日々の出来事や調べ物に関するネタを備忘録(Memorandum)として残していくBlogです。

映画「ベイビー・ドライバー」を観てきた

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少し前から予告で上映されていた作品で気になっており、前評判的にも「良い」という事を聞いていたので早速公開初日に観てきました。

鑑賞場所はブルク13@桜木町。実は公開初日現在で神奈川県でこの作品を上映しているのはここブルク13だけという状況。全体的にも上映館は少ないようで、SNS上でも嘆いておられる方々多数でした。
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で、感想。

  • 冒頭の銀行襲撃シーン、映像と音楽が(タイミング的に)マッチした構成となっていたところでもうヤラれてしまいました。「うわこれ楽しそう〜」という雰囲気、こういうノリで全編通しで行くんだろうな〜と思わせるに十分な、エキサイティングなシーンでした。こちらの内容(作品冒頭6分くらいの映像)についてはYouTubeでも公開・展開されています。(本当はこの映像も実際に映画館で観て欲しいんだけど...w)
  • っていうか、本編始まる前(銀行襲撃シーンが始まる前)、若干「キーン」的な音が聞こえているような気がしたけれどもこれはベイビーの"耳鳴り"を表現したものなのかしら?
  • で、次の「ベイビーがコーヒーを買いに行くシーン」もこれまた楽しい感じの映像&音楽がマッチしたシーンとなっています。往路と復路はそれぞれ1カットで見せつつも劇中のシーンに見事に音を合わせています。
  • ベイビー、グラサンのスペア用意良過ぎw
  • 次の「仕事」となる襲撃シーン。殺害されたのを観てしまったベイビーは明らかに動揺しており、その動揺っぷりをドライビングシーンでも表しているのが(冒頭銀行襲撃シーンとの比較も含めて)巧いなぁ、と思うなど。この流れは仕事の後のコーヒー買い出しシーンも含めて踏襲しているのですが、人とぶつかる、コーヒーを配るメンツが居ない(この後殺されている事が判明しますが)、等の「違い」で表現していますね。
  • デボラとの出会い後のコインランドリーからレコードへの映像の転換も好き。
  • 脇を固めるキャラもGoodでした。ベイビーの叔父にあたるあのおじいちゃんとか、ボス(ケビン・スペイシー)の息子のおとぼけながらも実は"デキるヤツ"感とか。
  • 銃撃戦の銃声すらも、音に合わせて発砲しているというこだわり。これらのシーンも個人的にはお気に入りでした。
  • ジャッキー・チェンの「ツインドラゴン」を彷彿とさせる「走って車を飛び越える」シーンあり。
  • 物語のエピローグ的にベイビー自身の展開について語られる部分があるのですが、これがまた涙を誘うんだ...ベイビー自身のした事は勿論決して褒められたものでは無いので当然と言えば当然の展開ではあるのだけれども、ベイビーの性格というか悪になりきれない部分、「人の良さ」的な部分が『あぁ...良かったねぇ...(泣』と思わせて来ており、幸せな気分で映画を観終える事が出来ました。

という訳で、大満足の鑑賞でした。冒頭記載した様に現在上映劇場は非常に少ない形となっています。是非見て頂きたいオススメの作品ですので上手いこと場所やスケジュール調整を行って劇場でご覧ください。