『シン・ゴジラ』を"縁の地"である蒲田で観て来た(テアトル蒲田/通算6回目)
これまで計5回鑑賞をして来た『シン・ゴジラ』。後は立川でもう1回位爆音を堪能しようかな〜と思っていた矢先、あるツイートを見てとある場所へ足を運びました。
えっ、蒲田に?
というのも、5回目の鑑賞後シンゴジラ関連ツイートを漁っていたところ、以下の興味深いツイートを発見し、こんなのを見たら行かないわけにはいかないでしょう!という事で上映時間を確認(公式サイトにはまさかの『上映スケジュール無し』だったので映画サイトで内容を確認)、現地へ赴いたというわけです。
#シン・ゴジラ をテアトル蒲田で見るべき3つの理由
— コタ ◆ ingress AG (@kota_row3) 2016年8月11日
1)蒲田唯一の映画館、ゴジラの上陸地点から徒歩10分。
2)今時貴重な「入れ替え制なし」。お尻へのダメージを考えなければ1日入り浸れる。
3)劇場内自販機が通常価格 pic.twitter.com/ocZNLJHpEv
蒲田に来たのであれば、ここを訪れない訳にはいかないでしょう!という事で映画館に行く前にある場所を訪れて来ました。呑川新橋です。
橋からの風景。
もう少し寄ってみます。このカットにピンと来る方も多いのでは無いでしょうか。
そうです。ゴジラ第2形態が呑川を遡上した際の1シーン、『ジャック&サリー ねこ病院』の看板が印象的なあのロケ地です。看板はCG加工されていたんですね。
皆結構ツイートしてるけど、安野モヨコ関連、結構出てるよねw
— にゃいった@大阪 (@nyaitter) 2016年8月14日
「ジャック&サリーねこ病院」も庵野家の猫ちゃんw(左がジャックで右がサリー、安野モヨコブログでもよく紹介されてる)#細かすぎて伝わらないシン・ゴジラの好きなところ選手権 pic.twitter.com/XBQp1mw2cp
「シン・ゴジラ」に映る看板「ジャック&サリーねこ病院」サリーさんは安野モヨコさんのTwitterによると2015年より一緒に暮らしている猫さんのようです。因みに看板の写真はジャックさんとサリーさんご本人と思われます。#シンゴジラ pic.twitter.com/CpqkIrTxSv
— 特務機関NERV職員(非正規社員) (@Eva_Toku) 2016年8月7日
また、蒲田は駅周辺でもロケが行われていました。詳しい内容は以下を参照。
- 大田区生まれのオレが写真でたどる『シン・ゴジラ』第一次上陸ルート(タバ作戦もあるよ) : 超音速備忘録
- 【150人のエキストラが逃げまどう】新作ゴジラが庵野監督と共に蒲田に上陸中【蒲田駅前は大々的に封鎖】 - Togetterまとめ
2015年9月6日JR蒲田駅東口での撮影風景。この際には大田区広報課の方も。映画はテアトル蒲田でも上映してますので体感的にオススメ #シンゴジラ pic.twitter.com/Iq6snTvz73
— SAITX (@saitx_mini4wd) 2016年7月30日
蒲田駅東口から呑川方面を臨むの図。向こうからゴジラがやって来たんですねぇ...
劇場であるテアトル蒲田に向かいます。映画館は商店街の中にありました。
上映作品はシン・ゴジラを含め計2作品。ここからしてもう味がありまくります。
エレベーターで目標階に向かいます。
着きました。もう味しかありません。
チケットもこのような形。入れ替え制では無くやろうと思えば連続鑑賞も可能のようです。
映画館の中はこんな感じ。これもまた味のありまくる雰囲気。椅子は割と座り心地良かったですよ。
鑑賞時の感想、また気付きメモなど。
- 冒頭、牧教授が遺していた地図にあった×印、何か意味あるものだったのかなぁ...
- 呑川新橋での撮影から戻った際に思い出したけど、呑川 旭橋ってのも映ってたなぁ。
- 首相の『えっ、蒲田に?』をここ蒲田の地で聴く贅沢よ。Twitter TLではここで笑いが起きたとあったが、私が鑑賞した際は特に笑いは起こらず。ただやはり直後で蒲田駅周辺が破壊される描写が続くので、地元民の方々は感慨深いというか、また違った観方があるんだろうなぁとは思った。
- 品川方面にゴジラが向かう際、木更津からヘリが飛んだがその際に発言されちえた1308・1320って時刻のことなのかしら。だとしたら12分で木更津から品川に着くって事なのか。早っ!
- 武蔵小杉近辺でのシーン、『サウナ しきゆ』と読める看板があったが、それっぽい場所は確認出来ず。
- 鎌倉市辺りのゴジラ襲撃シーン、『館入口 Library Ent.』という標識が。調べてみるとこの辺ぽいな。海からも近いし。(鎌倉市由比ガ浜3丁目、文学館入口)
- ゴジラ第4形態、鎌倉市稲村ガ崎に上陸した際のシーンがこれなので
- ざっくり方角としてはこんな感じになるのではないでしょうか。☆1が上記画像でのカメラのある辺り、☆2が『文学館入口』の標識位置。
- 目黒区で覚醒したゴジラは放射熱線で近郊を破壊しまくる。その際に火の海となった地名が表示されているが、地図に照らしあわせてみるとこんな感じになる。ゴジラの正確な位置が不明なので一応目黒区役所付近としてみたが、この感じだとどうみても皇居も火の海と化しているような気がしなくもない。また、首相が撤退する前に『市ヶ谷も有明も』と言われた台詞もあったのでそれらも踏まえて記載。確かに危険地域な模様。有明は最終決戦でもガッツリ被害受けてたしね。
- ゴジラは東京駅に着いた際、八重洲口方面を向いて静止したように見える。となると霞ヶ関や丸の内側から歩いてきた事になるので、そうなるとやはり皇居の辺りはぶつかってそうなんだよなぁ。
- 初期の予告動画でも出ていた矢口の歩きながら怒りを表すシーン。本編ではこのシーンの後立川の基地に着いたシーンとなっており、またTwitter等では『矢口達は赤坂方面から徒歩でここ(立川)まで来たんじゃなかろうか。背広が汚れているのが証拠』とある事から、このシーンは国道20号とかなのではないだろうか?カヨコが車で通ってたのって国道16号だったっけ?
- 尾頭さん、序盤では『課長補佐』、立川のシーンでは『課長代理』と肩書が変わっていた事で『あぁ....』となった。こういう描写だけで人の死が描かれるのって、創造するに中々なものがありますね...
- 東京駅にて幾つか目印的なものが見えたので位置を確認。みずほ銀行の看板、NOVAの看板、及び『YA』と見切れている文字。調べてみると『YA』はヤンマーのビルであると確認。位置関係的には一旦攻撃を受けて倒れた際にゴジラの頭がみずほ銀行の辺りにあったと思われます。これを受けて国道408号線に待機していたホイールローダー車が第一陣で向かった訳ですね。うーむ熱い。
という訳でテアトル蒲田での『シン・ゴジラ』鑑賞6回目、映画館の雰囲気混みで存分に楽しむ事が出来ました。入れ替え制では無いのでそのまま2回目(通算7回目)も可能だったのですが、既に7回目をこの数時間後に立川シネマシティで観る予定を入れていたので撤収、蒲田駅へと戻りました。縁の地蒲田での『シン・ゴジラ』鑑賞もオススメです。