『アサシンクリード』と『劇場版ソードアート・オンライン』をハシゴ鑑賞して来た
3月も積極的に映画鑑賞を重ねて行きたいと思います。という事でこの日も2本ハシゴ鑑賞。鑑賞場所はいずれも109シネマズ湘南。
2017/03/04:アサシンクリード/IMAX 3D
予告編の告知が劇場でも結構な押し度合いだったのもあって『いっちょ観てみるか』という感じで鑑賞。ちなみに原作?となっているゲームについては完全ノータッチです。また、ここ最近の鑑賞では『たかが世界の終わり』『マリアンヌ』に続いて通算3度目のマリオン・コティヤール出演作品です。同時期に重ね過ぎだろう日本映画業界。
感想としては可も無く不可も無くという感じ。映像表現については色々込み入ったものがてんこ盛り、という感じではあったけども物語としては特に深みは無かったかなー。都合何度か『退行』をしたけれどもどうやってあのブツに近付いて行ったのか(あまり近付いていった、という感じでも無かったけど)、受刑者達が何で反逆するに至ったのか、というような部分の描写も弱かった様な気がします。
終盤、マリオン・コティヤール扮する女博士の決断で『え、そこで止めとけばその後の悲劇的って無かったんじゃない?』的なところがあって若干興醒めした部分はあったかも。いかにも続編ありそうな感じで終わらせていたけれども正直そんなに楽しみだな〜という感じではありませんでした。40点位かなー。
2017/03/04:劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-/2D字幕
こちらはSNS等で周囲の皆さんが鑑賞しているのを見て『そんなに皆熱中しているのか、ならば』という感じで鑑賞。
ライトノベル/オンライン小説、アニメ等多数展開されているものがあり、『可能ならば事前予習しておいた方が良い』とのアドバイスを頂いたのでアマゾンプライムにてアニメ版第1期14話、所謂『アインクラッド編』までを事前視聴しました。
特典として以下の書き下ろしライトノベルをもらいました。映画本編で語られていない部分についてのスピンオフ的な内容になるようですね。
以下感想・雑感。
- 冒頭、ソードアート・オンライン(SAO)の世界観やストーリー(アインクラッド編)のざっくり紹介はあるものの、やはり事前アドバイスをもらった様に幾らかの予習は必要・観ておいた方が楽しめるというのはあると思います。アインクラッド編以降のシリーズの要素も5〜10%程度はあるような気がするものの、全てを(アニメ編で)予習しようとなると全50話近くを観ないと行けなくなるため、この辺りは時間があればフル視聴する/映画本編を観終わった後に不足分を復習する、という形にすると良いのではないでしょうか。第1期14話(アインクラッド編終了)あたりまでを予習しておくと9割方把握出来る、というアドバイスは的確だったように思います。
- アスナが時折出す『キャー』的な高い声、個人的には『けものフレンズ』の"アルパカちゃん"みがあるような気がしたのは私だけでしょうか...
- あとアスナのおっぱい、ちょっとやり過ぎなんじゃなかろうか...(しろめ
- 『ディープラーニング』ってそういう使い方する技術だったっけ...?
- SAO及び関連するシリーズの世界観に没入した人であれば十分に楽しめる内容だったと思います。ただ私個人としてはSAO世界に入りこんだのが数日前だったので冷静にツッコミを入れてしまった部分が幾つかあったのも確か。多数死者を出して(現実世界では)恐らく相当の社会問題になってるであろうあの(SAO)のシステムについて、えっまだ運用継続してたの?とか今回のARをベースにしたお話も何らかの障害を発症するのであればそこで何かストップ入るんじゃね?とか身も蓋も無い事を観ながら思ってしまったw
- 強さの表現的にはSAOである程度やり尽くした感はあったので『敵を倒す』『レベルを上げる』的な部分は若干退屈さが出て来てしまった様な気はする。
- あと『アインクラッド編』ではヴァーチャルな世界のお話なのにゲームの世界で死ぬと実世界でも死ぬ、という緊迫感があった(そこが個人的には面白かった)ものの、その先ではそういう要素が無くなってしまった(?フェアリィ・ダンス編数話と今回の映画を観ただけなのでもしかしたら『そうでは無い』のかも知れませんが/映画版要素には『そうでは無い』部分があるのかもだけどネタバレになるのでここでは言及しない)ので『結局ゲームの中だけのお話だよね〜』と醒めた部分も出て来てしまった感はありました。
- 終盤ある敵を倒す展開になるものの『もう何でもアリやな』な形になってしまっていたのでそこも若干冷静になってしまった部分はあった。
- 最後、アベンジャーズシリーズみたいな終わり方(続き方?)だったなー
原作関連作品にハマっていた人的には『おお!あの要素(展開)まで!!』といった感じで楽しめる要素が満載な、例えるなら『スターウォーズ エピソード7』でのファンに対する楽しませ方に近い様な気はします。