日々の出来事や調べ物に関するネタを備忘録(Memorandum)として残していくBlogです。

2018年鑑賞映画 個人的TOP10を振り返る

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2016年から始めたこの企画も今年で3回目。振り返ってみたいと思います。

今年観た回数&作品数について

2018年、映画を鑑賞した回数は都合75回。そのうち新作(映画館で観たもの)は56本となりました。

2月〜10月まではこれまでの様に観た作品&日毎の鑑賞記録を付けておくことが出来ず超ダイジェストの形になってしまいましたが、鑑賞自体は継続しておりました。

昨年(2017年)の97回/83本からは大幅に減った形となりますが、むしろ昨年の本数が異常だったのではという気はしていますw

10位: パッドマン 5億人の女性を救った男

という事で本題のTOP10です。

直近今月観た作品を10位にしてみました。舞台はインドですが採り上げているテーマは国籍関係なく全ての女性、全ての人々が関心を持つべきもの。物語としても楽しんで観ることが出来たし、問題を克服して行くところも分かってはいてもしみじみ良さを感じました。終盤のニューヨーク国連演説もこみ上げるものがありました。教育的な視点からもオススメな1本。

9位: イコライザー2

詳細記録は無し、前作を観た上で2018/10/22に鑑賞。

CG多用や超絶アクションで魅せる形の作品ではないため、キャスト含めてどちらかというと「地味」ではある作品なのですが、何というか重厚・渋味・ハードボイルドさで押してくる世界に魅せられてしまい9位にランクイン。主人公の心情や背景なども知ることも出来た当作は鑑賞後「結構なお手前でございました」とお辞儀をしたくなるような気持ちでした。

8位: ミッション:インポッシブル フォールアウト

詳細記録は無し、前作を観た上で2018/08/13に鑑賞。

9位の「イコライザー」とは対極を為すような超絶アクション、豪華CGアンドキャストでこれでもかと贅沢シーンの釣瓶撃ちで「もうお腹いっぱいです(^q^)」となった作品。アクションの無謀さではジャッキーチェンを超えた感もありますね。次は宇宙に行くんでしょうか。

7位: カメラを止めるな!

詳細記録は無し、前作を観た上で2018/08/24に鑑賞。

周囲の評判を耳にした後に遅ればせながら観た形でしたが、アイデアの奇抜さに「やられた!」となった作品でした。

6位: 若おかみは小学生

詳細記録は無し、前作を観た上で2018/10/20に鑑賞。

観る前と観た後のギャップは一番大きかった作品かもしれない。その傷口のえぐり方はズルいよ...(泣

5位: ピーターラビット(吹替版)

詳細記録は無し、前作を観た上で2018/05/31に鑑賞。

ここまでにニワトリの登場を待ち望んだことがあっただろうか。吹替版で鑑賞、千葉繁の渾身の演技(?!)に腹抱えて笑いました。見た目はメルヘン感満載ハートフルな雰囲気なのにやってる事は暴力と殺戮なアウトレイジ感てんこ盛りなギャップも良し。

4位: アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー

詳細記録は無し、2018/04/27に鑑賞。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)総決算的作品、オールスターキャストのこちらの作品。これだけ豪華な構成で「あの結末」に持っていくという意外さ(観終わったあとの客先のざわつきたるや...)も印象的でしたね。衝撃度・注目度からしても文句無しのランクインでしょう。この後控えている「キャプテン・マーベル」と「エンドゲーム」の展開・行方も本当に楽しみです!

3位: ボヘミアン・ラプソディ

IMAX、LIVE ZOUND、極上音響上映とそれぞれ「音のクオリティが良い」とされる上映方式でそれぞれ1回ずつ計3回鑑賞。

この作品の素晴らしさは何と言ってもその「再現度合いの凄さ」によるものだと思います。個人的には名曲を幾つか知っている程度の前提知識でしたが、そんなレベルでも十分引き込まれる曲の強さ、作りの精密さでした。立川シネマシティでの極上音響上映では3回目の鑑賞だったにも関わらず前2回を上回る音の迫力で一番圧倒され、感動した鑑賞となりました。言ってしまえば「ライブをそのまま流した」だけとも言えますが、そこに至るまでの物語(実際は史実と違うところが多々あったようですが、まぁそれはそれとして)を経てのあの"完全再現"とも言えるLIVE AID。本当に「映画館で観ておかないと損する」良い作品でした。


2位: 「バーフバリ」シリーズ(伝説誕生&王の凱旋/完全版を含む)

Amazon Primeと映画館で都合5回鑑賞。この間に社内でもBlu-rayで上映会も行いました。

このシリーズは何と言ってもその「衝撃度」に尽きるでしょう。絵面の豪華絢爛さ、突拍子もないストーリーやアクション展開。最初は到るところにツッコミを入れていたのが、気がつけばマヒシュマティ王国国民としてバーフバリの一挙手一投足を称えるまでに。この世界観は「伝説誕生」と「王の凱旋」で完結してしまっているので「その先の話」は見ることは叶いませんが、ついつい何度も観てしまいたくなる作品であることは明らかです。

1位: レディ・プレイヤー 1

そして今年2018年の第1位はこちらの作品。上映方式を変えて都合3回鑑賞しました。

映画を鑑賞していて、感動のストーリー展開や心情の爆発するシーン等を観て思わず涙がダーとなる事は多々ありましたが、観られると思っていなかった夢のようなシーンを目の前にして、すなわち「嬉しさ」で涙を流したのは記憶している限りこちらの作品が自身初だったような気がしています。都合3回映画館で観ましたがいずれも涙腺が崩壊してしまい「ありがとうスピルバーグ!」という形で鑑賞後に幸せな気持ちになれたのもあり、そんな「別種」の感動が出来たのも初めてでしたので個人的には文句無しで1位に挙げました。スピルバーグ監督にしか出来ない、贅沢過ぎるキャラクターやネタの使い方にお腹一杯。これだけでも十分「ありがとう」に値すると思います。



映画に出てくる「元ネタ」のまとめ。当然ながらネタバレ満載なので鑑賞後に「答え合わせ」で観ることをオススメします。

その他印象的だった作品など

昨年に引き続き、TOP10には漏れましたが印象的だったものを幾つかピックアップ。

  • ヴェノム:絵面のオドロオドロしさとは一転、蓋を開けてみるとヴェノム良い奴&トム・ハーディ良く喋る&トム・ハーディかわいい...という想定外の局面がピックアップされていた良策でした。
  • search/サーチ:こちらは「カメラを止めるな」同様"アイデアの勝利"な1本。と思いきや、ストーリーも良い感じで練られていて楽しめました。
  • 実写化アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル含めた史実の実写化作品:「ボヘミアン・ラプソディ」然り、割と最近のネタをもとにした作品が最近良く見られるようになりましたね。こちらの作品(アイ・トーニャ)もキャストの「似せ方」の徹底ぶりに驚きました(そして笑いました)。
  • 2001年宇宙の旅:歴史的名作を映画館で観ることが出来ました(ブルク13/IMAX)。都合2度ほど一瞬寝落ちしてしまったのですが、大画面で美麗なショットを拝むことが出来たのは良い思い出になりました。
  • マンディ 地獄のロード・ウォリアー:ふとSNSで目にした作品。いざ観てみると「なんかとんでもないものを観てしまった...w」という気持ちにさせられてしまいました。「良作」ではないですw ただすんごい尖った映画だとは思います。
  • マッドマックス 怒りのデス・ロード:なんやかんやで今年も2回映画館で鑑賞(V20, V21)。名作は何度観ても良いですね。


という訳で2018年鑑賞映画の振り返りでした。前年程のボリュームはなかったですが、今年も実に多種多様な作品を楽しめたと思います。来年2019年もペースは同じ位で(これ以上本数を観よう、となるとどうしても単館上映をターゲットにしなければならず、移動やスケジューリングで時間を取られがちになってしまうので程々に)、色々な映画を楽しんで行きたいと思います。