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映画『レイルロード・タイガー』と『ハクソー・リッジ』をハシゴ鑑賞してきた

この日は2本映画をハシゴ鑑賞してきました。奇しくも両方共に『戦争』時を舞台背景とした作品でした。観てきたのはTOHOシネマズ川崎。
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2017/06/24 レイルロード・タイガー/2D字幕/TOHOシネマズ川崎

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個人的には『ジャッキー・チェン最後のアクション超大作』と謳われた『ライジング・ドラゴン』以来のジャッキー・チェン出演作品映画鑑賞。で、これも"意外だな"と思ったのがジャッキー・チェン作品の"吹替"版を"映画館で観る"というのも人生初な気が。TVではそれこそ何度も吹替で観ていますが、こと映画館で、となると『映画館で吹替って、そういえば記憶が無いな〜』と思った次第。

作品のストーリー的な部分については、まぁジャッキー作品でもあるし、そこまで真剣にというか、重視しては観てなかったですw こういうのはジャッキー含めアクションシーンを楽しく観られればという感じ...でしたが、アクションシーン満載という感じでも無かったですね。ジャッキー本人のアクションは控えめ。

ライジング・ドラゴン』でも出ていた張藍心(ジャン・ランシン)、今回は日本人役という事でしたがアクションは相変わらずのキレのある演技。台詞については日本語を話してたという事でしたが吹替で観たのでその『日本語の喋り方』については聴くことが出来ず。メディアが発売されたら聴いてみるかな。また今回のキャストについては日本軍指揮官:山口を池内博之が演じていましたが、真面目に演じる部分とコメディタッチで演じる部分、双方のバランスが取れていて良かったと思います。

戦争映画なのに途中、コメディタッチ多くね?とか、これは茶化し過ぎじゃないの...?とか思う部分も散見されましたが、パンフレットを読む限りだと制作側の意図的な部分があったようですね。戦時中における日本軍の描き方も(中国側からしたら)もっと極悪に、もしくは日本軍を貶める様な描き方も出来たのではと思いますがこれはこれであまり酷くなり過ぎないようなところで押さえていたのでは、と思います。

作品中では息子のジェイシー・チャンとの共演もあり、『親子共演』を意識的に盛り上げているシーンもあったのですが、パンフレットには言及している部分はおろか、ジェイシー・チャンのプロフィール紹介も写真も無し。キャスト的にはそこそこの扱いだったのに...(唯一解説部分で僅かに名前の言及があったくらいか) まぁ、過去に犯した過ち(麻薬を使用した疑いで懲役6か月の実刑判決)の大きさがここまで(の影響)なのか?!とびっくりしました。

エンドロールはジャッキー映画毎度お馴染みの『NGシーン』。改めてこの方式で観るに、物語を振り返りつつも撮影現場の実際の雰囲気を垣間見る事が出来て、いや素晴らしい発明だなーと思いました。

ジャッキー・チェンの映画については9/1にも『スキップ・トレース』が新作として公開される予定。こちらは"いつも通り"のアクション映画として楽しめそうです。


 

2017/06/24 ハクソー・リッジ/2D字幕/TOHOシネマズ川崎

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こちらについては予告編等で非常に興味深く惹かれるものがあったのと、久々メル・ギブソン監督作品という事でチョイス。

ウリの1つとなっていた「凄惨な戦争描写」はいつ出てくるんだと思いきや、前半はアクションらしいアクションは軍内での訓練シーンがあるくらい。それもまぁ、極普通のテイストのものでした。ですが「沖縄上陸前」と「沖縄上陸後」でガラリとテイストが変わり、これでもかとグロ満載の戦争・殺戮描写のオンパレード。こんな状況で、精神状態で居なければならないなんてそりゃあ精神も病むわなぁ...と。ある意味十分な「反戦映画」の役目も果たしてるんじゃないかなと思った次第(こんな目に遭う"戦争"なんて嫌だ、的な)です。

っていうか、この映画PG12指定だったんですね。てっきりR指定かと思ってたw

日本(沖縄)が舞台という事で日本軍の描かれ方も気になるところではありましたが、個人的には「ちゃんと描いてくれていた」と思います。実際の日本軍の状態はもっと厳しいものであったようなので「良く描いてもらった」的な部分があるのかなとも思いましたが。

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