日々の出来事や調べ物に関するネタを備忘録(Memorandum)として残していくBlogです。

映画『沈黙‐サイレンス‐』を観てきた

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予告編(館内上映)で印象深かった事もあり、鑑賞作品候補に挙げていたものをこの日観てきました。

鑑賞場所は109シネマズ湘南。この日はこの作品を観る前に『ザ・コンサルタント』も観ていました。なのでハシゴ鑑賞の形となります。

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以下鑑賞後の雑感。

  • 沈黙でサイレンスだと『頭痛が痛い』みたいな感じやねと思ったけど突っ込まないでおく
  • この作品、やけに長いなーと思ったらこれ上映時間161分もあった!途中上映中にイビキかいている人が居たけれど、特にドンパチとかがある類の内容・展開では無いので致し方無いかなーという部分もあり。個人的には全然ダレる事無く、集中して鑑賞することが出来ました。(←これ、劇中の『いびき』に似たような音声と聴き間違えた可能性アリ。確かにそんなシーンがあったのでもしかしたら勘違いかも知れません...)
  • 『面白い』と言われるとアレだけど『すごい』『クオリティの高い』映画だったなーと思う。
  • 窪塚くんシャシャり出過ぎ!と思った感もあったけどああいう展開になるとなるほどね...となる
  • 中盤位からはただもうずっと苦しかった。何であんなに苦しまなければならないのだろう...
  • 途中で宣教師や切支丹の面々に酷い仕打ちを仕掛けているところを見て『日本人ひでぇなぁ...』とも思ったが、日本側は日本側で守るべきものがあったのだなぁと様々な描写を見て思うなど。
  • イッセー尾形浅野忠信塚本晋也辺りの方々の演技は素晴らしかったと思います。イッセー尾形のあの何とも言えないフリーザ様感とでも言えば良いのでしょうか。一定の理解もしているところが何とも。浅野忠信も微妙な位置関係の役どころを素晴らしく演じてたと思う。塚本監督は途中○攻めに合うシーンがあって『うぉ...これどうやって撮影したんだろう』と思ってパンフレット見たら実際にやってたと言うではありませんか。となると両サイドの方々も同様に...お疲れ様でした...。
  • っていうかさ、ここまで日本人キャストが出ていて英語や日本語のやり取りが違和感無く、日本の文化表現が違和感無かったのって珍しいといえば珍しい。パンフレット見ると日本ならではのシーンは日本スタッフ・キャストに任せた(口は出さなかった)らしいけど、良い方向に収まりましたね。
  • でも、あの時代、英語をあんなに流暢に皆話せたものなんですかね?時代背景的に。切支丹の人達も英語どうやって学んだんだろう?意思疎通があまりにもスムーズだったのでその辺が若干気になりました。
  • あの踏み絵シーンでの無音は印象に残った
  • 最後、あの(奥さんの)心遣いは相手(旦那さん)にどう届いたのだろうか...。
  • 『沈黙 -サイレンス-』ってタイトル、観終わってから改めて振り返ってみるとある意味ネタバレしてたのね、とも言えなくもない気がした
  • そしてアダムドライバーはやはり面長である

作品のテイスト的にスッキリ爽快!的なものでは無く、『楽しかった・面白かったか?』という内容ではありませんでしたが、とても見ごたえのある、観て良かったなーと思える作品でした。