日々の出来事や調べ物に関するネタを備忘録(Memorandum)として残していくBlogです。

映画3本ハシゴ鑑賞してきた(レヴェナント/シビル・ウォー/アイアムアヒーロー)

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前日の『2本ハシゴ』に引き続き、この日もハシゴ鑑賞してきました。当初は2本の予定だったんですが、タイミング的に行けそうだったので都合3本ハシゴする形に。相当体力使いました...。

観に行ってきたのは109シネマズ湘南。こちらは駐車場サービスが映画1本あたり(駐車時間)4時間サービスとなる嬉しい仕様になっており、これもあるので最近の映画鑑賞はここを良く使ってるんですが、このサービス時間は『"最大"7時間』までとなっている模様。ここからプラス1本観ても、もしくは食事や買物等を割引対象店舗で行ってもここから増えるという事は無いみたいです。

一気に3本観てきたのでそれぞれの感想は簡潔に。

 

2016/04/30:レヴェナント 蘇えりし者/2D字幕

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という事でまずは1本目。先日のアカデミー賞でついに主演男優賞を獲ったレオナルド・ディカプリオのあの作品です。

アカデミー賞授賞式でも話題になってましたが、『熊に襲われるシーン』の臨場感は半端無かったですね。当然ながら『本物の熊』では無いのですが、臨場感たるや物凄い事になっています。このシーンだけでも観た甲斐があったかも。

前半に熊ちゃんに襲われて瀕死の状態から回復するまでは言葉らしい言葉を発する事が無かったのでディカプリオの文字通り『体を張った』演技が続く訳なのですが、これもまたすごかった。鬼気迫るものがあった様に思います。自然光のみを使った撮影風景も目を奪われる様な風景がGood。長回し撮影についても幾つか見せ場があり、これ相当撮影に苦労したんだろうなぁというのを伺わせるものがありました。

全体的に話としては落ち着いた感じではあったので、2時間半は個人的には若干長く感じられました。全体的な評価としては及第点な感じ。

町山さんの作品紹介動画(ラジオ音源)も貼っておきます。

早目の夕食

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2本目鑑賞までに時間が幾らか空いてたので飯休憩。本当は1本目の前に行っときたかったんだけど丁度昼時というのもあったのでこの時間帯(夕方4時台)としました。限定メニューのメイン(左側のやつ)がこの時間帯まで残ってたのは嬉しかった。


 

2016/04/30:シビル・ウォー キャプテン・アメリカIMAX 3D字幕

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2本目はこちら。『マーベルシネマティックユニバース(MCU)』待望の最新作です。こちらのシリーズについては何気にこれまで殆ど観てきていなかった(過去シリーズの多さに若干予習を躊躇していた)のですが、そのまま観ずにいるのもアレかな〜と思い、この度一挙12作品をiTunesでまとめて鑑賞。最低限の体勢は整えた上での鑑賞となりました。(シビル・ウォーのアメコミ版も...とは思いましたが、予想以上に冊数が多いのでこちらは断念)

登場人物級的には『アベンジャーズ』級の超豪華布陣でしたが、タイトルにもあるように『キャプテン・アメリカ』シリーズの1作である当作品、テイストとしてはやや落ち着きのある感じだった様に思います。過去作品であんだけドッカンドッカン街中を壊しまくっていた(→結果今回の物語の発端ともなった展開)というのもあり、あんまり派手さは無かった様に思います。ヒーロー総登場のシーンも無人(?)の空港だし、アイアンマンとキャプテンアメリカの戦闘シーンも基本、人の居ないとあるシーンだったし。

とは言え、ヒーロー大戦的な空港でのバトルについては良くここまでのクオリティで、皆を上手い感じで過不足無く登場させてまとめ上げたな〜と感心しきりでした。今回の新入りヒーローとなったスパイダーマンに関する部分も良かったと思います。往年の名作映画をネタにした締めにもニヤリ。

これまで予習してきたMCU作品全12作を観てからの鑑賞だったので諸々の人物像を追えた楽しみはあったけど、MCUシリーズのうちの1作品、今後の展開に繋げるための1作品というような位置付けの作品という感もあったので、作品単体ではすごく感情を揺さぶられるとか、インパクトのある部分はそこまで無かったかなという印象。『バットマンvsスーパーマン』との(コミックシリーズ)比較では"映画での初競演"、"ワンダーウーマン登場の衝撃"あたりもあり、個人的には現時点で僅差で『バットマンvsスーパーマン > シビル・ウォー』という並びにしておこうと思います(DCコミックスシリーズの方が作品数少ない、キャラ単体の作品が無いので描き込みに深みが無いのでは、等のツッコミもありますが)。MCU関連作品も全て予習鑑賞終えたしDCコミックス側も現時点では関連2作品(マンオブスティール、バットマンvsスーパーマン)を見終えているので今後は両シリーズをより客観的に比較出来るのかなと。

ちなみに両シリーズの次回作についてはMCUが2016年12月公開の『ドクター・ストレンジ』、DCコミックスが2016年09月公開の『スーサイド・スクワッド』になる模様です。


 

2016/04/30:アイアムアヒーロー/2D

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予告編と映画秘宝6月号の特集を観て『これは面白いかも』と思い鑑賞候補作には上げていた作品。G.W.期間中どこかで観れれば良いかな〜と思っていたものの、この日2本目を終えた時点で丁度良い感じで公開スケジュールが空いてた(2本目終了後30分後位に上映開始)ので思い切って同日3本目の映画鑑賞に踏み切りました。

感想としては『邦楽でもここまで出来るんだ〜、面白かった!』という感じ。スケール感からしたらハリウッドの同系列作品には及ばない部分は確かにあるかと思いますが、アクションの描写(殊の外スピード感があったのには嬉しい驚きだった)、物語のテンポの良さ、ゾンビ描写(これはハリウッドにも負けてないような気がする。R15指定にする事で徹底的に拘る描写が出来たのはとても良いと思いました)。主要登場人物(大泉洋有村架純長澤まさみ)もそれぞれ良かったと思います。"テレ東"の扱いのくだり、"てっこ"こと片瀬那奈の迫真の演技(撮影ではノリノリだったらしいけど、ホント良くここまでやってくれたもんですな...)。『邦画だからまぁ、ね...』というようなこちらの予想を良い感じでハードル飛び越えて来てくれてました。締め方が若干どうなのかな?と鑑賞時には思ったけども、原作自体もまだ終わってない(そろそろ終わるような展開らしいけど)ので、形としてはこの落とし所もまぁ止むを得ないかな、という感じ。15歳以上でグロ描写が平気という方であれば是非オススメな映画だと思います。



という訳で初の『映画館で同日3本ハシゴ鑑賞』となったこの1日。想像以上に体力を消費する形となりました。家で動画/DVDでの映画鑑賞なら同日3本以上というのは何度かありましたが、また3本中2本は体力の消費を考慮してゆったりくつろげる『エグゼクティブシート』での鑑賞としたのですが、都合半日近く映画館に入り浸り、7時間もの間映画を観ているというのはかなりハードな挑戦となりました。どれも一定のクオリティ以上の面白さだったのが救いですw