日々の出来事や調べ物に関するネタを備忘録(Memorandum)として残していくBlogです。

映画『カンフー・ヨガ』を観てきた

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今年3本目となるジャッキー・チェン主演映画。

過去2作についても観賞済。ですので年内最後の新作としてこちらの作品も観てきました。鑑賞場所はブルク13@桜木町

以下、感想など。

  • 観終えたあとの感想としては『なんなんだこれは?』という感じに尽きるw SNSでは「白昼夢を観ているようだ」と評したものもあったが、まさにそんな感じ。
  • エンディングに向けての強引過ぎる展開(※後述)も含め、とても優しい世界。
  • アクションについてはそれなりに見応えはあったような気がする。
    • 冒頭の昔話の部分、CG風というかモロCGで事の成り行きを説明していたが、ここについては割りかしダイナミックな感じでしたね。
    • 氷をくり抜いた先にある地下洞窟でのバトルシーン。大声や銃声は洞窟自体にダメージがあるのでそれは無しね、とするルールはジャッキー映画ならではの(毎度お馴染みと言える)アイデア展開。
    • ドバイでのカーアクション。使っている車がどれも超高級車ばかりという事もあったし、ハラハラドキドキしながら(どれだけ金掛けてるんだろうと思いながら)も楽しめた感じ。
    • 一方でやはり「衰えは否めないよなぁ」と感じる部分も。木人トレーニングなどは「レッド・ブロンクス」と比較してみると分かり易いかも。まぁ還暦過ぎているおじいちゃんですしね...
  • 前半で「一帯一路」に関する台詞をサラッと盛り込ませているところに政治的な臭いを感じたなど。
  • ギャグも非常に分かり易い内容を散りばめた形に。スネークカモンのところで細工有り→おじいちゃんの杖奪取、でも浮いてるアレ?なところとか。
    • でもやっぱり車運転してたら何故か車内に虎が居た!ってのは意味分かんねぇww
    • このくだりで最後に「LITTLE JACKIE」の文言が車体に記載されていたのはそもそものジャッキー・チェンの名前の由来に言及する形でしたね
  • ストーリーについては幾つかツッコミを入れたくなる部分もあるが、ジャッキー作品についてはそこを突くのは野暮ってもんよ。
  • 野暮っていうのはあるが、でもそれを踏まえてもエンディングへの強引過ぎる流れはどうかと思ったw この辺が「白昼夢を観ているようだ」となる由縁。インド映画の持つパワーに全部持って行かれたというか。敵方ボス、それでええんか?(ええんやで)と心の中で思ったが観ている人は全員同じような感想を抱いていたと思う。でもアレで良いんだとなるのがインド映画であり、それを見事に取り込んで一つの作品として作り上げたところにジャッキー映画の凄さがあるような気がする。
  • 「この映画狂ってるな(褒めてる)」と思った極めつけはエンドロール。スタッフロールが長過ぎたのか、曲の演奏時間が途中で足りなくなってラスト2分位は無音でスタッフロールが流れる事態に。勿論こんなのは初めて。想像以上に無音時間が長かったので観ていて辛かった...w 周りの人も声には出さなかったが(他の劇場では苦笑等も漏れていたと聞く)、「えっ...?!」と戸惑っていた事は間違いないと思う。

という訳で年内最後の"新作"観賞、非常に印象深いものとなりました。