日々の出来事や調べ物に関するネタを備忘録(Memorandum)として残していくBlogです。

「シュガー・ラッシュ:オンライン」と「パッドマン 5億人の女性を救った男」をハシゴ鑑賞してきた

この日は2本観てきました。鑑賞場所はいずれもブルク13@桜木町

 

2018/12/26(水) シュガー・ラッシュ: オンライン/2D字幕/ブルク13

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こちらの作品もSNSの評価では「良い」という情報を聞いていて、またCMでも流れていた「プリンセス勢揃い」の何とも贅沢な使い方が鑑賞欲をそそっていたので「これは観ておかねば」と思い事前に以下3本を復習の後鑑賞。SNSでは「前作」と「ムーラン」を観といた方が良い、という事で観ましたが前作のネタ拾い度には笑いました。完璧におじさん殺しに来てるだろうw


という事で本作。

インターネットが舞台という事で設定や「あるある」ネタもそれにちなんだものが採り上げられていたけどまぁそれなりに...という感じだったかなぁ。情報的にも2018年現在というよりも一昔前感があった気がする。お話としてはまぁそこそこ。予告で出てた「プリンセス勢揃い」シーンは来るぞ来るぞ...来たー!って感じ。やはりコンテンツ、キャラの凄さがこれだけ集まるとチョイ見せのシーンでも「強さ」が全然違いますね。また『ディズニー』としての強みを活かした(?)その他キャラクターも惜しみなく出してくるところは太っ腹でしたねぇ。スターウォーズはまだしもマーベルやまさかのスタンリー御大(!)まで出してくるとは驚きアンド嬉しみ。あとDC方面からもガル・ガドットが声の出演していたのも何とも贅沢感溢れる感じでした。トータルでは70点くらいというところでしょうか。最低限前作「シュガーラッシュ」を観ておくと存分に楽しめると思います。

 

2018/12/26(水) パッドマン 5億人の女性を救った男/2D字幕/ブルク13

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何かの映画雑誌でその存在を把握、これはちょっと要チェックかなー位の感じで記憶にはあったこちらの作品。公開を迎えたという事ででは観てみましょうか...という形でハシゴ鑑賞実施。

タイトルこそ「始球式ノーバン投球」的な若干の空目を思わせるものでしたが、内容的には非常に良かった...!

インドに於ける生理用品(ナプキン)の普及奮闘を描いた内容なのですが、「...そんなになのか?!」と言うほど険しい道程、立ちはだかる障害の数々。まぁこの辺りはこれまでのインドの宗教観や風習に拠る部分もあるので致し方ない部分でもあるのですが、それにしても良くぞ心を折れずここまで頑張って来られたんだなぁ...としみじみ。

終盤、主人公が国連に招待されてN.Y.で演説を行うのですが、11分の"リングリッシュ"(主人公ラクシュミのイングリッシュで略してこう呼んでた)は拙い英語ながらもかなり心に沁みる素晴らしいシーンでした。(パンフレットを読むと、何とこのシーンは一発撮りでOKが出ていた模様)

ナプキンを怪我の救急手当に用いていたことを褒めてたお医者さん、ラクシュミの名言に一晩夜も眠れず想いを伝えた大学教授、そして"最初の顧客"となり途中からラクシュミの普及活動をサポートする形となった製品名の名付け親でもあるパリー(この人すっごい魅力的でしたね...)。折々で心が折れそうになるラクシュミを奮起・サポートしてくれる存在の大切さと初志貫徹したラクシュミの素晴らしさに心打たれた作品でした。これは鑑賞オススメ。


映画の元となった"本人"、アルナチャラム・ムルガナンタム氏のTED動画です。