日々の出来事や調べ物に関するネタを備忘録(Memorandum)として残していくBlogです。

映画「ブレードランナー ファイナル・カット(LIVE ZOUND上映)」を観てきた

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今月に新作「2049」が公開されるのもあり、事前に前作を予習しておかねばな〜と思っていたところ映画館の方で予習する場を設けてくれるという嬉しい展開が用意されていたので思いっ切り乗っかりました。ちなみにこの作品はこれまで未見でした...

鑑賞場所はチネチッタ@川崎。せっかくなので公開初日、レイトショーを仕事上がりに攻める事に。

公開が1982年なのでもう35年も前の作品になるんですね...観たのは「ファイナル・カット」版なので映像加工も新し目のものが施されているのもありますが、2017年の今観てみても映像の迫力、インパクトは半端ないものがあるなぁとひしひし感じました。これまでに幾多の作品がオマージュを重ねてきただけある。舞台が2019(?)年、レプリカントの製造年が2017年というのを聞いて「おぉ、映画の時代を今生きているのか...」とこの作品を"今"観る事で味わえる感慨も。物語の設定上、夜&雨降りのシーンが多かった印象ですが、ひょっとしてこの辺りの設定感がこれまでのSF・CG映画の夜&雨シーンが多いところにも多少なりは影響しているのかも?と思ったり思わなかったり。

チネチッタでは別フロアで公開記念イベントとしてギャラリーも展開されていました。なかなかレアな情報もチラホラ。
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新作「2049」に先立って、前日譚的な映像が幾つか公開されています。

そして「2049」!上記前日譚映像も全て予習した上で公開に臨みたいと思います。

映画『アウトレイジ 最終章』を観てきた

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人気シリーズの『完結編』として作成された3作目。前作に引き続いて劇場で公開初日のこの日(10/07)観てきました。鑑賞場所はブルク13@桜木町

1作目や2作目にあるような豪華さのあるドンパチや応酬的なものは作品のテイストも相俟って抑えめな感じ。割と淡々な調子で各位(花菱会、張グループ、山王会、警察)様々な形で暴走・裏切り・暗躍の攻防が繰り広げられています。

物語の中で印象的だったのが花菱会:中田(塩見三省)。部下の花田が色々しでかしてしまっているのもあり、割とシーン多目です。前作『ビヨンド』でのあの"凄み"が非常にインパクトありましたが、今回の最終章では撮影前に病気を患われていたというのもあり、若干穏やかな演技となっていました。今回の『はぁ?聞こえんなぁ』と言わんばかりの耳を手に当てるシーンは人を食った感があってGoodでしたね。

あとはその『問題の張本人・引き金』となった花菱会:花田。もうね、立ち振舞のゲスさが最低!過ぎて最高!でしたね。今作品での『殺され方ランキング』ではダントツ(※ちなみに今作品では殺され方・痛めつけられ方を楽しむシーンはここと花菱会会長:野村くらいだったかな)ですね。

監督自身が各所でコメントしているように、『アウトレイジシリーズ』最終作となる今回ではちゃんとした形で幕を下ろしています。『別の形でのバイオレンス映画を撮りたい』旨のコメントを残しているというのもあるので新たな作品に期待したいところですね。

RHYMESTER「KING OF STAGE VOL. 13 ダンサブル Release Tour 2017」公開ゲネプロ@川崎:CLUB CITTA に参加してきた

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(※「梯子酒」扇子。裏面にはこの字体で"梯子酒"の文字がペイントされている)

この日ツアー初日となったRHYMESTER「KING OF STAGE VOL. 13 ダンサブル Release Tour 2017」。初日はRHYMESTERのライブツアーではすっかりお馴染みとなった「川崎CLUB CITTA'での公開ゲネプロ」。過去これまでもここは参戦してきていたので今回も勿論参戦。チケットは早期にSOLD OUTとなっていたようですね。
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ツアーグッズについては今回はタオルx2を通販で事前購入、後は「梯子酒」扇子とリストバンドをゲット。Tシャツは白も黒も過去ツアーのものを含め点数は十分あるので今回は見送り。もうちょっと派手目?な柄とか白・黒以外の色とかだったら考えたんだけどな〜。リストバンドは買ってはみたもののサイズ的に手首が入るかどうか微妙な感じだったw まぁこれは「参加証」としてコレクション出来れば良しとしよう。
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扇子の表面、
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そして元ネタとなった曲の「梯子酒」はこちら。この扇子、「ウェイウェイ-!」したい局面で十二分に効果を発揮してくれそうです。


以下、感想など。本編の内容はアレなので控えつつ、本編と関係無いであろう部分に留めるとします。

  • 冒頭挨拶はクラブチッタ松井氏。「一部演出の映像が間に合ってません」「リリックも覚えていないかもしれません」と"リハーサル"である事を強調。
  • ライブ開始後の途中MCにて「で、(演出)どうだった?」と毎度お馴染みの観客への逆質問。
    • 「今回のゲネプロは3000円と通常よりも2000〜2500円分安い。その分嫌な思いをして頂こうと」
    • 「今回の川崎だけ、"ちんバミ"を復活させました。これで-300円くらい」
  • 構成は大きく2部構成。第1部と第2部の合間は何かしら演出が入るらしいのですがそこの映像が間に合ってないらしく、過去上映されたCM映像等が再放送されていました。やはり内容的にはカオスと言わざるを得ないw クリニックのCMとか超懐かしい。「◯◯◯◯◯◯◯◯」の回収CMはウケたw
  • MC周りは基本的に「ゲネプロなので適当」。だがそれがいい。Dさんの脱力振りには拍車が掛かっていた。
  • 途中とある曲中でDJ JINがスタッフに声を掛ける形で慌ただしくしている一面があった。あれは一体何だったんだろう?でも冷静且つ淡々とリカバリしてた模様。さすがや。
    • でもその後とある人が大きなミスをしでかしてた。あれは演出...では無いよね?w でも上手く盛り上げてちゃんと最終的には着地させるところがKING OF STAGEたる所以ですなぁ。
  • 「梯子酒」扇子、気持ちよく活用する事が出来ました。これはヨイ。
  • ドラマ出演で培ったD氏の即興演技、そして宇多さんの「記号的演技」。
  • ち◯こTシャツ、買おうか買うまいか悩ましい...(結局買ってない)

曲数ボリューム的にはこれまで同様たっぷり、構成的にはこれまでとはちょっと趣向が変わったかな?という感じで新鮮味があって楽しめました。今回の「Vol.13」は東京公演を含め幾つか参戦する予定ではあるので、今回の「ゲネプロ」を踏まえての今後の「本番」ツアーの内容を楽しみにしたいと思います!(セットリストも今は自粛:時期を見て載せるかも)

映画「ドリーム」(原題:Hidden Figures)を観てきた

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例の"邦題騒ぎ"でちょっとばかし話題となったこの作品。観ようとは思ってたけれど実際に観た人の感想が軒並み高評価なので「おぉこれは早く観なければ...」と少々焦りながらもこの日仕事上がりに観てきました。

鑑賞場所はTOHOシネマズ日本橋。今回初来館です。いやー場所が場所だけにオシャレですね。
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...っつーかパンフレット既に売り切れって!(泣

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(※売り切れを知って上映前にAmazonでポチった。いやー売り切れるだけあって充実の読み応え。)

劇場公開数も多いとは言えないこの作品、パンフレットが売り切れるとはそんなに良い作品だったのか...と思い、早く読みたいは読みたいので鑑賞前にAmazonでポチってしまいました。この感じだと下手したら売り切れ続出して兼ねないかなと思いましたので...

感想は...いやー良かった。満足満足。

  • 冒頭から「女性差別」「黒人差別」が割とサラリと表現されている。観ながら「えぇ...?!こんな事も?」と観ながら驚いたが、"当時"の社会はこれが普通だったのだろう(それもまた驚くべきところだ)。そんなアウェー中のアウェーでも努めて冷静に振る舞う3人のヒロイン達は思わず応援したくなる。
  • 3人の黒人女性、全員が全員、格好良い。
    • キャサリン・ジョンソン(計算手):"トイレ"のくだりで不満が爆発した時のシーンは観ながら思わず感極まって泣いてしまった。拠点間を"走って移動する"というシーンも、"最後の移動"は意味合いが異なっていたのがまた良い。
    • メアリー・ジャクソン(工学の学位を得るため奮闘):判事との会話シーンとその後の一息ついた時のシーンに涙。あと異動した先の上司にも恵まれていたよね。良かった良かった...
    • ドロシー・ヴォーン(計算部の代理スーパーバイザー、プログラミング(FORTRAN)をいち早く学習):未来のために学ぶ姿勢は非常に感銘を受けた。自分も貪欲に頑張らねば...という気にさせられる。最後の「異動」が言い渡されるシーンはグッと来る。また彼女を筆頭にチームの皆がIBMのあの部屋に入っていくシーンも非常に熱い。
  • STG(Space Task Groups?)の責任者:ケビン・コスナーの演技がまた泣かせる(泣いた)...上記のキャサリンの"感情の爆発"後の彼の振る舞いがもう何ともかんとも... 基本的にこの人のキャサリンに対する見方は基本的にフラット(とはいえ最初はある程度は"試して"いたが)で、キャサリンの天才的な才能に気付いていたのも彼。
  • そして宇宙飛行士のグレン、超ナイスガイ。もう出だしから超ナイスガイ。彼を筆頭に、宇宙飛行士の皆も超ナイスガイ。そんなナイスガイにあんな「頼りになるぜ」的なセリフを言われた日にゃもうあーた、ねぇ...(涙

ちなみに今回はプレミアムシートで鑑賞していました(ここのプレミアムシートはどんなもんなのかな、というのを体験してみたかったので)。左右にそれぞれ衝立がついてました。今回後半部分は結構な頻度でグスングスン言いながら涙を拭き取りながら観ていたので衝立があって助かったかもw
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とまぁ、Wikipedia等を見てみると実際(史実)は色々と違う部分もあるようですが、1本の映画として、物語としては存分に楽しめました。超オススメです!

映画「スイス・アーミー・マン」を観てきた

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映画館で観た予告編で「何か妙な映画っぽいなぁ」と引っ掛かっていたので要チェック対象映画にピックアップし、この日観てきました。映画「この世界の片隅に」片渕監督生コメンタリー付特別上映を立川シネマシティで観た後川崎に移動してのTOHOシネマズ川崎での鑑賞となりました。(※この作品上映館数少ないんですよねぇ...)

で、感想など。

  • TwitterTLのチラ見で「死体役のダニエルが屁をこく」らしいという事は何となーく知っていたが、まさかここまでとは...(苦笑) という出だし。シーン序盤の「しょーもな!w」的なテイストで「あぁ、この映画はこういうアホさ(←褒めてる)の感じで進むんだな」という風に察する。
  • ...とは思いつつも、ここまでヒドイ(←褒めてる)ネタトークになっているとは思わず面食らうw そもそも「お前は一体何なんだ(何でそんな風になってるんだ...)」という部分の謎は謎のまま、物語は進みます。
  • あれだけ「オナラ」で笑わせていたのに...まさか。
  • 物語ラス前、ある人が「何なのこれ?」と言いますが、映画全体の感想としてはこのセリフが浮かぶなぁと。
  • でも、物語の端々で出て来る言葉に考えさせられる部分も色々あったり。

お話の内容としては本当に「なんじゃこりゃ?」という感じ、妙な映画だなぁ(ラストの終わり方ももう笑うしかないw)...というところではありますが、また「ハリポタ」シリーズでダニエル・ラドクリフのファンだった人はある意味面食らうかもしれませんが、個人的には好きな作品でした。(個人的には何気にこの映画が初ラドクリフでした) オススメです!

映画「この世界の片隅に」片渕監督生コメンタリー付特別上映を観てきた(4回目)

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Blu-ray&DVDの発売を記念して特別に行われるというこの企画。開催を知って予約受付時刻に万全の体制で臨み、何とか鑑賞座席をゲット。

映画 この世界の片隅に Blu-ray & DVD 発売告知CM - YouTube

ちなみに申し込み開始5〜6分程で以下の様な形で満席となる即完売チケットとなりました...指定座席がタッチの差で「取得出来ません」と2回程なってしまったので若干焦りました...。

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開始時刻になり、程無くして司会進行の方が先立って登場。そして片淵須直監督の登場です。
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実際に監督が目前に居る形での映画鑑賞は今回初めて。いやーテンション上がりますねぇ。
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以下感想。感想と言うか片淵監督の発言メモですね。こんなニュアンスの事を言ってた、という感じで。

  • 本編開始前にテアトルのロゴが出るけど、あの時に出てくる黄色いやつはレモン?いやでもヒラヒラし過ぎてるしなぁ...
  • 冒頭、すずが船に載せてもらいながら移動するシーン。実はあの時代、バスは運行していたとのこと。すずの事だからバス代をケチったのだろう。
  • キャスト表示する部分、海外に展開したものの数多くは漢字表記のままだったのだが、フランスだけローマ字表記に。「のん」が"non"(ではありません)になってしまう事態に。
  • 冒頭何枚か出て来るすずが描いた画は原作のこうの史代さんによるものなのだそう。
  • スイカの描写は赤い感じだったが、あの頃のスイカは実際は黒みがかった感じだったらしい。
  • 海苔が出て来るシーン、「焼き海苔じゃないんだから緑は無い、変えて」と指摘を受けたらしい。海苔を頂いている事もあり修正。
  • この頃の電話は「呼ぶもの」ではなく「呼ばれるもの」。
  • 最後まで残る衣装はカーディガン。途中、径子さんに指摘された事でカーディガンは暫くしまわれる形となり、結果として最後まで保存されているという形となった。
  • 嫁いでから兄に手紙を書くシーン。名字が変わっているので「北條」は若干時間が掛かっているが「すず」は筆跡が早い。
  • 住所は実在しないもの。曰く「嘘"八百"ですから」
  • 着物を裁断して作り変えるシーンがあるが「普通は反物に戻してから作り変える。すずがやった(がっつり真ん中で裁断)方法、アレは間違い」
  • 千人針をすみちゃんと縫い付けるシーン、そもそも千人針は「寅年(トラは千里を掛けて千里を"戻ってくる")的ないわれがあり、「ちゃんと戻ってこいよ」という意味合いもある)の人が縫い付けを行う事に意味があるのに、すずは丑(うし)年だった。これはこれで大丈夫なのかという思いはあるw」
  • "なんこうめし"を作るシーンのあたり。この頃は実際はまだ食糧難には至っていない時代だった。監督曰く「来たるべきそういう時代に備えて、すずなりに練習していたのでは」
  • "かなとこ雲"の解説をすずが行うシーン。この頃で既に日本的には敗戦ムードが漂っていたらしく、「ここで戦争を終えていれば、数百万の人が命を落とさずに済んだのでは、と思う」。
  • 径子の旦那さんの名前は家族で柱に名前を刻んでいたシーンで判明する(キンヤさん)。また、径子さんとキンヤさんの背がさほど変わらない(キンヤさんが僅かに径子さんより大きい程度)ことからも、キンヤさんの虚弱さが伺える。
  • 憲兵の人(すずが背景描写をしていたら捕まえられたあの人)は、監督が「是非この人に!」と前々から希望していた声優さんが担当(名前は失念)。作品中の顔立ちもその声優さんに似せて描いているらしい。
  • 周作さんが携わっていた録事(ロクジ)という仕事は奈良時代だか平安時代だかからある仕事らしい。
  • "落し紙"をすずが集め、柔らかくしているシーン。監督曰く「落し紙でお尻を吹くとお尻が(インクで)黒くなります」との事。監督自身昭和40年代に同じような経験をしたらしい。
  • 遊郭のシーン。黄色い服を来ているのがテルちゃん。(原作ではシーン多目だったが映画ではこの1シーンのみ)。これは過去鑑賞回でも見落としていた。あとで観直そう。また遊郭からタクシーも呼べた(制度的に)らしいが、この時代ではタクシーは呼んでも(状況的には)来なかっただろう、とも。
  • 途中からすずの衣服の左胸の辺りに「身元票」が縫い付けられるようになったが、これは日本本土が戦場になった際、被害を受ける等して身元がわからなくなった時のために備えてのものだったらしい。
  • 水原哲さんがすずに迫り、拒否した後は迫らなくなった点。哲さん役の声優:小野大輔さんは監督に「なんであの後手を出さなかったんですか?」と聞き監督が「良いやつだからだよ」と答えると「そうなんですか!」と納得していたらしい。ってことは良いやつだと思って無くて声を当てていたのかw
  • 周作さんとすずの列車内での会話シーン。線路の段差?の間隔を計算に入れて、3秒に1回揺れるような動きをシーンに盛り込んだとのこと。
  • 砲撃シーンで煙に色が含まれているシーン。これは、撃った側が、自分がどこに撃ったかが分かるようにとの配慮をしたものらしい。
  • 「すずさんはこまいのう」と周作さんが語り掛けるシーン。この頃に併せて沖縄戦が繰り広げられていた。これを聞いて「あぁ、ハクソーリッジのアレがこの時代に行われていたんだなぁ...」と思うなど。
  • 寝る時に鉄兜と靴を枕元に備えていたシーン。実際東京などではこういったものを「付けて寝ていた」そうです。(東京の方が空襲はひどかった)
  • 「呉の皆さん、頑張ってください」というラジオ放送の掛け声は実際にあった。
  • 漫画原作ではすずが左手を失った後は背景を(こうのさんが)左手で描いていたが、これをオマージュする形で映画版でも美術監督が背景画像を左手で描いている。(一場面だけだけど)
  • 原爆の明滅→爆風のタイミングは距離感(広島〜呉、20km近く離れている)を計算して演出。
  • 北條家は標高的には200m近くある立地。なので霧が立ち込めているシーンもある。
  • エンドロールの名前については、(公開当初から現在のパッケージは)名前の数は増えている。
  • クレジット上で表示されている静止画の一覧、アイデア起草から作成まで1日で出来てしまったのだそう。
  • エンドロール後のお礼の部分、リンさんについて描いたものだったがコトリンゴさんに依頼して出来た伴奏曲は「すずさん」だった。ただ合わせて見るとしっくりきた。

開始及び終了時の片淵監督のコメントについてはTwitter等でも挙げている人がいるでしょうし、後日メディア等でも採り上げられるでしょうから(バンダイビジュアルの関係者の方々が各種撮影等を行っていました)そちらも合わせてご確認頂ければと思います。

ちなみに片淵監督は真ん中最前列に座られながら、適宜マイクでコメントをしていたようです。いやぁ、貴重な体験をさせて頂きました。映画自体の鑑賞は今回で4回目ですが、やはり不発弾爆発以降の晴美ちゃんの諸々のシーンはクるものがありますね...監督自身もまた是非別の角度で、こういう企画をやりたいという旨のコメントをされていましたので是非とも実現して頂きたいところですね。

映画「エイリアン コヴェナント」を観てきた

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「エイリアン」シリーズ最新作、「プロメテウス」より10年後の舞台設定となったこちらの作品。前作も鑑賞していたので勿論チェックせねば!という事で観てきました。鑑賞場所はイオンシネマみなとみらい。

感想としては、まぁ普通かなぁ...といったところ。60点とか。どいつもこいつも皆迂闊じゃね?w というのが冒頭から観ていて感じた次第でした。あとこの手の映画でありがちな「イチャイチャしてる奴等は殺される」が「そこでか!w」というタイミングで出てきたのにはウケた。「次」を観たくなる展開ではありますが興行収入的にあまり芳しくは無いようで、はてさてどうなることやら...