日々の出来事や調べ物に関するネタを備忘録(Memorandum)として残していくBlogです。

「ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(LIVEサウンド)」と「ボヘミアン・ラプソディ(LIVE ZOUND)」をハシゴ鑑賞してきた

この日も2本、映画館でハシゴ鑑賞してきてました。鑑賞場所はチネチッタ@川崎。

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2018/11/17 ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ/LIVEサウンド字幕/チネチッタ

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こちらは社内で「観てみたい」という声が幾つか挙がっていたのでチョイス。"前作"もあるようだったので事前にAmazon Primeで鑑賞後、当作鑑賞に臨みました。

こちらが前作。

で、こちらが今作。

上記予告編でも流れているデル・トロの銃撃シーン(指を前後に動かしながら)は何か好きw「容赦の無さ」は前作を引き継いでいて「半端ねぇな...」と感じる部分多し。終盤頭打たれた時は「えっ...?!」と思いながらも「まぁそういう映画だしな...」と秒で納得しましたしね。あとはヘリで復讐・襲撃しに追い掛けに行くシーン。アングルの格好良さもあるんだけど、この映画の「えげつなさ」を表すシーンとして特徴的だったかなーと思いました。続編にも期待。

 

2018/11/17 ボヘミアン・ラプソディ/LIVE ZOUND字幕/チネチッタ

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こちらは先日のIMAXに続き、2回目の鑑賞。1回目の鑑賞が非常に良かったので、音響に特化したこちらの「LIVE ZOUND」ではいかがなものかな?という部分もありました。結果は大正解。最後の「LIVE AID」については2回目の鑑賞で更に良さが出ていましたね。かなりグッと来てしまいました。

『ボヘミアン・ラプソディ』と『GODZILLA 星を喰う者』をハシゴ鑑賞してきた

この日はブルク13@桜木町にて2本ハシゴ鑑賞してました。


 

2018/11/11:ボヘミアン・ラプソディIMAX字幕/ブルク13

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まずはこちらの作品。

いつぐらいからだろう、かな〜〜〜りのヘヴィローテーションで映画館でも予告が流れていて若干ウンザリしてもいたものの(笑)、でもこれはこれで映画館で観たらかなり"映える"だろうなぁ〜とも思っていたこの作品。

やはりというべきか、初日に観ていた人達の評価が非常に高いものだったのでこの日観てきました。"音が命"な部分がある作品だと思うので鑑賞方式はIMAXを選択。


  • もうね、最初のアレで『あぁ、この作品は良いものだ』と思いましたねw
  • 『過剰歯』という単語を聞いた時はふとさんまさんのような"出っ歯"をイメージしましたが、そういうのとは違うんですね。
  • ちなみに私個人としてはクイーンについては特に熱狂的なファンという訳では無く、代表曲を数曲、知っている程度。幾らか前提知識があった方が良いのかな?というのは観る前に思いましたが、こんな程度でも十分楽しめましたので特に予習は無くても大丈夫だと思います。
  • クイーン及びフレディの"歩み"的な部分についてはだいぶ端折られた感もあるんだろうなぁ、という感じの前半の話の進み方。たぶんクイーンのファン級の人ならば気になるところ、思うところあるんだろうなぁとは思いますが、1つの映画作品・音楽作品として観る分にはあんま気にならないかなーとは思います。
  • 音楽で盛り上げるところについては、元曲のパワーも相俟ってやはりアガりますね。特に『We will rock you』なんかはもう前段からおぉぉ...という感じでした。


  • 映画タイトルにもなった『ボヘミアン・ラプソディ』。映画を観た後だと、歌詞の意味がまた違った意味で突き刺さって来ますね...

そして映画後半、クライマックスの『LIVE AID』の完全再現。何と言っても驚くのはその映像再現度合い。私個人は映画を観た後に以下の『本物』を観たのですが、これがまーそっくり。会場の雰囲気、メンバー各位の素振りは勿論のこと、ピアノの上の"ブツ"までかよ!とそのクオリティに思わず笑ってしまいました。

こちらの作品、間違いなく『映画館で観たほうが絶対良い』、『音響整備が整っているところで観ると更に良い』作品だと思います。オススメです!

 

2018/11/11:GODZILLA 星を喰う者

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ついでこちらの作品。アニゴジ3部作の3作目、締めとなる作品です。過去2作品も劇場で鑑賞していたので、こちらの作品も劇場で観てきました。

劇場ではゴジラさんもお出迎え。
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映画の感想としては...まぁ取り立てて思うところは無かったかな、という感じですかねw 結局のところ、人間ではどうにもならんのか、為す術無いのかよとは思いましたし、対ギドラ戦もガッツリ感が無いのでいまいち盛り上がりに欠けるというか、何かそんな感じでした。最後ハルオが載っていたあのマシンがああいう展開でオジャンになったという事は、テクノロジー的には大幅に後退→暫く地球にとっては危険がなくなる...という解釈で合ってるんですかね。モスラ(?)の登場も一瞬だったのが残念。

ようやく完成したらしい『Godzilla: King of the Monsters』を早く観たくなりました。

『ヴェノム』(IMAX 3D/字幕版)を鑑賞してきた

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マーベル映画新作のこちら。ソニー配給という事でMCU及びスパイダーマンとは(今のところ)関連が無い形で展開されるとの作品ですが、その描写とトム・ハーディが主演するという事で勿論チェック、公開初日の11/2に観てきました。鑑賞場所はブルク13。IMAX 3Dでの鑑賞です。

  • IMAX上映が始まる前の「眼鏡を付けてください」のアナウンスが英語だったけど何故?
  • 物語は冒頭からおどろおどろしさ満点の雰囲気で良い。
  • 前半は概ね、良く喋って色々な目に遭うお茶目アンド面白トム・ハーディが堪能出来ます。直近、無口や寡黙な役どころが多かったのでこれはなかなかに新鮮で良かったでしたよ。
  • そしてヴェノム登場。ちょっと地球に住み着く&エディ(トム・ハーディ)を気に入る理由付けが若干薄いなぁ...とは思いました。
  • でもヴェノム、意外と良い奴だな...w
  • そしてヴェノムとエディのやり取りを見ていると次第に二人のやり取りが可愛く見えてくるのが不思議。
  • 終盤、まさか「あの人」が出てくるとは...?「そこ」は正直期待というか予想して無かったので思わず声が出てしまいましたw
  • エンドロール後の楽しみもありましたね。つかエンドロール自体、かなり長く無かった?
  • エンドロールで流れてたエミネムのこの曲も作品世界に合っててGood。

トム・ハーディ自体、この作品に関してあと2作分の契約を済ませているということなので程無くして続編の話も出てくることとは思いますが、早く続編を観てみたいものですね。

2018年2月末〜10月末までに観た鑑賞映画作品まとめ

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タイトルの"期間"に記載した以前はこちらのブログで映画鑑賞記録を観た後に付けていたのですが、とある事情から書きそびれてしまい、そのままズルズルと「観てたけど書いてない」時期がここまで続いてしまっていました。なので作品名や簡単な感想位を留めるになってしまいますが、まとめて「観た」という記録だけでも書き残しておこうと思います。2月下旬から10月下旬まで、39作品、45回の鑑賞内容となります。11月分からはまた改めて個別に記録として書き残して行く所存です。

合わせてこちらの記録集もUpdatedしました:

目次

2018年02月

 

2018/02/25(日) スリー・ビルボード/2D字幕/ブルク13

  • 個人的評価:Normal/某警察官の役どころが本当にクソofクソだな、と思ったけど裏を返せば物凄い名演・怪演だったのだな、と思うなど。

2018年03月

 

2018/03/02(金) バーフバリ 王の凱旋/絶叫上映/新宿ピカデリー

  • 個人的評価:Wow!!!/例の映画の企画もの。中身については言わずもがな。でも絶叫するかと言われたらそこまででも無かったような。皆行儀良く、マヒシュマティ王国民として王を讃えていた感じw


 

2018/03/03(土) 15時17分、パリ行き/2D字幕/ブルク13

  • 個人的評価:Normal

 

2018/03/11(日) ダウンサイズ/2D字幕/ブルク13

  • 個人的評価:Normal


 

2018/03/15(木) アナイアレイション -全滅領域-/字幕/Netflix

  • 個人的評価:Good!/映画館鑑賞では無くNetflixでの作品。地球外生命体?の描き方や不穏な終わり方をするラスト等、個人的ツボを押さえていて良し。

2018年04月

 

2018/04/15(日) パシフィック・リム アップライジング/極上爆音上映 2D吹替/立川シネマシティ

  • 個人的評価:Good!


 

2018/04/20(金) レディ・プレイヤー ワン/2D字幕/TOHOシネマズ上野

  • 個人的評価:Wow!!!/今年の個人的鑑賞映画1位にほぼ確定しつつある作品。色々な映画のオマージュやら何やらが圧倒的な物量で次から次へと登場する様に、そして終盤の◯◯◯◯◯vs◯◯〇〇のシーンでは「まさかこんな絵面が観れるのか...」と嬉しさで思わず泣いてしまっていました。お涙を誘うストーリーで感極まって...というのはちょくちょくありますが「嬉しさ」で涙を流したのはこれが初めて。鑑賞後思わず「スピルバーグ、ありがとう」となりました。

2018/04/21(土) シャイニング/字幕/Amazon Prime

  • 個人的評価:Normal/若干ネタバレの感もありますが、とある映画で言及されていたこの作品。まだ観た事が無かったので観てみた次第。なるほど確かに再現性の高さが凄い...

 

2018/04/21(土) レディ・プレイヤー ワン/IMAX 3D字幕/ブルク13


 

  • 個人的評価:Wow!!!

 

2018/04/21(土) ペンタゴン・ペーパーズ - 最高機密文書/2D字幕/ブルク13

  • 個人的評価:Normal


 

2018/04/27(金) アベンジャーズ インフィニティ・ウォー/IMAX 3D/ブルク13

  • 個人的評価:Wow!!!/これほどの超大作映画でまさかああいう展開とは...すんごい「この後の展開」が気になるし、早く続きが観たい!!

 

2018/04/28(土) レディ・プレイヤー ワン/4DX吹替/イオンシネマみなとみらい

  • 個人的評価:Wow!!!

 

2018/04/28(土) いぬやしき/2D/ブルク13

  • 個人的評価:Normal

2018年05月

 

2018/05/04(金) アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル/2D字幕/ブルク13

  • 個人的評価:Good!/キャラクターの再現性の高さに驚嘆。あの太っちょも絶対役柄誇張してるだろう...と思ったら現実まんまでワロタ。

 

2018/05/26(土) ランペイジ 巨獣大乱闘/2D字幕/ブルク13

  • 個人的評価:Good!/大味B級映画テイストなんだろうなと思ってたらまぁ大体そんな感じだったんだけど、良い感じに楽しめた一作。

 

2018/05/26(土) GODZILLA 決戦機動増殖都市/2D/ブルク13

  • 個人的評価:Normal

 

2018/05/31(木) ピーターラビット/TOHOシネマズ錦糸町/2D吹替

  • 個人的評価:Wow!!!/外見からのイメージからは全くかけ離れた、凄惨な殺し合い・バトルロワイヤルが楽しめる怪作。千葉繁の渾身の吹替に尽きる。

2018年06月

 

2018/06/02(土) デッドプール2/LIVE ZOUND/チネチッタ

  • 個人的評価:Good!!

 

2018/06/02(土) バーフバリ 王の凱旋 完全版 【オリジナル・テルグ語版】 /LIVE ZOUND/2D字幕/チネチッタ

  • 個人的評価:Wow!!/通常版でカットされていたところがこれまた宜しく、非常に話に深みが出てたと思います。

 

2018/06/03(日) ジュマンジ- ウェルカム・トゥ・ジャングル/飛行機内で鑑賞

  • 個人的評価:Good!/「Alteryx Inspire 2018」に参加する際の移動中飛行機内で鑑賞。これも「ランペイジ」同様、大味かなと思いつつ意外と楽しめる良作でした。


 

2018/06/03(日) レッド・スパロー/飛行機内で鑑賞

  • 個人的評価:Normal/「Alteryx Inspire 2018」に参加する際の移動中飛行機内で鑑賞(2本目)。

 

2018/06/03(日) アナと雪の女王/飛行機内で鑑賞

  • 個人的評価:Good!/「Alteryx Inspire 2018」に参加する際の移動中飛行機内で鑑賞(3本目)。


 

2018/06/24(日) ニンジャバットマン/シネマシティ極上爆音

  • 個人的評価:Normal

 

2018/06/24(日) マッドマックス 怒りのデス・ロード(v20)/通常爆音/立川シネマシティ

  • 個人的評価:Good!/ついにこの鑑賞でV20!(通算20回目となる鑑賞)を達成。何度観ても良いものは良い。

 

2018/06/30(土) ハン・ソロ スターウォーズ ヒストリー/IMAX 3D/ブルク13

  • 個人的評価:Normal

 

2018/06/30(土) ワンダー 君は太陽/ブルク13

  • 個人的評価:Good!/泣かしに来るであろう作品で予想通り泣いてしまった...

2018年07月

 

2018/07/14(土) バトル・オブ・ザ・セクシーズ/109シネマズ湘南

  • 個人的評価:Good!/「アイ,トーニャ」と同様、実話再現系の作品。

 

2018/07/14(土) ジュラシック・ワールド- 炎の王国/2D字幕]/109シネマズ湘南

  • 個人的評価:Normal

2018年08月

 

2018/08/03(金) ミッション:インポッシブル フォールアウト/IMAX 2D字幕/ブルク13

  • 個人的評価:Good!/この人のアクションを極める姿勢は一体どこまでエスカレートするんでしょうか。もう既にジャッキー・チェンの域に達しているのでは...と思わせるクオリティ。

 

2018/08/12(日) エクスティンクション 地球奪還/Netflix

  • 個人的評価:Good!/アントマンでお馴染みのペーニャ扮する役者さんが主人公のSF映画。そんなに豪華な作品では無いけれど、「ほぅ...!」とさせられる展開にニヤリ。

 

2018/08/24(金) カメラを止めるな!/2D/ブルク13

  • 個人的評価:Wow!!!/世間の評判が物凄い感じになってるのを観て実際観てみたらこれまた楽しめた。アイデア・企画の勝利な作品。

 

2018/08/24(金) オーシャンズ8/2D字幕/ブルク13

  • 個人的評価:Normal/ケイト・ブランシェットのオットコマエさに尽きる。


 

2018/08/31(金) アントマン&ワスプ/IMAX 3D字幕/ブルク13

  • 個人的評価:Good!/ペーニャの饒舌語り口は健在(自白剤はあったんだ!)。量子世界での諸々の真相や、あの状態(ラスト)からどうフィナーレ(of インフィニティ・ウォーの)に繋がるのか、興味は尽きません。

2018年09月

 

2018/09/15(土) 銀魂2 掟は破るためにこそある/2D/109シネマズ湘南

  • 個人的評価:Normal


 

2018/09/15(土) ザ・プレデター/IMAX 3D字幕/109シネマズ湘南

『ザ・プレデター』予告編 2 (2018年) - YouTube

  • 個人的評価:Good!/細けぇこたぁ良いんだよ!俺たちの観たいプレデターが観たい!をシンプルに実現してくれた作品なのでは。主人公(男性陣)とオリヴィア・マン扮する博士が意気投合する時の理由が「そんなんでか!w」という感じで良かった。


 

2018/09/21(金) スカイスクレイパー/IMAX 2D字幕/ブルク13

  • 個人的評価:Good!/ドウェイン・ジョンソン様主演映画、今年で3作目の鑑賞。この人の作品は「一見大味そうに見えて実は良作」というのが多い気がする。

 

2018/09/28(金) クワイエット・プレイス/2D字幕/ブルク13

  • 個人的評価:Good!/ちょっと無理があるかなーという設定でしたがそこそこ楽しめた。怖い作品というより静寂からの驚かしを如何にさせるか、みたいなところはあった。

 

2018/09/28(金) DTC 湯けむり純情篇 from HiGH&LOW/2D/ブルク13

  • 個人的評価:Normal

2018年10月

 

2018/10/20(土) スカイライン 奪還/2D字幕/ブルク13

  • 個人的評価:Normal

 

2018/10/20(土) 若おかみは小学生/2D/ブルク13

  • 個人的評価:Wow!!!/こちらの作品も世間の評価が非常に高いので気になって観てみた作品。途中までは何てこと無いほのぼのムービーだねぇ...と思っていたのですが、終盤にガツンとやられてしまいました。あれはズルいわ...(泣

2018/10/21(日) イコライザー/2D字幕/Amazon Prime

  • 個人的評価:Good!

 

2018/10/22(月) イコライザー2/2D字幕/109シネマズ川崎

  • 個人的評価:Wow!!!/1作目と同じく、渋み満載の展開で次々と敵をぶちのめしていくお話。派手さは決して強い訳では無いのだが...だがそれが良い!!

 

2018/10/27(土) search/サーチ/2D字幕/ブルク13

  • 個人的評価:Good!/予告観て「あ、これは観なきゃだわ」と思ってチェックしていた作品。構成の特殊さ(全てPCやスマホの画面上でやり取りが進む)がフォーカスされがちですが、お話の展開としても中々に練られた内容で存分に楽しめました。OSや各種アプリの再現性もGood。良作です。

 

2018/10/27(土) 2001年宇宙の旅/IMAX 2D字幕/ブルク13

  • 個人的評価:Normal/往年の名作がIMAXで復活!という事で観てみた次第。寝ちゃいかんと思いつつもついつい2度程瞬間的に落ちてしまった。でもこれでようやく全編通して初めて観れた形に。


 

2018/10/30(火) バーフバリ 伝説誕生 完全版/2D字幕/相鉄ムービル

  • 個人的評価:Wow!!!/「王の凱旋」に引き続き「伝説誕生」もついに完全版の登場。バーフバリの踊りやお茶目なシーン、はたまた酔っぱらいサラリーマン的な一面(特別編で追加された潜入シーンでの衣装がどうしてもネクタイを頭に巻いているようにしか見えなかったw)などなど、貴重な場面を数多く観れたので大満足です。

『デトロイト』と『ジュピターズ・ムーン』をハシゴ観賞してきた

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久々の映画鑑賞、この日は2本ハシゴしてきました。鑑賞場所はブルク13@桜木町

 

2018/02/04:デトロイト/2D字幕/ブルク13

SNS等でも評価の高いコメントが続いていた作品。これは押さえておこうという感じで観てきました。

2時間30分近い上映時間、休む間もなく緊張感のある画が続き、観終えた時には少々ぐったりしてました。内容が内容だけに『面白い』と言って良いのかどうかは分かりませんが、『すごいな...』と思わせるに十分な濃密さでした。特にあの白人警官役(クラウス)のウィル・ポールター。観賞中は『なんてヒドいやつなんだ...』と思ってみてましたが、観た人にそう思わせるという事は"素晴らしい・すごい演技をやってのけたんだな"ということにもなるでしょうか。パンフレットには『撮影中にあまりの辛さに泣き出してしまった』ともあったので演者の胸中も察して余りある現場だったんだなーと把握。観ておくべき作品となるのではないでしょうか。

 

2018/02/04:ジュピターズ・ムーン/2D字幕/ブルク13

予告編を観てちょっと気になったので観賞候補に。

SFアクション的な展開を予想してたんだけど、実際のところはそこまでそっち方面では無かった模様。一番気になっていたのは『主人公はなぜあのような能力を得るに至ったのか』というところではあったのですが、その辺りは特に描かれる事は無かったので若干の拍子抜け。主人公と活動を共にする医者のおっさん役の人が作品中結構どうしようもない感じだったのも何となくアレでした。

映画『ジオストーム』を観てきた

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映画予告で結構頻繁に流れていたりしていたので、『まっ、大味ぽいけど観ときましょうかねぇ』くらいの軽いノリでチェック。観てきたのはブルク13@桜木町

館としても割と"推し"の作品だったようで、こんな感じでフロア壁面に大きなポスターも飾られていました。人の入りもそこそこあったのでは。やはりというか、家族連れの面々も割と多かった様な気がします。
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感想としては...まぁ予想通りのポップコーンムービーでしたね。大味と言えば大味。CGもどーん、ストーリー展開も王道!な感じであまり意表を突かれる訳でも無く、ものすごいテンション高まるポイントがある訳でも無く、割と普通な作品だったかなとは思います。黒人アフロのお姉ちゃんがネットワークのアクセスを試みた時にありえないサブネットの数値のホスト名だったのが気にはなりました。(600番台の値とかえぇ?wという感じ...近未来だったらそういう規格があるのかも...と思ったけど時代設定は2019年とかだったからちょっと考察・背景設定としてアレ) 大統領を救い出す一連の流れでの大統領からの「(お前ら)結婚しなさい」とか、最後の最後、メキシコ人に窮地を救われた主人公(アメリカ人)がそのメキシコ人に胸に刺繍されたメキシコ国旗を指差しながら「メキシコに感謝しろよ」と皮肉なコメントを言われるところとかはクスッとなりました。

先日観た「バーフバリ 王の凱旋」がかなり高めの(今年の)ハードルとすると、こちらの作品は"普通"(っても55点とか60点とかですが)のハードルとして基準となっていくのかな思います。

映画『バーフバリ 王の凱旋』を観てきた

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SNSでの評判が何やら穏やかじゃねーぞ...という感じで、これは思わず『観ずにはいられなさそうだぞ...』という事でチェック。

で調べてみると、現在公開中のものは"後編"的扱いの内容らしく、少し前に"前編"的な作品が公開されていた事を把握。それがこちらの『伝説誕生』です。

せっかくならばちゃんと予習して行きたいよね...という事でAmazonビデオで観賞しました。

前半こそは割と牧歌的な展開でしたが、青年へと成長したシヴドゥが滝を登っていく辺りからインド映画のテンションでグイグイと引き込まれる展開に。細かいところは『HIGH&LOW THE MOVIE』シリーズ同様幾つものツッコミどころが出てくるのですが、その辺『細けぇこたぁ良いんだよ!』的な感じでド迫力の映像(CGバリバリ使いまくり)と音楽のパワーで持っていきます。シヴドゥがあの"バーフバリ"の生き写しであること、そして彼の国の民衆がその顔をひと目みて『...バーフバリ!』となってからはもう『バーフバリ!バーフバリ!』と連呼が止まりません。(この辺り、何でこんなにも民衆の支持が厚く、カリスマ的な人気があるのかは"王の凱旋"で語られる事になるのですがその辺もまぁ気にしなくてもOK)。

テイスト的には昨今の『ぶっ飛んでる映画』の美味しいところを詰め合わせたような豪華さ、あ、あと一部『けものフレンズ』的な描写があったかも?w (雪崩回避のシーン。) スケールのデカさは半端じゃなく、ともすれば破綻しそうな内容を豪勢な予算を使って纏めきった...ッ!というような感じでしょうか。

そして『クーッ、何でそこで終わるんだよぉぉ〜!』的なエンディング。すんげー気になる終わり方でしたので鑑賞後即、次作となる『王の凱旋』を観たくなりました。

ちなみにエンドロールは先日観た『カンフー・ヨガ』同様、音楽が途中で終わってしまっており最後の約2分程は無音状態でした。インド映画ってこういう傾向なのでしょうか...?w

そしてこの日、早速『王の凱旋』の観賞予約をDone.観賞場所はチネチッタ@川崎。調べる限りだと神奈川県では都合3館のみの上映、東京や関東についても非常に上映館数が少ない状況。チネチッタでは通常上映の他に『LIVEサウンド上映』が行われていたので迷わずLIVEな方をチョイス。そういえば同じ上映回でインド人な方も観賞に来ていたのを目にしました。やはり本国の方はより一層この作品を気にされていたのでしょうか。ちょっぴり嬉しくなりました。

で、感想。

  • 観賞直後の思いとしては『( ゚∀゚)o彡゜バーフバリ!! ( ゚∀゚)o彡゜バーフバリ!!』これに尽きます。
  • 『王の凱旋』上映前には、下記の『前回のあらすじ』ムービーが流れます。なので『伝説誕生』を観ていなくてもその流れは把握出来るので大丈夫。でも個人的には『伝説誕生』を通して観ておくのがオススメです。『王の凱旋』で得られるカタルシスがより一層高まります。
  • あらすじムービーを見ると分かる、というか『伝説誕生』を観ることで、"伝説誕生"でシヴドゥをひと目見た周囲の人々が『...バーフバリ!!』と突如叫び出す理由が分かります。シブドゥはあの伝説のバーフバリ(アマレンドラ・バーフバリ/第2世代)のまさに『生き写し』だったのです!っていうか1人2役で第3世代(アマレンドラの息子:マヘンドラ・バーフバリ)も同じ人が演じてるんだけどね。
  • スケールのデカさは『1』である『伝説誕生』でもすごかったんだけど、『2』となる『王の凱旋』では輪を掛けてもっと凄い事に。ってか冒頭の『2』のデカさよ!w
  • 巨象 vs シヴァガミ様...?かと思いきや颯爽と登場するバーフバリ。そして象を瞬殺(殺しては無いけど)。もうこの時点でバーフバリ様ヤバい。
  • カッタッパとの諸国漫遊二人旅→デーヴァセーナとの出会い、のあたりは、『1』ではあまり見られなかったギャグ路線シーンが続く。これはこれでちょっとウケた。デーヴァセーナ初登場シーンは『美しさで人が吹っ飛ぶ』的演出も。『HIGH & LOW THE MOVIE 2』でマイティウォーリアーズが音楽の力で(何もしてないのに)敵を吹っ飛ばした時以来でしょうか。
  • 盗賊達がデーヴァセーナのクンタラ王国を攻め入る際の描写も圧巻。良くそんな作戦思い付くよな、という感じでもあるし、それを実行に移すバーフバリの力強さよ。水を堰き止めていた装置、意外と脆くねぇか?とも思ったけどそんなのはツッコむだけ野暮ってもんよ。
  • デーヴァセーナ、複数の矢を同時に射る→出来ない→攻め入られるピンチ!→バーフバリ登場(デーン)、コツを教えて出来るようになる、の流れもヨイ。デーヴァセーナに向けて放った矢がイヤリングをかすめて敵を射るところなんかもgood。
    • でもさ、あれどう考えても矢が途中で足りなくなってるよね?ね?w
  • バーフバリがデーヴァセーナに『肩を貸して』船を渡らせるシーン。バーフバリのデーヴァセーナに対する愛と敬意の程が伺えるニクいシーン。
  • しかしまぁ面食らったのが帆船が飛ぶシーン。『ちょwww』と思わずツッコミ。幻想的ではあったしまぁ何事も無かったようにマヒシュマティ王国に着く頃には普通に水面を有働していたのであくまでも『イメージ』だったのだとは思うが、この突拍子の無さとテンションの高さはインド映画の醍醐味なんだろうなぁ。
  • 戴冠式の一連のシーンの荘厳さ、豪華さもヤバかった。というかこの映画、スケールの大きさが作品を/時間を追う毎に半端無さを増して凄いことになってますね...
  • バラーラデーヴァ戴冠時の歓声のショボさに対してバーフバリの司令官襲名時の民衆の歓喜の声、地鳴りの如き興奮の描写。『バーフバリ万歳!!』の連呼に、思わず叫んでしまいそうになりました(応援可能上映だったら盛り上がるんだろうなぁ〜この辺りw)。
  • 追放されて民衆と一緒に働いていたり、民衆から慕われているシーン。こういう目線で尊敬を得ているバーフバリを観ると本当に『あぁバーフバリ...!』という気にさせられます。
  • そういえばこのシリーズ、遠慮無い感じで人体を切るシーンが出て来るけど、R指定とかあるのかしら?
  • 50年前の状況から『伝説誕生』のラストで明かされる事件に繋がる顛末(壮大なる回想シーン)を描き切り、舞台は第3世代バーフバリの時代に戻ります。この壮大なる回想シーンを経て『伝説誕生』で救い出されるデーヴァセーナの積年の思い(恨み)を彼女の立場で振り返ると『うぉぉ....!』となるわけですよ。熱い。熱すぎる。
  • バーフバリ率いる民衆達がマヒシュマティ王国に攻め入る際に望遠鏡で状況を確認する訳ですが、エラい精度の良い望遠鏡ですな...w
  • 『1:伝説誕生』でも登場して度肝を抜いていた『前方に鋭利な刃物を回転させる装置を付けていた車』、マッドマックス怒りのデス・ロードに於ける『ドゥーフ・ワゴン』、HIGH&LOW THE MOVIEに於ける達磨一家の『ボンネット前乗り&片輪走行』に匹敵するぶっ飛び具合だったように思います。登場時思わず爆笑しちゃったもんw

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  • このように並べて見ても全く遜色無い"馬鹿さ加減"(褒めてる)。しかもこの車が登場するシーンは回転刃車でバッタバッタ敵を斬殺してるもんだからエグさも結構な感じ。『伝説誕生』『王の凱旋』双方で登場します。
  • でも、そんな凶悪な戦力を前にしても負けないのがバーフバリ。さすがバーフバリ。
  • "ヤシの木"を使った王国への攻め込み方法に関してはもう笑うしかないwww
  • フィナーレに至る対決シーン、最後の武器として"鎖"を使うのは非常に気持ちが篭っていて良い。というか積年の恨みを『復讐』という形でこうも正面切って描き切った話の流れが凄い。日本だったら絶対何か言われそう。
  • エンディング。2作品計5時間に及ぶカタルシスがいよいよ結実。纏めきった脚本に拍手。
  • で、長大エンドロール&無音パートが今作でも堪能出来るのかな...と思いきやまさかのエンドロールカットwww まぁ見ても何書いてるか分かんないし、無音パートはアレはアレで苦痛だから良いんだけどね...でもちょっと寂しかったw (※本編自体結構な尺の長さでしたし、賢明な判断だったとは思います)

という訳で圧倒されっぱなしの2作品計5時間。『映画館で観て良かった〜!』と心の底から思える超弩級の映画でした。パンフレットで映画評論家の江戸木純氏が以下の様なフレーズでこの映画を評していますが、この形で個人的に作品を形容するならば、『マッドマックス 怒りのデスロード』『ララランド』『HIGH&LOW THE MOVIEシリーズ』『マトリックス』『300』『暴れん坊将軍』辺りを混ぜこぜにして割らずにそのままのボリュームや豪華さでインド風味をブレンドした感じ...と言えば良いでしょうか。(『王の凱旋』を観る前に、個人的に好きな映画を"割らずに混ぜた"ような感じだ、と形容していましたがこの辺りのニュアンスを同じように形容している人が居た事に嬉しさを感じました)
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当作品は突き抜け度合い的に『億点レベル』を上げても良いかもしれない、と思える出来でした。興味のある方は是非劇場でご覧ください。オススメです!