映画『アトラクション 制圧』を観てきた
映画秘宝で紹介されていたのを観て『これはちょっと観てみたいな〜』と思った作品。
新宿シネマカリテでの企画上映『カリコレ2017』の中の1作品であり、非常に上映回数が限られていたのですが都合を付けてこの日行ってきました。注目している人は多かったようで、上映鑑賞回は満員となっておりました。
で、以下感想など。
- 予告編でもクローズアップされていた『住宅街(団地)への宇宙船墜落シーン』はその違和感(たいがいこういうのって大都市に落ちるケースが多いし)だったりCG描画の素晴らしさで『おぉ...』となりました。このシーンを通しで観るだけでも十分楽しめたと思います。以外とおとなしめな音楽で大惨事、というギャップも良かった。
- ロシアの映画なので基本何言ってるかは分からない。文字も全く読めないw
- 全編に漂うロシア流(?)のジョークと言うか、ちょっとした笑いの載せ方がツボでした。対米の描き方も"らしい"な、と。
- 以外と相手方の宇宙人、ササっと出て来たw
- 『第9地区』等の制作陣も加わっていたと知り、なるほどなと思うなど。所々そんな雰囲気を醸し出しているところはありました。
- CG自体は決して多く無いと思います。アクセントを付けて上手く配してたのかなと。
- 主人公となるヒロインの父親(軍人のかなり偉い人)が全編に渡って良い味出してました。堅物なのかと思いきや意外と柔軟。影のヒーローは間違いなくこの父ちゃんでしょう。
- 話を聞いてくれない父親に対して、一発で対話に持ち込んだ娘氏の機転に草w (実際ここでも多くの人が笑ってました)
- 終盤、宇宙人との対話の中で地球に対する評価と言うか考えを聞く場面があるのだが、これはこれで色々と考えさせられるな〜と思いました。
"宇宙モノ"でシリアス路線かなと思いつつも結構笑かしに来てる所もあったりで(実際所々でそれなりの笑いは起きていました)、約120分存分に楽しめました。少ない上映スケジュールの中調整して観に行って良かった!と思えた作品です。
- 本編メイキング映像。画的なネタバレを含むので鑑賞後にご覧ください。