日々の出来事や調べ物に関するネタを備忘録(Memorandum)として残していくBlogです。

立川シネマシティにて『マッドマックス 怒りのデス・ロード <ブラック&クローム>エディション - 怒りのデス・爆音上映』を観てきた(V18)

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あなたのハートに、スカリフィケーション!
(※冒頭お知らせリンクの先頭文章より引用)

はい、という訳で2015年アカデミー賞6冠を達成した当作品、かねてから登場が期待されていた『ブラック&クローム』エディションの劇場版がここに来て公開される事が決まり、メディアについても発売が決定しております。(※速攻で予約注文済)

この公開を記念して、『英雄の館』こと立川シネマシティでは何ともトチ狂った素晴らしい形式での上映が告知されました。それがエントリTOPに展開したリンクの『【怒りのデス・爆音上映】』です。

公開告知ページを見てみましょう。
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あの建物ごと揺らす凄まじい重低音を生み出すサブウーファー〝1100-LFC〟をこの2日に限りさらに倍の4台に。
本作を「生涯消し得ぬ記憶」として精神と肉体に刻み込んでいただくため、シネマシティは「極上」を返上し、荒ぶる。
足せば良いってもんじゃないだろう...(嬉

という訳で2017年初シネマシティ。昨年11月の『シン・ゴジラ』日本語極上爆音以来の立川詣で。前回同様、圏央道経由で爆音を響かせ(法定速度で)爆走しながら来ました。高速は空いてたのですが国立府中を降りてからシネマシティ近辺の駐車場に行くまでに予想以上の時間が掛かってしまいました。感覚的には横浜方面(鎌倉寄り)から2時間〜2時間30分の余裕を見ておいて1時間30分くらいで到着出来れば上々、というところでしょうか。(※個人的備忘録として)
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座席は申込み開始直後からアクセスが殺到し、ものの十数分で『デス爆上映』のチケットは完売しておりました。個人的には爆音なら最前列でしょう!派なので今回も最前列に挑むべく計2日間のデス爆上映チケット取得に臨んだのですが残念ながら最前列はゲット出来ず...(T_T それでも何とか前目の席は無事確保。
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毎度お馴染みの様式美をスクショ。
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ワンドリンクサービス。引き換えに例のトレードマークスタンプ。
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パンフレット。何と今回の『ブラック&クローム エディション』特別仕様!(※ちなみに購入はこれで3冊目)
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こちらがパンフ実物。
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そして今回の特別仕様の一部。在庫もそこまで多くは無いと思うので気になる方は劇場でお早めの購入を!
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入り口前の壁にはこのような形で寄せ書き的なものが掲げられていました。年季と愛情が感じられますね。
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以下は本編上映前以降の感想や雑感など。

  • 事前アナウンスにて『上映は予定時間直後に始めます』と発表あり。映画泥棒も無し。...という事はあの展開ですよね、という事で劇場暗転、遠山武志企画室長が例のマッドマックスの音楽に併せてスポットライトに照らされ登場。
  • シネマシティにおいて当作品がいかに長く上映され、愛されて来たか、これまでの敬意を語り、『すみません、発表内容について嘘を付いている部分があり、お詫びをしなければなりません』と切り出し、追加したサブウーファー、発表内容では2倍の4台では無く、3倍の6台であったと告白。曰く『4台だとバランスが悪かった。マッドマックスはアートだから(そこは妥協しちゃダメでしょう)!』との事でしたが、まさかの予想を裏切る"嘘"に観客は大喝采。ちなみに追加分のサブウーファーはレンタルらしいです。

  • 公開前のお馴染み展開、ニュークスよろしく銀のスプレーを口に吹き掛け『俺を見ろ!そしてマッドマックスを見ろ』についても今回やった訳ですが、映画シーンの様な『口周りへのスプレー吹き掛け』では飽き足らず、何と顔全体への銀スプレー吹き掛け敢行!顔一面が銀スプレーで塗りたくられたSo shiny, so chromeな遠山さんの顔を見れただけで100点満点中100万点は行っていたと思います。


  • 本編開始、良かった点と悪かった点についてそれぞれ分けて書いてみる。(※監督のジョージ・ミラーもブラック&クロームエディションについては良い点悪い点双方あると語っています)
  • 良かった点:
    • さすがサブウーファーが計6台あるだけあって、振動の"圧"は半端じゃなかったです。冒頭V8エンジンの回転アップも、これまでに無い『音の乱暴さ』が迫ってくる感じでした。ウォータンク&ウォーボーイズのくだりの部分でも爆音振りは良かったですねぇ。というか、あまりの爆音振りにスクリーン(の表示)が揺れていたような気がしていますw
    • 音圧の凄まじさで言えば、ドゥーフウォーリアーがギターからの炎で初登場、の例のシーン。白黒ならではの深みと、めちゃくちゃな音の圧で思わず笑ってしまい、そして凄さにちょっとウルっと来てしまいました。
    • 白黒にした事で『見えていなかったものが見えた』『強調されていなかったものが白黒表示によってくっきり見える様になっていた』という感じで色々発見がありました。
      • 序盤の砦のシーンで、砦と砦をつなぐ橋?的なものに人が移動していたり、ウォーボーイズの表情がくっきり見えるようになっていましたね。
      • 表情という点で言えば、イモータンジョーの5人の妻達の表情も良かったなぁー。より綺麗に、表情細やかに見えていました。
      • 砂嵐の部分も砂煙の表現がカラー版と違ってとても良い感じ。この部分は実際はCGによる作成でしたが、白黒になった事で『本物の砂嵐を映したんじゃないか』と思えるような臨場感があったように思います。
      • フュリオサがニュークスに吐いた唾もちゃんと見えてたw
      • 人食い男爵の『乳首カフス』も強調されていた様に思います(しろめ
    • 白黒になった事で、『不朽の名作』感が半端無く滲み出てきたように思います。まぁ当作品は白黒で無くても既に不朽の名作ではありますが。ちなみに字幕はクリーム色っぽい感じでした。
  • 悪かった、というかイマイチだったかなーと思う点:
    • 白黒になった事で見え辛くなったシーンがあった、という点がやはり挙げられるかと思います。
      • ドゥーフウォリアー登場のシーンは、白黒表示となった事で目立つ感じで無くなってしまったのがちょっと残念でした。あの赤い衣装であのギターであの赤い炎を青い空・黄色の砂に!というのが醍醐味でしたので、その鮮やかさが白黒表示で無くなってしまったのはちょっと勿体無かったですね。
      • 炎・爆発周りのシーンも概ねそんな感じ。
      • 運転ロックのシークエンスの『赤、黒、...』についても(赤)色が無くなってしまったので若干の分かり辛さが。
      • 夕日のシーンも然り。
      • 夜のシーンについては『この流れで行くとどういう風に見えるのかな?』と若干不安でしたが、これはこれで趣のある見え方をしていた様に思います。全般的に暗かったので見辛いのは見辛いですが。夜闇の中でイモータンジョー軍の車のヘッドライトが眩しく光っているのは渋くてアリ。
  • そう言えば、イモータンジョーがニュークスにスプレーを吹き掛けるシーン、やり取りの後に速攻ニュークスに対して吹いてるよね?この『手際の良さ』は普段からジョー様は銀スプレーを吹き掛ける事が多いのかな、すぐに『シューッ』って出来るように練習してるのかな、とふと思った次第でした。


マッドマックス 怒りのデス・ロード』、これにて通算18回目(V18!)の鑑賞となりました。また何かの折で公開された際には観に行っておきたいですね。次なる目標はV24!(V8x3)かな?

点数としては100点満点で100万点というところでしょうか(いきなりの点数インフレ)。2017年、これから出てくる映画はこの一つの"基準"をいかに超えてくるか、億点レベルを弾き出して来るか、注目して行きたいと思います。