日々の出来事や調べ物に関するネタを備忘録(Memorandum)として残していくBlogです。

2017年観賞映画 個人的TOP10を振り返る

昨年末に書いたこちらの企画。という事で今年も同じく振り返ってみることにします。

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今年観た回数&作品数について

2017年 鑑賞映画一覧 - shinyaa31's Memorandum

2017年、映画館で鑑賞した回数は合計97回。作品数で行くと合計83本というカウントになりました。当初2017年は「新作を週1本、年間で50本位観ることが出来れば」と考えていたのですが、そのラインを大きく超えた形です。せっかくなら観賞回数も作品数も100本超えを達成してみたかった...という部分も無くはなかったですが、そこであんまり無理をしてもというのもありますし、そこは流れに任せる形で締める事に。

2017年観賞映画 個人的ランキングTOP10

10位: HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY(及びHiGH&LOW各種シリーズ)

「2」は1回、「3」は都合2回観賞。

10位は当該作品を含めた一連の関連作品群をピックアップ。

観賞回数としては都合3回となりますが、この前に「1」をBlu-rayでまず6月に観賞、そこから「ハイロー」世界に引き込まれてしまい、最新作の「3」に至るまでその世界観にハマってしまっておりました。お話のクオリティ、脚本的に言えば他にももっと素晴らしいのは幾つもありますし、客観的にみると破綻しまくってはいるのですが(事実、ほぼほぼツッコミを入れながら観る形となりました)、「この世界はそういうもんなんだ」という感じで観た人を納得させてしまうだけの強引さ、パワー、勢いを持っているキャラクター群の多彩さ・強さがその魅力の理由にあるのかなーと思いました。「2」&「3」のメディア発売が待ち遠しいところです。

9位: 猿の惑星:聖戦記(及び関連シリーズ作品群)

こちらも10位同様、最新作を観る前に過去関連作品を一通り「予習」した上で臨んだ形。1968年版の第1作、及びリブート3部作の「猿の惑星: 創世記」「猿の惑星: 新世紀」を観た上で観賞に臨んだ訳ですが、リブート3部作については「よくぞここまで描き切ってくれた」というような形で"聖戦記"を観終えた時には天晴!という気持ちで非常に感慨深いものがありました。CGのレベルの高さにも驚きますが、登場人物(&猿達)の心情の描き方についても考えさせられるところがありました。

8位: LOGAN/ローガン

こちらの作品については過去関連作品はほぼ未見、キャラ(ウルヴァリン)についても詳細な特徴や正確、経緯等を把握していない状態で観た形となったのですが、中盤からラストに掛けての哀愁漂うウルヴァリン及び関連人物とのやり取り・描写に思わず感極まって涙してしまったのでランクイン。関連作品群を観た上で臨んでたらどうなってたんだろう...と思わずにはいられません。(作品数が多過ぎるのでまだ踏み込んではいない)

7位: ハードコア

観賞後(というか観賞中から)、「なんじゃこれは?!」「すごいものを観たなぁ」と思えた作品。「作品を通して一人称視点で見せる」というアイデアの勝利。いずれも爆音系の上映方式で観た事でより迫力も増した形となりました。4DXやIMAX 3D等は無かった模様ですが、可能ならば観てみたい気もします。

6位: メッセージ

ラストの展開に「はぁぁぁ、そうだったのかぁぁぁ!」と思わず鳥肌が立った作品。勿論詳細を明かすとネタバレになってしまうので言えませんが、観る機会があるならば予習・前提知識無しで臨む事をオススメします。1回観て内容を把握してから観直すのもまた良し。

5位: ジャスティス・リーグ

上映開始日に2回、字幕と吹替双方で観賞。

個人的にはアメコミ映画はDCもマーベルも双方全作品をウォッチし続けている(マーベルについてはX-MENシリーズは除く)のですが、個人的にはDCについてももっと頑張って欲しい・応援しているぞ派な訳でして、ドラマ版フラッシュや(大当たりした)映画版ワンダーウーマンのあの登場曲に完全に打ちのめされたマンな訳でして、この作品も非常に首を長くして待っていた訳です。諸手を挙げてウン億点!というかたちにはなりませんでしたがスーパーヒーロー達をまとめ上げて1つの作品としてドロップしてくれたこと、各ヒーロー達の触れ合いじゃれ合いを描いてくれた事で「ありがとうザック・スナイダー、そしてジョス・ウェドン!」と感謝し、この順位にしたいと思います。個人的には2時間では物足りなかったので3時間くらいのエクステンデッドバージョンがとても観たいぞぉぉ。

4位: ベイビー・ドライバー

都合2回観賞。この作品も7位の「ハードコア」同様、「アイデアの勝利」的な1本でした。ノリノリの音楽に合わせて映像がスピーディに切り替わる展開は観ていてとても気持ちが良いものでした。登場人物のその誰もが魅力的であり、観た後も多幸感に包まれる映画だなぁと思います。

3位: ドリーム

瞬間最高で感極まって涙した度合いで言えばこの作品が今年ナンバーワンかも知れない。上司のケビン・コスナーと宇宙飛行士の振る舞いも超イケメソ過ぎて涙。幅広い年代、様々な人々に是非観て頂きたいと思える作品ですね。

2位: キングコング 髑髏島の巨神

字幕(爆音)と吹替(4DX)で2回観賞。

字幕(爆音)は「初日初見者限定ライブスタイル上映」という形式で観たのですが、この観賞が非常にテンションのアガる・盛り上がる形の内容となっていたので、その部分に負うところも大きいかも知れません。キングコングが夕日をバックに登場した時はその映像の迫力に感極まってしまいました(少し涙もポロリした)。そして最後の最後、エンドロール後のおまけ映像。上映形式も影響していた部分は多分にありますが、「最後の最後で雄叫びが出て終わる」というのはそうそう無いのでは、と思いました。ここまで次回作が待ち遠しくなるエンディングは無いと個人的には思います。

1位: ワンダーウーマン

様々な上映方式で都合4回観賞。

バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」でのブッ飛んだ登場シーン及びそのテーマ曲で一瞬にして虜になってしまい、日本公開に先立って上映されていた米国での評判を聞くにつけ一刻も早く観賞したい...!と待ち望んでいたこちらの作品。ノーマンズランドでの登場シーンからの、あの「ワンダーウーマンのテーマ」に合わせて敵をバッタバッタ薙ぎ倒すシーンを観れただけで、カッコ良さが溢れ過ぎててもう両手でサムズアップ、5000兆点ありがとう!となってしまいました。全編を通してのカッコ良さに合わせて時折見せる笑顔やスットボケ感、またBlu-ray/DVD収録のNGシーン等で観ることの出来るガル・ガドットの素の部分もまたキャラに深みを与えて良きかな、という感じです。早く続編が観たい、そしてDC作品でもちょいちょい顔を覗かせて欲しいところです。


その他印象的だった作品など

個人的TOP10は上記の通りですが、2017年は観賞本数も83本と昨年を大きく上回る形となっておりTOP10以外でも非常に印象的な作品も多数ありました。

  • 『LION/ライオン ~25年目のただいま~』:泣かすぞ泣かすぞというオーラをプンプン漂わせており、案の定泣いてしまった作品。そりゃ泣くよ、ズルいよなぁ...w
  • 『ジェーン・ドウの解剖』:メジャー作品ではない、単館で上映期間も短いような作品でも気になるのはチャレンジしてみよう!と思ったシリーズで観た作品。メチャメチャホラーである意味グロではあるんだけど、何だかグイグイ引き込まれてしまう作品でした。
  • 『MUKOKU 武曲』:元剣道経験者の自分が観ても何の違和感の無い剣道シーンが描かれていて、純粋に凄いな〜と。お話的にもじんわり来た部分もありました。
  • 『ライフ』:「いやー後味の悪い映画ですねぇ(ニヤニヤ」という感想に尽きる1本。
  • 『スイス・アーミー・マン』:観終わった後に「...何じゃこりゃ?w」となった作品。設定だけ観ると「しょーもな!」だけど、料理の仕方でこうも楽しめる作品になるのか。
  • 『ゲットアウト』:系譜的には『メッセージ』と似ている部分があるかもしれない。1度目の観賞である種の驚きがあり、2度目の観賞では別の視点で楽しめる...的な。意表を突かれた作品でした。
  • 『カンフー・ヨガ』:基本的には"ジャッキー印"の定番展開な訳なのですが、ここにインド風味が加わるとこんなにも『えらいこっちゃ』な作品になるのか...という驚き。ラストの展開からエンドロール終わりまでの一連の流れは人生で初めてとも言える体験でした...(しろめ

という訳で2017年観賞映画の振り返りはここまで。本数というか、チャレンジする映画の幅を広げた事で多くの「楽しい」映画に出会う事が出来ました。本数的に同じペースを続けられるかは分かりませんが、2018年も楽しい・面白い映画に出会える事を期待したいと思います。