逸でした。阪神大震災やオウム等の「実際の映像」を使い、観るものを一気に「あ〜、あの時代だ...」と思わせるに十分な描写でした。キャスト&スタッフロールも95年当時"風"のくすんだ雰囲気でGood。
  • タイトルが出るのも結構遅かった。
  • TV映像(日テレのやつ)の演出も「あー、それっぽいね」というようなもの。パンフレットを読む限り、映像の演出的なところはかなり手を入れて細かく作り込んでいる印象がある。全般を通じて、とても良かったなと思える形でした。
  • 犯人が記者会見場に姿を表した時に流していたプレゼン?資料、あれはどういう風に作ったんだろう...と思ってしまうのは職業病か。あーでもアレはパワポとかでは無くて普通に映像資料か。
  • ああいう(犯人の)露出の仕方をする事で、世間が興味を引く部分は多分にあるのだろうけれど、「"様"付け」まではするかなぁ、とは思った。イベントにも人は集まるのだろうけれど、「キャー」と騒がれるのは...ねぇ。そこは若干の違和感があった。
  • 中盤以降のお話について言及しようとすると、確かにネタバレになってしまうのは避けられないなw
  • 主人公の刑事(伊藤英明)がとある事情で辞職願いを出した際の上司の「やる時はとことんやれ、時間稼ぎくらいならしてやる」という台詞。主人公含めて、時効になってしまった時の悔しさ(の描写)があるからこその、同じ方向を向いていた"同士"的な思いも乗ったこの台詞はじーんときました。
  • 中盤からの意表を突いた展開、そして終盤に掛けての流れなどは邦画としては十分納得の行く、満足するお話の進め方・畳み方だったと個人的には思います。パンフレットを読む限りだと相当回数、脚本を練り直したというからこれは制作陣素晴らしい!という他無いでしょう。
  • 監督の入江悠氏は「SRサイタマノラッパー」で注目していた監督でしたが、いや凄い楽しませて頂きました!先日放送されていたドラマ版「サイタマノラッパー」ではカメラの"ワンカット長回し"を多用しておりそれが独特の風味を醸し出していました。今回の"TV番組生出演"シーンでもそんな雰囲気のシーンがありましたが、あのシーンは監督からというよりも出演陣からの提案だったのですね。(パンフレットに記載があった)

という感じで、こちらはかなり「当たり」の部類に入る作品だったと思います。ネタバレしてしまうとその楽しさも半減してしまうので、事前知識を入れずに、素のままで一度鑑賞してみる事をオススメします!

映画『レイルロード・タイガー』と『ハクソー・リッジ』をハシゴ鑑賞してきた

この日は2本映画をハシゴ鑑賞してきました。奇しくも両方共に『戦争』時を舞台背景とした作品でした。観てきたのはTOHOシネマズ川崎。
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2017/06/24 レイルロード・タイガー/2D字幕/TOHOシネマズ川崎

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個人的には『ジャッキー・チェン最後のアクション超大作』と謳われた『ライジング・ドラゴン』以来のジャッキー・チェン出演作品映画鑑賞。で、これも"意外だな"と思ったのがジャッキー・チェン作品の"吹替"版を"映画館で観る"というのも人生初な気が。TVではそれこそ何度も吹替で観ていますが、こと映画館で、となると『映画館で吹替って、そういえば記憶が無いな〜』と思った次第。

作品のストーリー的な部分については、まぁジャッキー作品でもあるし、そこまで真剣にというか、重視しては観てなかったですw こういうのはジャッキー含めアクションシーンを楽しく観られればという感じ...でしたが、アクションシーン満載という感じでも無かったですね。ジャッキー本人のアクションは控えめ。

ライジング・ドラゴン』でも出ていた張藍心(ジャン・ランシン)、今回は日本人役という事でしたがアクションは相変わらずのキレのある演技。台詞については日本語を話してたという事でしたが吹替で観たのでその『日本語の喋り方』については聴くことが出来ず。メディアが発売されたら聴いてみるかな。また今回のキャストについては日本軍指揮官:山口を池内博之が演じていましたが、真面目に演じる部分とコメディタッチで演じる部分、双方のバランスが取れていて良かったと思います。

戦争映画なのに途中、コメディタッチ多くね?とか、これは茶化し過ぎじゃないの...?とか思う部分も散見されましたが、パンフレットを読む限りだと制作側の意図的な部分があったようですね。戦時中における日本軍の描き方も(中国側からしたら)もっと極悪に、もしくは日本軍を貶める様な描き方も出来たのではと思いますがこれはこれであまり酷くなり過ぎないようなところで押さえていたのでは、と思います。

作品中では息子のジェイシー・チャンとの共演もあり、『親子共演』を意識的に盛り上げているシーンもあったのですが、パンフレットには言及している部分はおろか、ジェイシー・チャンのプロフィール紹介も写真も無し。キャスト的にはそこそこの扱いだったのに...(唯一解説部分で僅かに名前の言及があったくらいか) まぁ、過去に犯した過ち(麻薬を使用した疑いで懲役6か月の実刑判決)の大きさがここまで(の影響)なのか?!とびっくりしました。

エンドロールはジャッキー映画毎度お馴染みの『NGシーン』。改めてこの方式で観るに、物語を振り返りつつも撮影現場の実際の雰囲気を垣間見る事が出来て、いや素晴らしい発明だなーと思いました。

ジャッキー・チェンの映画については9/1にも『スキップ・トレース』が新作として公開される予定。こちらは"いつも通り"のアクション映画として楽しめそうです。


 

2017/06/24 ハクソー・リッジ/2D字幕/TOHOシネマズ川崎

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こちらについては予告編等で非常に興味深く惹かれるものがあったのと、久々メル・ギブソン監督作品という事でチョイス。

ウリの1つとなっていた「凄惨な戦争描写」はいつ出てくるんだと思いきや、前半はアクションらしいアクションは軍内での訓練シーンがあるくらい。それもまぁ、極普通のテイストのものでした。ですが「沖縄上陸前」と「沖縄上陸後」でガラリとテイストが変わり、これでもかとグロ満載の戦争・殺戮描写のオンパレード。こんな状況で、精神状態で居なければならないなんてそりゃあ精神も病むわなぁ...と。ある意味十分な「反戦映画」の役目も果たしてるんじゃないかなと思った次第(こんな目に遭う"戦争"なんて嫌だ、的な)です。

っていうか、この映画PG12指定だったんですね。てっきりR指定かと思ってたw

日本(沖縄)が舞台という事で日本軍の描かれ方も気になるところではありましたが、個人的には「ちゃんと描いてくれていた」と思います。実際の日本軍の状態はもっと厳しいものであったようなので「良く描いてもらった」的な部分があるのかなとも思いましたが。

以下、気になった関連記事など。