映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』を観てきた
3連休中、何か良さげな映画無いかな〜と探していたところ『この作品に興味あり』という声を聞き、ならばちょっと観てみようかという事でチョイス。結局3連休中には観に行けなかったけど(予想以上に上映館が少なかったというのもあった)、この日に仕事帰りで観てきました。
鑑賞場所はヒューマントラストシネマ有楽町。JR有楽町駅から程無く近い場所にあり、交通の便的にはとても良い場所にある映画館でした。
観客の入り的には7〜8割と言ったところでしょうか。結構良い感じで埋まっていたと思います。また、この施設は座席の奥行きがだいぶ余裕がある感じでとても寛ぎやすい空間でした。傘立てスペースも設定されており、ちょうどこの日は雨降りだった事もあって活用させて頂きました。
そして感想。予告編を観る感じだとお涙頂戴コースの作品かなぁ、と思ってた節もあったけど、実際観てみると『世知辛いなぁ...』と思わざるを得ないような後味でした。痛烈なお役所批判のスタンスはそこかしこから滲み出ている訳なのですが、それでも物語の展開的に『うぅ...やはりそうなっちゃうのか...』『そしてやっぱり(お役所のスタンスは、こういう風になっても)変わらないのだろうか...変わらないんだろうなぁ...』と鎮痛な気持ちにならざるを得ません。物語の舞台はイギリスですが、翻って日本の場合だとこういった支援体制の部分、どうなってるんだろうなぁというのはしみじみ思った次第でした。決して気分の上がる映画では無いですが、一見の価値ある作品だとは思います。