日々の出来事や調べ物に関するネタを備忘録(Memorandum)として残していくBlogです。

映画『フィフス・ウェイブ』と『ズートピア』を観てきた

今年のゴールデンウィーク期間は何気に鑑賞しておきたい作品も多いという事で、この日は2本ハシゴ鑑賞してきました。場所は109シネマズ川崎。

そして鑑賞した映画はこちらの2本。『フィフス・ウェイブ』と『ズートピア』です。
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2016/04/29:フィフス・ウェイブ/2D字幕

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クロエ・グレース・モレッツ主演最新作。宇宙人侵略モノなのでどんな世界が展開されるのかな?と期待していた部分もあったのですが、思いっきり肩透かしを喰らった形となってしまいました。『スケール感、小っさ!』というw

予告編で衝撃的・特徴的な映像が続いていたので本作でもそのような雰囲気が続くのかなと思っていたのですが、威勢の良かったのはどうやら最初だけだったようで...CGを多用すれば良いというものでは無いのかも知れないですが、"宇宙人による侵略"、"侵略される恐怖感、緊張感"を感じられる場面があまり無く、淡々と進んで行った感がありました。

だいぶむか~し、日テレ系列で『V』(ビジター)というテレビドラマが放映されていましたが、鑑賞後この作品がふとイメージとして浮かんで来ました。雰囲気というか予算感?はこの辺りに近いのかな〜と個人的には思いました。

演技とかはそんなに悪くなかったかな〜とは思うけど、細かい突っ込みどころもあったり、何より『肩透かし感』が半端無かったので残念ながら今年映画館鑑賞作品の中では暫定最下位に位置付けさせて頂こうと思います...w


 

2016/04/29:ズートピア/2D字幕

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2本目の鑑賞作品はこちらの『ズートピア』。ディズニーアニメを映画館で観る、というのは何気に初めてなような気がします。以前BoxOfficeの情報を見て海外でものすごい記録を作っている、ってのを観てこれは面白いのかものな、と思い2D字幕版を鑑賞。

で、鑑賞後の感想。『ディズニーさんパネェ。』の一言に尽きます。

表向きには可愛い動物たちが沢山出て来て、夢を諦めないで頑張って行こう!的な雰囲気ではあるんだけど、構造的にはもろに人種・種族間における問題を扱っていて色々と考えさせられる部分もあるものでした。パンフレットの1ページ目を開いたところにはこんなフレーズが載ってるけど、まさにそう。
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ストーリーも十分に練られていて伏線回収もちゃんとされているし、描写の細かさも感心するところあり。(水の中を移動するシーンがあるんだけど、その前に防水対策としてスマホをちゃんと袋の中に入れているところとかは短いシーンだけど『細けぇ〜』と思いました。) また、『種族』や登場人物達の個体の『サイズ』等の"ギャップ"を上手く扱って表現しているところもポイントでした。種族に関する部分は物語のベースともなっている部分なので勿論と言えば勿論なんだけど、様々な動物が織りなすサイズ感のギャップを上手く使っているところとか、生き物毎の特徴を活かしたシーン等はさすが、上手いな〜と思いました。予告編でもチラリと出てくるナマケモノのシーンについては、自分も声出して笑っちゃってました。(他の観客も同じく皆笑ってました) パンフレットを見るとこのシーン、アメリカでの実体験というか実風景を皮肉った形でもあるらしいので、アメリカでの上映時はこの部分、日本以上に爆笑だったんだろうな〜と想像。

今回は上映スケジュールと混雑状況から2D字幕版を鑑賞しましたが、予告編の動画を観る感じだと吹替でもあんまり違和感無く楽しめそうな気はします。(声優では無く芸能人が主要人物の吹替を担当するのどうなの?問題が気になったけど、当作品はそこまで心配しなくても良さ気っぽい)

作品のテーマがテーマなので子供には難しいかも?というのは確かにあるかも知れませんが、私個人的にはとても満足出来た作品でした。2016年鑑賞作品、暫定1位としたいと思います。