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映画『ザ・フォーリナー/復讐者』を鑑賞してきた

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昨日(5/3)は1本目の『名探偵ピカチュウ』の後にこの日2本目となる『ザ・フォーリナー/復讐者』を観てきていました。

鑑賞場所は109シネマズ川崎。1本目鑑賞時のチネチッタではしご出来れば良かったんですが、上映時間の都合上映画館をはしごする形に。

こちらが予告編。観て頂くと分かるんですが、これまでに無かったような(無さそうな)テイストのジャッキーが観れるのでは?と海外予告編を観た当初から気になっていたところでした。今回こうして日本でも上映される事が決まってホッと一安心。

以下、感想など。

  • 総評としては『いやー、良かった。満足満足』といったところ。
  • 冒頭娘さんをテロ活動(爆破)で失ってしまうくだりからもう、涙腺がヤバい感じになってました。ジャッキー映画でこういうのって個人的には今まで無かった。
  • ジャッキー自らコメントしているように、当作品では『笑顔』が殆どありません。冒頭娘さんを迎えに行った車中での会話の時くらい。クライマックスにテロリストのアジトに潜入する時も笑顔を一瞬見せるがこれは"後程復讐するための"演技なので...
  • 一番の驚きというか良かったポイントは『ジャッキーが刃物や銃器を使って、明確に殺人を行っている』というシーンが観れた点。ジャッキー映画って相手を打ちのめしたりはするけれども何やかんやで殺しまでは至らなかったり、あんまり明示的に人が死ぬシーンって映さない(見せない)印象があったので、ああも明示的に『殺し』のシーンを見せていた事に『おぉ...』となりました。
  • 明確に『殺し』のシーンを見せるのにも物語上の必然性(娘を死なせたテロリスト犯を見つけ出して復讐するため)があって、この作品のストーリーのベースにもなっているのだけれども、結果として観ているものの溜飲が下がる結果となったのも安心できたポイントかも。っていうかあんな辛い目を観させられたらジャッキーの方に肩入れしちゃうでしょぉ...(泣
  • そんな流れの中で『怖いジャッキー』『相手を追い詰めて仕留めるジャッキー』が観れたのはポイント高かった。公式サイトのストーリー解説のところにあるこの文章も『...せやな』というしかない説得力w

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  • ピアース・ブロスナンとの共演もトピックの1つとして挙がっていました。氏が演じる北アイルランド副首相及び周囲の面々が、話が進んでみるとまぁまぁのクズ度合いでして...そんな面々を、最終的にはちゃんと"対応"してくれる展開にも安堵したところです。

という訳で、当初は『まぁいつものジャッキー節を見届ける作品になりそうかなぁ』と思っていたところを裏切られた(良い意味で)形となりました。シワシワおじいちゃんジャッキーの新しい(珍しい?)一面が垣間見える作品です。個人的にはオススメ。