日々の出来事や調べ物に関するネタを備忘録(Memorandum)として残していくBlogです。

『シン・ゴジラ』日本語字幕版 極上爆音上映を最前列で観て来た(通算8回目)

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この日、期間限定で上映されていた『日本語字幕版』が最終日で上映終了するという事で前回8/13に引き続きのトータル8回目の鑑賞へと足を運びました。

平日の爆音上映という事で夜の回に仕事上がりでシネマシティへ。
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前回(7回目)鑑賞の日本語字幕版は文字情報をちゃんと確認したかったので程良い席としましたが、日本語字幕版も今回で2回目という事で躊躇無く真ん中最前列をチョイス。
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スピーカーはこの位置ですよっと。
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そして感想。感想という感想は既にあんま無いw 随所に散りばめられたワードに関するものとかが主な感じです。

  • 日本語字幕版、最前列で観ると『キャラの肩書紹介』に加えて字幕がそこかしこに表示されるので、ひどい(良い意味で)時だと視野の半分くらい文字で埋まっている時があったw
  • ゴジラの進路については鑑賞者による"聖地探訪"エントリや新聞雑誌等でも色々と紹介されている感があるので、一度どこかでまとめてみたいと思う所存。1回目の襲来時については安田尾頭コンビの『ゴジラの進行経路と放射線情報が一致する』くだりで細かい地図が出てたのでDVD/ブルーレイが出たらじっくり観ておきたい。
  • 冒頭で出て来たワード『隧道案件』。隧道=トンネル、という意味のようなので単純に『(アクアライン)トンネル(の崩落に関する)案件』という意味で良いのかな?何かもうちょっと小難しい意味合いがあると思ってたw
  • 『警視庁リエゾン』。こちらは"組織間の、連絡、連携"という意味が合うのだろうか。警視庁関連の人...なんでそのままズバリ警視庁関連とかでは無いんだろうか。
  • ↑と思ったら下記に踏み込んだエントリを発見。なるほど渉外担当者という意味合いがあるのね。

リエゾン(Liaison)は、連絡係、渉外担当者のことだそうです。

爆装→航空機に爆弾搭載(急降下爆撃用)

  • ゴジラ第2形態襲来時の放射線疑惑で出て来たタイムライン、エヴァのアスカの他に安野モヨコのあのキャラ(ビックカメラで出て来たオチビさん)も出てた。
  • 『5階からのお達し』。部屋割り上重要なポストを占めるものばかりというところもあり、"政府"そのものを指す隠語的な扱いのものとして記者周辺では使われているものになるんでしょうかね。

最上階になる5階には内閣総理大臣、副総理(必要時に任命)、内閣官房長官内閣官房副長官の執務室、4階には閣議室、内閣執務室が置かれ、この2層に執務機能が集中している。

  • 『紙爆弾』。比喩的な意味合いで使われる単語らしい。

中央省庁の省庁間で所管する法案や政策を巡って対立した場合に、法案や政策を提出した省庁に対して対立する省庁が膨大な質問書や意見書を提出し、短期間のうちに回答を迫るものを「紙爆弾」と呼ぶ。閣議前の各省協議の段階で行われることが多い。対立する省庁の担当者を疲弊させ、閣議までに時間切れにすることを目的とする。多くの政策が他省庁と関連し「喧嘩省庁」の異名のある旧通商産業省などでしばしば見られた。

  • ANIどこに出てたんだ問題。ネットにて『ゴジラが東京駅で寝た後放射線測定をしている3人組の中にいる』という情報をキャッチしたので確認して見たが正直確認出来なかった。目線だけで確認するとなるとあの一瞬ではかなり厳しいwこの件はもうDVD/ブルーレイ発売を待ってじっくり確かめる他無さそうだな...

という訳で8回目鑑賞Done.
日本語字幕版、復活したらもう1回くらい観に行きたい感じはあるなぁ。『シン・ゴジラ』自体、いつ頃まで上映続けてくれるのだろうか。
そして早くこの本読みたい!

ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ

ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ

『シン・ゴジラ』の鑑賞方法は【シネマシティ日本語字幕版 極上爆音上映】がベストだと思う(通算7回目の鑑賞)

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※当エントリはネタバレ要素を含みます。

この日までに既に6回の鑑賞を数えていた『シン・ゴジラ』。
6回目(テアトル蒲田)の鑑賞を決意する際に、既にこの『日本語字幕版』の上映に関する情報は入手していた為『ならば両方、制覇しようではないか』と同日に蒲田〜立川のハシゴ観戦、立川については『日本語字幕』+『極上爆音上映』という豪勢な組み合わせの上映回をチョイス。同作品2回目の立川爆音の鑑賞に臨みました。
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座席については真ん中前目をチョイス。前回(2回目鑑賞)時は真ん中最前列でしたが、今回は字幕も入るという事で少し引いた位置から文字情報をちゃんと収集・把握したかったというのもありました。
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個別ポイントの感想に行く前に日本語字幕版について言及を。過去6回の鑑賞で聴き取れなかった文言や読み取れなかった文脈が日本語字幕で情報として補完されるので、『あ、そういう事だったのか』と気付くポイント多数でした。結論としては、私個人的にはシン・ゴジラ』の鑑賞、立川シネマシティの日本語字幕版、極上爆音上映が一番ベストの鑑賞方法だと思っております。座席位置については真ん中から真ん中前目、更に欲を言えば真ん中最前列がベスト・オブ・ベストかと。ただ最前列は情報を追うのには若干辛い部分もあるかと思うので、1回目をIMAX等で鑑賞後2回目以降をシネマシティ、日本語字幕極上爆音真ん中最前列で観る事をオススメしたいと思います。ゴジラの存在感を爆音と振動で感じられる点、また情報を把握・補完する上で日本語字幕が大きな助けとなります(勿論邦画なので音声は日本語メインなのですが、何しろ会話スピードが早いので1回の鑑賞で全てを把握するのはまず無理なのです)。

各種役職紹介なので日本語テロップも多数出るのが本作の特徴ですが、日本語テロップと日本語字幕で酷い時には画面の下半分が文字で埋まるという場面も幾つか出くわしました。『文字多過ぎだろw』と思いましたがそこはまぁ本作ならではの醍醐味ということで楽しんで頂ければと。日本語字幕はテロップ等の合間を縫って表示位置を変えつつ鑑賞の邪魔にならない様に適宜表示されてきます。この辺の調整した人も大変だったんだろうなぁと観ながら思ってました。


感想メモ。

  • 『射撃の可否を問う』のリレー、顔出さないから誰か匿名の人かと思いきや、ちゃんとしたキャストの人達のリレーだった事が判明。口元だけの表示リレーで場を演出したということか。
  • 巨災対結成前の名刺交換シーン、『立川です』『竹尾でーす』名刺交換、ちゃんと台詞の方も語尾を伸ばしていたw これを含め、日本語字幕は割と忠実に語調のニュアンスを表現していた様に思います。
    • 総理の『えっ、蒲田に?』
    • 花森大臣の『あぁっ!』(攻撃が全て徒労に終わった後の狼狽)
  • カヨコの対矢口初シーン、『エンターエージェンス』と聴き取れていた部分、字幕では『Intelligence』と判明。皆さんはちゃんと聴き取れてましたでしょうか。
  • ZARAはどこ?』もちゃんとこの表記。
  • 赤坂と首相の会話時、パターソン家に関する部分で出て来た『カーン合意』。これは実在する歴史なのかしら?架空っぽいよね
  • 尾頭さん、『ゴジラが地球上で最も進化した生物になるわけですね』のくだりで若干笑みを浮かべていた様な気がしたのは私だけでしょうか。
  • ゴジラ第4形態上陸時、ゴジラをバックに自撮りしている2人組が居たw 生きてるのかな...(死んでそう)
  • KREVAの台詞『全車退避、全速後退!』で合ってたかな?あの感じだと逃げ延びられたのだろうか...(死んでそう)
  • 総理代理予定者5名全員死亡、改めて字面で見ると破壊力がある...
  • 矢口が立川に来た際に泉が発していた『"金帰火来"で地元に居たから助かった』の『金帰火来』。これこそ、日本語字幕ならではの発見ですね。
  • 『まず君が落ち着け』と言って泉が矢口に水を渡すシーン。言及がTLであったので改めて確認してみると確かに矢口の他にも水配ってる。
  • 『出世は"漢"(おとこ)の本懐だ』:うん、この字を使うのは分かる
  • 『"萌え"んとは』:えっ、そっちの字使うの?
  • ゴジラ東京駅休眠時の放射線計測をしていると思われる3人の会話『寝相は良いんだよな』これも個人的に聴き取れてなかったフレーズ。ちなみにスチャダラパーのANI、このシーンで出ているのではという説もあり。改めて注視して確認してみたいが、マスクしてるから目線のみで確認せざるを得ないんだよなぁ。ホントにANI氏、一体どこに居る(出てる)のか...w
  • 赤坂、会話の後に横にスッと消える(画面から見切れる)シーンが2回程あるがあれは何か意図あってのことなのかな?
  • 『日米コアリション』というワードも初めて聞く単語だった。ちなみにコアリション(coalition)の意味は『連合、提携、連立』。
  • 『無人新幹線爆弾』及び『無人在来線爆弾』字幕で見ると改めてヨイ。『アメノハバキリマルヒト』も同様。

エンドロール終了後、今回も観客からの惜しみない拍手発生。IMAX然り爆音然り、迫力のある映像・音響と面白さがあれば自然と拍手は沸き起こるものですね。鑑賞後に為される同行者との会話の"熱さ"にもその辺現れていると思います。




鑑賞後時間的余裕があったので、後半戦の巨災対メンバーの拠点となった立川広域防災基地の辺りを散策してみようと思い立ちました。

途中、ヤギを横目に
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昭和記念公園も入り口までは入りつつ、公園の閉園時間が差し迫っていたので奥までは入らず。(志村と記者のやり取りがあったベンチ探したかったけども)
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近辺までやって来ました!施設が施設だけに、入ることは出来なさそうです....
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...と思ってましたが、そもそも場所を若干間違えていたと帰ってから気付くなど。ぐるりとまわって、実はこっち(画像参照)の方から施設に入っていったんじゃないかと。しかしこれ、結構距離あるなぁ...(遠い目 ちょっと次回以降、詳細な風景確認するなどしてみよう。
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ちなみに矢口とカヨコがモノレール路線付近で歩きながら会話していたシーンはこの辺りの場所かと思われます。
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拡大するとこんな感じ。矢印の向きで、この細い路地を歩いてったのではと推測。
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という感じで日も暮れて来たのでこの辺で巨災対散策を終えてシネマシティに戻り、夕食を館内併設のイタリアンなお店で堪能しました。

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という訳で、7回目の鑑賞日記でした。
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※過去の『シン・ゴジラ』鑑賞記録:

『シン・ゴジラ』を"縁の地"である蒲田で観て来た(テアトル蒲田/通算6回目)

※当エントリはネタバレ要素を含みます。

これまで計5回鑑賞をして来た『シン・ゴジラ』。後は立川でもう1回位爆音を堪能しようかな〜と思っていた矢先、あるツイートを見てとある場所へ足を運びました。
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えっ、蒲田に?


というのも、5回目の鑑賞後シンゴジラ関連ツイートを漁っていたところ、以下の興味深いツイートを発見し、こんなのを見たら行かないわけにはいかないでしょう!という事で上映時間を確認(公式サイトにはまさかの『上映スケジュール無し』だったので映画サイトで内容を確認)、現地へ赴いたというわけです。

蒲田に来たのであれば、ここを訪れない訳にはいかないでしょう!という事で映画館に行く前にある場所を訪れて来ました。呑川新橋です。
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橋からの風景。
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もう少し寄ってみます。このカットにピンと来る方も多いのでは無いでしょうか。
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そうです。ゴジラ第2形態が呑川を遡上した際の1シーン、『ジャック&サリー ねこ病院』の看板が印象的なあのロケ地です。看板はCG加工されていたんですね。



また、蒲田は駅周辺でもロケが行われていました。詳しい内容は以下を参照。

蒲田駅東口から呑川方面を臨むの図。向こうからゴジラがやって来たんですねぇ...
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劇場であるテアトル蒲田に向かいます。映画館は商店街の中にありました。
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上映作品はシン・ゴジラを含め計2作品。ここからしてもう味がありまくります。
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エレベーターで目標階に向かいます。
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着きました。もう味しかありません。
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チケットもこのような形。入れ替え制では無くやろうと思えば連続鑑賞も可能のようです。
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映画館の中はこんな感じ。これもまた味のありまくる雰囲気。椅子は割と座り心地良かったですよ。
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鑑賞時の感想、また気付きメモなど。

  • 冒頭、牧教授が遺していた地図にあった×印、何か意味あるものだったのかなぁ...
  • 呑川新橋での撮影から戻った際に思い出したけど、呑川 旭橋ってのも映ってたなぁ。
  • 首相の『えっ、蒲田に?』をここ蒲田の地で聴く贅沢よ。Twitter TLではここで笑いが起きたとあったが、私が鑑賞した際は特に笑いは起こらず。ただやはり直後で蒲田駅周辺が破壊される描写が続くので、地元民の方々は感慨深いというか、また違った観方があるんだろうなぁとは思った。
  • 品川方面にゴジラが向かう際、木更津からヘリが飛んだがその際に発言されちえた1308・1320って時刻のことなのかしら。だとしたら12分で木更津から品川に着くって事なのか。早っ!
  • 武蔵小杉近辺でのシーン、『サウナ しきゆ』と読める看板があったが、それっぽい場所は確認出来ず。
  • 鎌倉市辺りのゴジラ襲撃シーン、『館入口 Library Ent.』という標識が。調べてみるとこの辺ぽいな。海からも近いし。(鎌倉市由比ガ浜3丁目、文学館入口)

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  • ゴジラ第4形態、鎌倉市稲村ガ崎に上陸した際のシーンがこれなので
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  • ざっくり方角としてはこんな感じになるのではないでしょうか。☆1が上記画像でのカメラのある辺り、☆2が『文学館入口』の標識位置。
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  • 目黒区で覚醒したゴジラは放射熱線で近郊を破壊しまくる。その際に火の海となった地名が表示されているが、地図に照らしあわせてみるとこんな感じになる。ゴジラの正確な位置が不明なので一応目黒区役所付近としてみたが、この感じだとどうみても皇居も火の海と化しているような気がしなくもない。また、首相が撤退する前に『市ヶ谷も有明も』と言われた台詞もあったのでそれらも踏まえて記載。確かに危険地域な模様。有明は最終決戦でもガッツリ被害受けてたしね。
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  • ゴジラは東京駅に着いた際、八重洲口方面を向いて静止したように見える。となると霞ヶ関や丸の内側から歩いてきた事になるので、そうなるとやはり皇居の辺りはぶつかってそうなんだよなぁ。
  • 初期の予告動画でも出ていた矢口の歩きながら怒りを表すシーン。本編ではこのシーンの後立川の基地に着いたシーンとなっており、またTwitter等では『矢口達は赤坂方面から徒歩でここ(立川)まで来たんじゃなかろうか。背広が汚れているのが証拠』とある事から、このシーンは国道20号とかなのではないだろうか?カヨコが車で通ってたのって国道16号だったっけ?
  • 尾頭さん、序盤では『課長補佐』、立川のシーンでは『課長代理』と肩書が変わっていた事で『あぁ....』となった。こういう描写だけで人の死が描かれるのって、創造するに中々なものがありますね...
  • 東京駅にて幾つか目印的なものが見えたので位置を確認。みずほ銀行の看板、NOVAの看板、及び『YA』と見切れている文字。調べてみると『YA』はヤンマーのビルであると確認。位置関係的には一旦攻撃を受けて倒れた際にゴジラの頭がみずほ銀行の辺りにあったと思われます。これを受けて国道408号線に待機していたホイールローダー車が第一陣で向かった訳ですね。うーむ熱い。

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という訳でテアトル蒲田での『シン・ゴジラ』鑑賞6回目、映画館の雰囲気混みで存分に楽しむ事が出来ました。入れ替え制では無いのでそのまま2回目(通算7回目)も可能だったのですが、既に7回目をこの数時間後に立川シネマシティで観る予定を入れていたので撤収、蒲田駅へと戻りました。縁の地蒲田での『シン・ゴジラ』鑑賞もオススメです。

『シン・ゴジラ』をIMAX版で観直してきた(at Tジョイ品川)

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※当エントリはネタバレ要素を含みます。

ここまでで通算4回の鑑賞を数えた『シン・ゴジラ』。未だ熱は冷めやらず、この日会社の同僚をお誘い合わせの上、勤務時間後に改めて観に行って来ました。過去4回分の鑑賞エントリは以下。

IMAX上映が8/10で終わってしまうという事で、先月上映開始がなされ、スクリーンの大きさ等がデカくて良いと好評の意見も聞くTジョイ品川@品川駅すぐそばで(個人的には1回目の109シネマズ川崎以来、2回目の)IMAX上映を楽しむ事に。高輪口を出てホントすぐの場所にあるので、時間の調整が付けば都内で仕事上がりに気楽に立ち寄れるのは良いですね。
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そして上映部屋へ。確かに聞いていた通り、かなりスクリーンがデカい!座席が設けられている側の斜面の角度は確かに若干急だったかも。でもこの状態であれば前の座席に座っている人の頭とかも気にならない(見えない)様になっているのでこれはこれでありかなと思います。
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感想というか5回目鑑賞の所感は以下の通り。割とネタバレエントリも増えて来ていたので私が過去書いた3本も伏せ字解除、今回は伏せ字無しでメモ。

  • ANIの件。会社同僚の意見では『避難活動を行っているシーン、座っているお年寄りの方に話し掛けている消防隊員のシーンの後、切り替わった後のシーンで腕を回しながら避難誘導をしている消防隊員では』というものがあり、注視。確かに近いな〜と思うものの、横顔で一瞬だったので確証を得るには至らず。これとは別に個人的には『ゴジラ第2形態が北品川に襲来、神社に避難した人達が神社からゴジラを見ている中に居る集団、我々から見て右側の方に居たっぽい?』という発見をしてみた。ただこれも確実にこれだ!とは言い切れない部分アリ。Twitterのタイムラインを見ても『確実』とまでは至ってない模様。ここはやっぱりDVD/ブルーレイの発売を待ってじっくり検証するしか無いのかなぁ...w
  • 『フェイズドアレイレーダー』、ざっくり言うと対空レーダーみたいなもんなのね。単語で調べてみたけど詳しい原理は今いち分からずw
  • ゴジラが東京駅で暴れた際、まず最初に八重洲口側に倒れて居たんだなぁというのをみずほ銀行の看板で知るなど。こんな感じの角度で、左側にゴジラがズシーン!って倒れていたシーンがあった、様な気がする。
  • ゴジラが熱線吐いて都内重要施設を根こそぎ破壊したシーン、あれ場所的にはどの辺になるんだろうね?目黒区ではあるんだろうけど...という感じで、初回、2回目共にゴジラがどういう進路で破壊して行ったのか、とても気になる派です。そう言えば鎌倉上陸後、ゴジラの背中を映しているシーンで一部交差点の看板が見切れている部分があった気がする。あの辺の情報から場所割り出せないもんかな〜。

という訳で5回目の鑑賞Done.

今週末からは『日本語字幕上映』も始まります。立川シネマシティでは『日本語字幕版 極上爆音上映』という何その組み合わせテンション高まるでしょうという上映も始まります。当作品、台詞回しがとても早いため会話劇の部分を追うのでも一苦労な感じがありますが、この部分を日本語字幕で補足する事でまた新たな発見があるのでは、と期待しております。(早速鑑賞予約は済ませております。なので6回目の鑑賞は確定)

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『シン・ゴジラ』を4DX版で観て来た

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※当エントリはネタバレ要素を含みます。

7/29のIMAX@川崎と7/31の立川極上爆音上映&MX4D@川崎に続いてもう一つの4D上映形式である『4DX』で4回目の『シン・ゴジラ』上映に行って来ました。


映画サントラも先日購入しまして、これまでの鑑賞を思い返しながらここ数日テンションを高めておりました。

シン・ゴジラ音楽集

シン・ゴジラ音楽集

足を運んだのはユナイテッド・シネマ豊洲。仕事を早目に切り上げての『初豊洲、初4DX』です。
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4回目鑑賞時の感想。例に拠って箇条書きスタイルです。さすがに4回目ともなってくるとそんなに言及ポイントは多くない。都合1週間で4回観た形になりますしね。

  • 内容については過去3回で把握しているので最早焦点としては『見逃した部分の再確認』に終始する形に。『スチャダラパーANIがどこに出ているか問題』を確認すべく内容そっちのけで集中していたつもりだったが、結局確認する事が出来ず。上映終了後、別会場で観ていた会社同僚がかなり有力な・確度の高そうな目撃情報を入手していたので次観る機会があればそのポイントに集中して確認してみたいと思います。
  • 前回上映時に確認していたRed Alert、あれAlertでは無くてNoticeでした。勘違い。【Red Notice】=指名手配犯を記載し、彼または彼女が引渡しの目的で逮捕されるよう求めている国際刑事警察機構の通知、という意味らしい。このフェーズまでは至らず、あくまで状況把握に留めて欲しい、という流れに(警察署のシーンでは)なっていました。
  • 今回の鑑賞地は豊洲でしたが恐らくこの地も最後の東京駅決戦にて焦土と化していたんだろうなぁと推測。うん、地図で場所確認する限りではガッツリやられておる(しろめ
  • 無人在来線爆弾、声に出して読みたい日本語である事を再確認


という訳で、都合4つの上映形式で鑑賞した形となりましたが『良かった』順番で行くと個人的には以下の順になる感じ。

  • 1.極上爆音上映(立川シネマシティ)
  • 2.4DX(ユナイテッドシネマ豊洲)
  • 3.MX4D(TOHOシネマズ川崎)
  • 4.IMAX(109シネマズ川崎)

1〜3位は基準となる4.に何らか要素がプラスされる形になるのでそれほど各者に差は無いんですが、やはり1位の極上爆音上映での鑑賞は最前列で観たというのもあり、迫力と振動を最高の形で体感出来たので『観て良かった』と思えましたね。4DXの比較で言うと今回観た4DXの方がMX4Dよりも良かったかな、という印象です。シーンに合わせた特殊効果のタイミングや内容がポイントを得ていた、というのがその理由です。MX4Dではゴジラが体液というか血液を吐く(?)シーンで水しぶきが飛んできて『えっ、ここで出すの?w』的な戸惑いを覚えた(4DXではそこが無かったのが良かった)のと、水まわりの特殊効果に対する『効果の出し分け』が4DXでは細やかでした。4DXでは建物が壊れた際に雪の様なものが飛んでたのも良かったかな〜。

IMAXについては下記記載にある通り、8/10で上映が終わってしまう模様。品川辺りはスクリーンもかなり大きくて評判良いらしいので、IMAX上映終了前にあと1回、品川を攻めてみるかなぁ。立川の極上爆音上映も再度体験してみたい気もします。

『シン・ゴジラ』を極上爆音→MX4Dでハシゴ鑑賞して来た

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※当エントリはネタバレ要素を含みます。

公開初日(7/29)に1回目を観に行ってガツンとやられたので、早速リピートを決行。運良く立川シネマシティで良席が取れたので、併せてMX4Dも予約、『シン・ゴジラ』の映画館を跨いだハシゴ鑑賞を決めてきました。

 

2016/07/31 『シン・ゴジラ』2D 極上爆音上映 at 立川シネマシティ

まずは立川シネマシティにて通算2回目の鑑賞へ。
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今のタイミング、立川シネマシティはガルパンとマッドマックスとゴジラを同時上映してるんですよねぇ。ホント頭おかしい(褒めてる)です。更には企画モノとしてバックトゥザ・フューチャーも。なんて贅沢なラインナップなのでしょう。
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座席は爆音を一番効果的に堪能出来る真ん中最前列。正直このタイミング(前日)で取れると思ってなかったのでありがたい。
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そして感想。1回目鑑賞時同様に伏せ時スタイルで。(※反転すると見えるようになります)

  • 立川シネマシティの爆音上映、『シン・ゴジラ』に関してはこの上無くハマって良かった。始まってから間もなく鳴り響く轟音(爆発音というか噴火音というか)の時点でかなり振動が体に来てました。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』でも冒頭V8エンジンの回転音に併せて爆音&振動が良い感じで鳴り響いてましたが、殊『ゴジラの足音』についてはそれに近いくらいの『キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!』感があったと思います。
  • 1回目でその出演シーンを確認出来なかったKREVAでしたが、2回目で何とか確認出来ました。ゴジラが橋を壊した直後、戦車内で叫んだ人が多分そうですよね。(肩書も併せて出ていたけど、ほんと一瞬だった)
  • で、ANIはどこに居たの?(結局見つけられず)
  • TwitterTLで『テレ東こんな時でもやっぱりアニメ放送してるw』というのがあったので注視して観てみたけど、恐らくは目黒にゴジラが襲来し、ビックカメラの店員が呆然とテレビモニター群を眺めているところかな?確かに1つ2つ、こんな時なのにアニメを映している局があったw
  • 矢口蘭堂、『戦後は続くよどこまでも』の台詞はどのような意図があって喋らせたんだろう?歴史的な意味合いを持たせた部分もあったのだとは思うが、あのシーンでは若干スベっていたような気がしなくもない。
  • 1回目上映後に改めて確認したけど、首都機能を移転した立川のあの辺、ちょうど立川シネマシティがある場所の近辺になるんですね。立ち寄って見たかった部分はあったけど時間が無かったので断念。

シン・ゴジラ』と極上爆音上映、物凄く相性が良いと思います。上映終了後には自然と拍手が沸き起こっていましたがそれも納得の迫力でした。現時点(2016/07/31)ではa studioとb studioでの上映が催されていますが、より爆音が強調されているラインアレイスピーカーでの上映は【a studio】。可能であればこちら(a studio)をチョイスしての鑑賞を是非チャレンジしてみてください。

 

2016/07/31 『シン・ゴジラ』MX4D at TOHOシネマズ川崎

この日は誕生日でしたので、立川シネマシティでの2回目鑑賞の後、昨年と同じく鰻を食し、
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南武線で川崎に移動。川崎駅ではこんな感じでロケ地であった事をアピールする掲示がなされていました。
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暫しの休憩の後、3回目の鑑賞となる場所、TOHOシネマズ川崎に到着。
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鑑賞した上映方式はMX4D。今回の作品は3D効果は無いものとなっているので実質"MX2D"になります。(※1回目に観たやつも、IMAX 3Dでは無くただのIMAX)
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そして3回目鑑賞時の感想。

  • 改めて気付いたけれど、ゴジラ第2形態襲来時に『オーストラリア外遊の為欠席』していた人って里見(平泉成)さんだったのね...w
  • ゴジラ第4形態での進路を整理:鎌倉-横浜市金沢区釜利谷-横浜市磯子区洋光台-川崎市川崎区扇町-川崎市中原区小杉町(武蔵小杉)-多摩川通過-世田谷方面から目黒区へ-目黒区で破壊の限りを尽くす-東京駅(八重洲口)で動きを止める...という感じなのかな?
  • "Red Alert"ってフレーズが牧教授を捜索する際に出ていた(by 古田新太)けど、"非常事態警報"、"緊急体勢"というような意味となるらしい。生活拠点の特定まで出来れば良し、という会話が為されていたけど、あれはあれで結構『緊急事態』っぽかったような気もする。
  • 最後の作戦実行時の指揮拠点となる『科学技術館』、場所的には日本武道館の付近になるのね。あの六芒星マークのタイルが敷き詰められている建物は特徴的でしたね(ってか、このマークを背景に石原さとみ長谷川博己の2ショットシーンがあったけど、何か意図的な意味合いでも込めていたのだろうか...気のせいかw)
  • で、結局ANIはどこに?(本日2回目)
  • MX4Dのアトラクション的な効果としては、『水しぶき』と『突風』が特徴的でした。水しぶきについてはストーリー的に該当する部分で出てましたが、併せて『ゴジラの血液・体液噴出』シーンでもドバーッと出ていたので、『え〜、それはどうだろう...』と思わなくもなかった。あとは足音、爆発音に併せて振動多め。
  • 鑑賞後会社の同僚に情報をもらったんだけど、作戦名についてはそれぞれ以下の様な由来がありそう。
    • タバ作戦:『和名類聚鈔』に「太婆」の注釈が記されていること、多摩川の上流部(現在は奥多摩湖で分断されている)に丹波山村を水源とする丹波川(たばがわ)があることなどから、古くはタバであったとする説がある。(※参考URL)...から取った?
    • ヤシオリ作戦:この辺り(※参考URL)から取った?
  • また、これは個人的には未確認なんだけど凝固剤経口投与の放水車の作戦コードとして記載されていた「天羽々斬」(あめのはばきり)についても由来がある(※参考URL)らしい。

立て続けに1日2回鑑賞した形になりますが、それでも新しい発見を幾つか見出す事が出来ました。もっと細かいところを注視しておくと更に何かトリビア的なものがありそう。上映方式についても4DXが未見、また場所的にも新しく出来た品川IMAXはスクリーンもかなり大きいらしいので機会があれば攻めてみたいところです。

『シン・ゴジラ』(IMAX版)を観てきた

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※当エントリはネタバレ要素を含みます。

個人的には『観たいな〜』とは思っていたものの、そこまで作品自体に期待値というか、過度な期待はしていませんでした。夏休みシーズンだったため、有休を取って公開初日に攻めてみました。

鑑賞場所は109シネマズ川崎。当初桜木町のブルク13で観ようかと思っていたのですが個人的な手違いアンド勘違いで急遽こちらで観る事に。(※結果としてはこれはこれで良いアクシデント(?)となりました)
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上映方式はIMAXをチョイス。IMAX 3Dでは無くIMAX 2D?と言えばいいのか。3Dメガネは無し。
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川崎、実はゴジラ上陸の舞台となっていまして(この辺はネタバレでは無いよね?ね?)、映画館の中にはこんな感じで撮影風景に関するオブジェが展示されていました。
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結果としては...億点レベル来ましたコレ(°∀°)!! 近年では『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を観た時の衝撃までには至りませんでしたが、今年観た中ではこれまでの年内1位『ズートピア』を抜いて個人ランキングTOPです!


思う部分、グッと来た部分について書き殴ったメモは以下となります。(注意:多分にネタバレを含んでいる為文字色を変えています。反転させれば見えるようになっていますが、内容については鑑賞後ご覧頂ければと思います) ちなみに過去のゴジラ作品については1954年版、1984年版、1998年のあの悪評高きハリウッド版と、2014年のギャレスエドワード版の4本を観たことがある程度。ゴジラ素人です。またエヴァンゲリオンについては観てません。エヴァ素人です。

  • 物語としては割と唐突に始まる感じ。今回の作品は"総勢328名のキャスト"と半端無く登場人物が多い(※参考URL)(※参考URL)。被害を受けたカップルとして前田敦子が出てくるがこれはまだ分かりやすいほう。
    • 邦楽HIPHOP好き勢としてはKREVAとANIが出ていたという事でちょいちょい気にしながら観ていたけど結局分からず。KREVAについては役どころがパンフレットに記載されていたので見つけられそうだけどANIはどこにいるんだろう?2回目以降の鑑賞ではこの辺り(キャストのこの人が作品のどこに出ているのか)を探す旅になりそうな予感。
    • 329人目のキャストとして野村萬斎が...というネタは鑑賞後に知ったがそんなの分かるか!w (※参考URL)
  • 日本国民が目撃した最初の形態(第1形態?第2形態?川や道路を突進し車などを巻き上げていた辺り)を見た時の率直な思いとしては『...あなた誰ですか?』
    • その後進化を遂げるタイプなんだと理解出来たけど、予想外の登場の仕方に面食らった人は多いと思うw
  • ゴジラ出現に政府の対応は雑誌『映画秘宝』最新号(今回の人気で売り切れ続出だそうですよ)にも解説記事があったように一つの見所。目まぐるしく表示される長い肩書の連発はおかしくもあるけど、対応が後手後手に回ってしまう部分の描写は日本ならでは(あーありそうだなぁ)で納得。
  • 一旦海に戻った後、日が明けて『何でも無い日常感』を演出するシーン。当事者(被害を受けた人々)以外にとっては"対岸の火事"なアクシデントだったんだな〜と思わせるようなところを感じた。この辺は我々日本人としても思う部分はあるなぁと感じました。
  • 被害を受けた現場を閣僚関係者で訪れるシーン。東日本大震災、または先の熊本の震災を想起させずにはいられない(というかそのものズバリの描写)シーンで何とも言えない気持ちになりました...
  • ゴジラが最初に上陸して戻っていった経路、蒲田〜品川辺りだったっけ?
  • ゴジラ(Godzilla)の名前の語源についてはそれなりにもっともらしい理由でその名前が説明されていた。1954年版ゴジラがそのベースとなっており、発音をめぐるやり取りについては2014年ハリウッド版ゴジラを踏まえた感じでしょうか。
  • 石原さとみが少し前に英会話のCMに出ていたのはこの役の為かと理解。まぁ最初の方は若干無理して作ってるな〜感があった様な気がするけど、後半に行くに従ってそんなに違和感は無くなっていた様な気がします。
  • 品川駅近辺で攻撃開始...かと思わせておいて『避難していない人を発見したため攻撃を取り止めます』となるシーン。攻撃開始に至るまでのキャストのやり取り然り、取り止めた判断然り、日本らしいなぁと思った次第。攻撃の構図については非日常感があってテンション上がりました。(以降、テンションの上がる構図シーンは連発されていく)
  • 再上陸は鎌倉から。TVCM等で流れているゴジラと逃げ惑う人々のシーンは鎌倉近辺な模様。しっぽブーンなところとかも。
  • 横浜市は釜利谷、港南区辺りが地名として出てた気が。金沢区だったっけ?パトカーが避難命令出しながら走ってるシーン(坂道のシーンですね)、あれどのへんだろう...
    • 横浜界隈だったかな、ゴジラの足元を通過するシーンがあったような気がしたけどこれ絶対爆音とかMX4Dとかで最前列で観たら臨場感超ありまくりそう。
  • ゴジラ、川崎〜武蔵小杉を通過。今回観ていたのは109シネマズ川崎だったので現場感(うわ、ゴジラこの辺通過してるのか?!)ヒシヒシと感じれてとても良かった。鎌倉には映画館が無いようなので残念ではありますが、横浜〜川崎〜武蔵小杉〜多摩川近辺、蒲田・品川・目黒・東京駅近辺(有楽町とか)、そして立川でこの映画を鑑賞してみるのが当作品でのオススメかも知れません。
  • 『地下に避難してください』となり、大挙して地下鉄に押し寄せる、そして停電でパニックになるシーンは『あぁ、ありそうだなぁ』と思う一方で『本当にありそうで怖いなぁ』とも。また車で避難を試みるも大渋滞で結局動けず...というのも容易に想定しうる状況なのでこれも怖いなと思った。
  • 多摩川での一斉攻撃シーン。この辺りは非日常感満載&車両アンド武器のオンパレードでとても良かった。CMで観た当初は『ゴジラ棒立ちやん、CGでそんな動き回せないから物足りなさそう』とも思ったけど、いざ観てみると今回のゴジラは変に動き回らせてないのが良いなと思った。最強の生物なので俊敏である必要がないし、変に動きまわっても破壊される市街地とごっちゃになってしまいそうな気がする。
  • 目黒近辺でゴジラ覚醒のシーン。口からの放射熱線どーん!と背びれからの光線照射は2014年版ゴジラ同様に『キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!』感はあったけども、攻撃の対象が敵(ムートー)とかでは無く日本国民及び日本の市街地というところが切ない。一直線に街を破壊し、大炎上する都内近郊(目黒区辺り?)のシーンはカタストロフ感があって良かった。
  • というか今回の作品は昼間のシーンも夜のシーンもちゃんとあるのが良かった。ハリウッドだと何故か夜のシーンばかりとか、雨が降ってるシーンとか多かったりするけどそういうのが無いのが逆に日常感があって良かった。
  • 上記理由はCG編集の手間の部分によるところも大きいとは思うが、今回の作品はCGも違和感の無い感じで概ね良かったのでは、と思う。(あるとすればゴジラ第2形態の辺りくらいかなぁ) 品川での自衛隊との遭遇、武蔵小杉での決戦、また終盤の東京駅でのバトルに関しては違和感は無かったと思います。
  • 巨災対本部が立川に臨時に立てられ、以降指揮系統は立川に。っていうか立川シネマシティのすぐ近くにロケ地があるんだ?!これは立川シネマシティでも堪能すべきでしょう。(っていうか行く)
  • 世界的な展開としては『核で倒そう』だが被爆国でもある日本は何とかそれだけは避けたい。その辺の日本ならではの苦悩というか、思いの部分もちゃんと伝えられていたと思う。
  • シン・ゴジラプロジェクトXです!』とTwitterで発言していたのを見たが、まさしくその側面も今作は盛り込んでいたように思う。特に終盤ゴジラに対して作戦の数々を決行するシーン。
    • 誰か特定のメンバーが大活躍するというのでは無い、各自が役割を分担して、一人ひとりの頑張りが実を結んで成果に辿り着けた、という味わいがとてもあった。片桐はいり演じるおばちゃんがお茶を出すシーンとかもその辺感じられて良かった。
    • 作戦決行にあたっての立川における矢口蘭堂の演説はグッと来た。日本(人)ならではの良さがあった様に思う
    • 作戦決行。ってか新幹線車両と在来線車両をそんな使い方するのか!(とても良かった)
    • その後にあるブツをゴジラに注入するのだけど、エフェクト的に何も無かった(進捗は適宜発表されてたけど)のでこの部分、何か分かりやすい編集があっても良かったかなとは思った
  • 作戦が成功した瞬間、ハリウッド版であれば皆抱き合って歓喜の雄叫びを挙げるようなところだったが、矢口蘭堂以下あの場所に居たメンバーは何とも控えめなアクション。握手とか、軽く『お疲れ様』的に抱き合っていたのが何人か居たくらいじゃないだろうか。だがそれがとても良い。
  • 市川実日子演じる尾頭ヒロミが、最後に安堵の表情で笑顔を見せたのが何とも言えず良かった。『今作のヒロインは石原さとみではなく市川実日子』という声もネット上で散見されるが、個人的にはまさしくそうだと思う。
  • 平泉成演じる里見祐介(農林水産大臣内閣総理大臣臨時代理)も味があってとても良かった。総理大臣代理就任後、松尾諭演じる泉修一に対して『泉ちゃーん』と呼び掛けるところなんかツボ。
  • 『ヤシオリ作戦』決行の立役者でもあったフランス関係者に、事態収束後日本関係者が深々と頭を下げて感謝の意を評しているシーン、台詞も何も無くただただ深く礼をしているだけなのだけどこれも日本らしいなぁと
  • 冒頭東宝の光り輝くロゴ、都合2回似たようなものが出るけどこれって過去作品から持ってきたものだよね?1954年版は白黒なのでひょっとしたら1984年版とかからかなぁ?
  • エンドロール最後の『終』の文字も、冒頭よろしく1954年版『ゴジラ』から拝借したフォントだと思う。(これは同作品を改めて観て確認した)
  • そして何と言ってもテンションが上がった、鳥肌が立ったのは往年のゴジラ関連の音楽がここぞってタイミングで使われていたシーンの数々。3つ目のやつは監督ならではのチョイスだけどシーンにはバッチリ合っていたのでアリ。2つ目のヤツなんかはもうね、シーンと相俟って目から汗が出そうでしたよ...音質的には変に編集せずそのまま使ってる様なテイストだったけどそれもまた良かった。

...と、思い出せる部分を書き連ねて行ったら殊の外長くなってしまいました。

登場人物の多彩さ(アンド肩書の長さw)と専門用語・政治用語がこれでもかという感じの早いペースでまくし立てられるスピード感により、正直子供とかは話の内容について行けない部分もあるかとは思います。(この点は、子供向けに舵を切らず、監督自身やりたいようにやった事が吉と出たので良かったのではないかと思います。) ただ私自身もそこまで全文を全て聞き取って把握し切れている訳ではないですし、今回の内容で言えば『そういう役割の人がそういう用語を使って何か捲し立てている』位の感じで観るでも良いのかな、と思います。普段馴染みのある場所や風景にゴジラが襲来して来て、非日常感のあるバトルを楽しむ事が出来るという体験が出来ただけでも十分満足でした。今回はIMAX 3Dでの鑑賞でしたが、立川シネマシティでの『極上爆音上映』、そして『MX4D上映』については観に行く予定です。物語の内容については1回目の今回である程度把握出来たので、2回目以降は1回目で探り切れなかったポイントの探求と上映方式の違いを楽しもうと思います。

シン・ゴジラ』、オススメです!
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