日々の出来事や調べ物に関するネタを備忘録(Memorandum)として残していくBlogです。

映画「ベイビー・ドライバー」(2回目)を極上爆音上映で観てきた

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先日観た「ベイビードライバー」が評判に違わず良かった(楽しめた)ので、この日併せて鑑賞を予定していた「ワンダーウーマン」を観る前に立川シネマシティの極上爆音上映で2回目として観てきました。

シネマシティ独自(?)の看板構成。真ん中の煽り文はこちらのお知らせ情報のものですね。

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2回目の感想。

  • 極上爆音上映の"爆音"調整に関しては「最高!」の一言に尽きます。銃声やエンジン音など、ここぞというところで爆音の振動が響く感じでより一層、物語の豪華さに色を添える形となっていました。
  • 冒頭の逃走シーン、トンネル内で主人公達(の車)が移動してたけど、あれって追跡者達の目を欺くためだったのね。と2回目にして把握。(当初真ん中にいた→トンネル内で左に移動→トンネルを抜けて主人公達の車は別車線で離れるけれども、追っている方からするとまだ真ん中にいると思ってそっちを追い掛けている)
  • ベイビーの育ての親として良い味出してた叔父さん役の人情報。銀行襲撃直後のニュース映像でベイビーの映像を観ていて、この人は「分かってた」んですよね〜...

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  • ニートニートニート」を最初から聴き直したのって、他の仲間がお面ネタで横道外れるような雑談をしてたから(ベイビーのタイミング的に)合わなくなってもう1回仕切り直した、って事なのね多分。
  • ピザ屋のバイト募集に行ったその流れでバイトに出掛けるあの流れるようなシーン、好き。
  • デボラ役のリリージェームス、かわええなぁ...。ベイビー役のアンセル・エルゴートが身長191cmもあるので気付かなかったが、リリージェームスも170cmと長身だったんですね。それもまた良し。

  • 襲撃メンツとデボラの店に行った時点で、デボラの名札は正式なもの(ジョナサン?からデボラ)に変わってしまってたんだねぇ...その辺の細かい所も伏線になっていて良かった。
  • アンセル・エルゴート、日本に来てたんですね。

  • そういえばこんなシーンもあったねw

  • 録音ネタを問い詰められた→警察への証拠では無く、「本当に趣味で作ってたのか...?」と拍子抜けな表情となる一味のシーンも好き。
  • 最後のバトルを終えてまだ耳の状態が芳しくないベイビーが、スピーカーに手を当てて音を感じ取るシーンも、前半で叔父が行っている所作を踏まえたものになっていてGood。この作品、この他にも音では無く映像で被せているというか、Remix的な感じがしていて上手いなーと思う所が多い。
  • 逮捕・収監されてからの一連のシーン、そして釈放の身となってデボラと対面するシーンはやはり良い。泣ける。

という訳で「ベイビードライバー&極上爆音上映」の組み合わせ、とても良かったです。作品の好評・盛況ぶりから上映館数も拡大している模様。是非息の長い上映を続けてもらいたいところですね。(IMAX上映とかされるのならば改めて観てみたい!)

サントラも思わず買ってしまいました。絶対ドライブ中に掛けたらノレるよね。

Baby Driver (Music From The Motion Picture)

Baby Driver (Music From The Motion Picture)

...と思ったら"Drive Safe."って注意されたw
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映画「ベイビー・ドライバー」を観てきた

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少し前から予告で上映されていた作品で気になっており、前評判的にも「良い」という事を聞いていたので早速公開初日に観てきました。

鑑賞場所はブルク13@桜木町。実は公開初日現在で神奈川県でこの作品を上映しているのはここブルク13だけという状況。全体的にも上映館は少ないようで、SNS上でも嘆いておられる方々多数でした。
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で、感想。

  • 冒頭の銀行襲撃シーン、映像と音楽が(タイミング的に)マッチした構成となっていたところでもうヤラれてしまいました。「うわこれ楽しそう〜」という雰囲気、こういうノリで全編通しで行くんだろうな〜と思わせるに十分な、エキサイティングなシーンでした。こちらの内容(作品冒頭6分くらいの映像)についてはYouTubeでも公開・展開されています。(本当はこの映像も実際に映画館で観て欲しいんだけど...w)
  • っていうか、本編始まる前(銀行襲撃シーンが始まる前)、若干「キーン」的な音が聞こえているような気がしたけれどもこれはベイビーの"耳鳴り"を表現したものなのかしら?
  • で、次の「ベイビーがコーヒーを買いに行くシーン」もこれまた楽しい感じの映像&音楽がマッチしたシーンとなっています。往路と復路はそれぞれ1カットで見せつつも劇中のシーンに見事に音を合わせています。
  • ベイビー、グラサンのスペア用意良過ぎw
  • 次の「仕事」となる襲撃シーン。殺害されたのを観てしまったベイビーは明らかに動揺しており、その動揺っぷりをドライビングシーンでも表しているのが(冒頭銀行襲撃シーンとの比較も含めて)巧いなぁ、と思うなど。この流れは仕事の後のコーヒー買い出しシーンも含めて踏襲しているのですが、人とぶつかる、コーヒーを配るメンツが居ない(この後殺されている事が判明しますが)、等の「違い」で表現していますね。
  • デボラとの出会い後のコインランドリーからレコードへの映像の転換も好き。
  • 脇を固めるキャラもGoodでした。ベイビーの叔父にあたるあのおじいちゃんとか、ボス(ケビン・スペイシー)の息子のおとぼけながらも実は"デキるヤツ"感とか。
  • 銃撃戦の銃声すらも、音に合わせて発砲しているというこだわり。これらのシーンも個人的にはお気に入りでした。
  • ジャッキー・チェンの「ツインドラゴン」を彷彿とさせる「走って車を飛び越える」シーンあり。
  • 物語のエピローグ的にベイビー自身の展開について語られる部分があるのですが、これがまた涙を誘うんだ...ベイビー自身のした事は勿論決して褒められたものでは無いので当然と言えば当然の展開ではあるのだけれども、ベイビーの性格というか悪になりきれない部分、「人の良さ」的な部分が『あぁ...良かったねぇ...(泣』と思わせて来ており、幸せな気分で映画を観終える事が出来ました。

という訳で、大満足の鑑賞でした。冒頭記載した様に現在上映劇場は非常に少ない形となっています。是非見て頂きたいオススメの作品ですので上手いこと場所やスケジュール調整を行って劇場でご覧ください。

映画『アトラクション 制圧』を観てきた

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映画秘宝で紹介されていたのを観て『これはちょっと観てみたいな〜』と思った作品。

新宿シネマカリテでの企画上映『カリコレ2017』の中の1作品であり、非常に上映回数が限られていたのですが都合を付けてこの日行ってきました。注目している人は多かったようで、上映鑑賞回は満員となっておりました。
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で、以下感想など。

  • 予告編でもクローズアップされていた『住宅街(団地)への宇宙船墜落シーン』はその違和感(たいがいこういうのって大都市に落ちるケースが多いし)だったりCG描画の素晴らしさで『おぉ...』となりました。このシーンを通しで観るだけでも十分楽しめたと思います。以外とおとなしめな音楽で大惨事、というギャップも良かった。
  • ロシアの映画なので基本何言ってるかは分からない。文字も全く読めないw
  • 全編に漂うロシア流(?)のジョークと言うか、ちょっとした笑いの載せ方がツボでした。対米の描き方も"らしい"な、と。
  • 以外と相手方の宇宙人、ササっと出て来たw
  • 第9地区』等の制作陣も加わっていたと知り、なるほどなと思うなど。所々そんな雰囲気を醸し出しているところはありました。
  • CG自体は決して多く無いと思います。アクセントを付けて上手く配してたのかなと。
  • 主人公となるヒロインの父親(軍人のかなり偉い人)が全編に渡って良い味出してました。堅物なのかと思いきや意外と柔軟。影のヒーローは間違いなくこの父ちゃんでしょう。
  • 話を聞いてくれない父親に対して、一発で対話に持ち込んだ娘氏の機転に草w (実際ここでも多くの人が笑ってました)
  • 終盤、宇宙人との対話の中で地球に対する評価と言うか考えを聞く場面があるのだが、これはこれで色々と考えさせられるな〜と思いました。

"宇宙モノ"でシリアス路線かなと思いつつも結構笑かしに来てる所もあったりで(実際所々でそれなりの笑いは起きていました)、約120分存分に楽しめました。少ない上映スケジュールの中調整して観に行って良かった!と思えた作品です。

  • 本編メイキング映像。画的なネタバレを含むので鑑賞後にご覧ください。

映画「スパイダーマン ホームカミング」と「ターミネーター2 3D」をハシゴ鑑賞してきた

前日のROCK IN JAPAN FES 2017参戦から立川に移動・宿泊してこの日の映画鑑賞に臨みました。(一旦帰宅してからだと疲労で移動面倒臭そうな感じがしたので) この日観たい映画はいずれも立川シネマシティで上映されていたのでここでのハシゴ上映を計画しました。

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2017/08/11:スパイダーマン ホームカミング/2D字幕 極上爆音上映/立川シネマシティ

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MCUシリーズ映画の最新作でありMCUでのスパイダーマン単独として初の作品。

感想。

  • ピーター・パーカーの自撮り映像はCMでも一部流れてたが、「そこまで撮ってたのかw」という感じで意外と凝ってた。
  • 御大スタンリーの登場は割と早め。
  • スパイダーマンとしての"正体バレ"(主に対身内)、割と分かり易い感じであっさり訪れる。っていうかうっかりしすぎだろw
  • キャプテン・アメリカの動画での"説教"シーンは地味にウケた。シリーズを重ねてキャラの特徴が周知されているからこそこういういじり方も出来るんだろうなぁ、と思うなど。
  • 「椅子の男」のくだりはお話の持って行き方が上手いよね。
  • 悪役の家族構成のくだりは意外性があって良かった。
  • お話の流れ的には概ね満足。さすがマーベルという感じで安心出来るクオリティでした。

次のマーベル作品は「ソー・ラグナロク」か。スパイダーマンMCUへの合流の仕方、MCU全体のお話の今後の展開も気になるところです。


 

2017/08/11:ターミネーター2/3D字幕 極上爆音上映/立川シネマシティ

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あの「往年の名作」が3Dで再上映。更には立川シネマシティの場合、「極上爆音上映」が付いて来るという事でコレは外せない!と思いチェックしておりました。爆音を堪能すべく座席は最前列を確保。また先月末には前作「T1」もシネマシティで極上爆音上映されていたので合わせて観ておりました。

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T2関連記事としてはこの辺りも要チェック。

で、感想。

  • 初上映は1991年なので26年振りの上映になるのか。当時(91年)も夏休みに映画館で観てました。
  • 3D部分、そこまで強調されている感じでは無かったけど所々「おー、ちゃんと3Dになっとるなぁ」と感心。
  • 『爆音上映』という事でバリバリ全開の振動音を期待してはいたのですが思った程その効果は無かった感じ。中盤以降サラ・コナーが夢の中で遭遇する核攻撃のシーンで『おおっ?!』というのが大きかったくらいかな?でも音の豪華さで言えば文句無し。
  • 後やっぱり『クゥーーーッ!!!』となるのが所々で出て来るシュワちゃんの名言・名カット。やっぱり超かっけぇわ、この映画アンドシュワちゃん
  • 前作『T1』をオマージュしたシーンとかも改めて見ると巧いよなぁ、と感心させられる。ショッピングモールでの格闘シーン然り、電話口でのT-800とT-1000の"騙し合い"然り。
  • 当時超話題となったCGの使い方も使いどころが巧いよね〜。これぞ!ってシーンで(当時の観客が)観たこと無いような映像を見せてくれた衝撃。
  • そして、昔からこの映画は『本当に無駄の無いシーンだけで構成されているな』と思っていたが今回改めて映画館で観てみてその思いを実感。
  • 『特別編』では無かったのでシュワちゃんの開頭シーンとかが幾つか抜けていたのはちょっと残念。
  • あとこれは年によるもの(?)もあるかも知れないけど、今ではすっかりお馴染みとなった『特にラストシーンで○○が親指を立てながら溶鉱炉に沈んでいくシーンは涙無しには見られなかった』のあの名フレーズそのままに最後はウルッと来てしまいました。いやだってねぇ、『サイボーグが自ら死ねないから』って沈めるのを促すんですよ!?泣けない訳がないでしょう...(年だな...w

という訳で前作『T1』に引き続きの久々の『T2』鑑賞、立川シネマシティでの極上爆音上映『ターミネーター』リレー鑑賞は存分に楽しませて頂きました。いや〜〜〜良かった!!

ROCK IN JAPAN FES 2017 Day3に参加してきた

前の週に参加してきたDay1,Day2に引き続いてのDay3参戦。

リストバンドはDay1/Day2とは異なるものを新たに付ける形となりました。
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14:30 / ももいろクローバー / GRASS STAGE

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この日はステージ正面から鑑賞してみることに。開催前から人の密度が凄い事になっていました。

個人的にはももクロのライブ観戦は今回が初となります。一度行ってみたいな〜と思いつつもあまり機会に恵まれなかったのもあり、今回のこのタイミングで観れる事になったので「これは観なければ」と思いを強くしたのでした。(来る時の交通渋滞で間に合わないのでは?とヒヤヒヤしてたので無事開始に間に合って良かった...)

オープニングの「行くぜっ!怪盗少女」での盛り上がりは半端無かったですね。ももクロ史上最もメジャーとも言えるこの曲をオープニングに持って来てくれるとはありがたいです。この曲を含め幾つかの曲はステージ中央のスクリーンで歌詞の字幕表示も行われていました。(されてなかったのもあったけど何か違いはあったのかな?)また、ももクロの5人も終始ステージ上を縦横無尽に動き回り、またダンスもほぼほぼぶっ続けで披露。いやはや素晴らしいものを見させて頂きました。

M1 行くぜっ!怪盗少女
M2 マホロバケーション
M3 サラバ、愛しき悲しみたちよ
M4 BLAST!
M5 もっ黒ニナル果て
M6 ワニとシャンプー
M7 労働讃歌
M8 Chai Maxx
M9 桃色空

新曲のPV改めて観てみたけど凝ってるな〜。そして織田!w

15:50 / KICK THE CAN CREW / GRASS STAGE

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ももクロの後は同じステージでKICK THE CAN CREW。更に前目で鑑賞してみる事にしました。

ちょいちょいとかでステージに登場してたりはしてたので「ついに!」感はあんまり無かったけども(笑) やはり一時的なものでは無くて「再始動」というのは嬉しいものですね。「地球ブルース/マルシェ/スーパーオリジナル」の辺りなどはノリノリで盛り上がりつつも懐かしさが込み上げて来まくりでした。また、彼等の歌詞を改めて注意して聴いてみると、「いや〜韻踏みまくってんな〜」ってポイントの多いこと多いこと。さりげない歌い方してるところとかも実はちゃんと韻踏んでいる、というところを見つけては「ほっほぉ〜」と感心しきりでした。

2017年09月08日のKICK THE CAN CREW「復活祭@日本武道館」もチケット確保済。楽しみです!

M1 千%
M2 地球ブルース~337~
M3 マルシェ
M4 スーパーオリジナル
M5 カンケリ01
M6 GOOD TIME!
M7 ユートピア
M8 SummerSpot
M9 イツナロウバ
M10 sayonara sayonara
M11 アンバランス

16:55 / 鬼束ちひろ / SOUND OF FOREST

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これまで何度かROCK IN JAPAN FESには参加していますが、SOUND OF FORESTでライブを観るのは今回が初。

このステージで観たかったアーティストはそう、鬼束ちひろでした。

彼女を観るのであれば「月光」生で観たいな〜と思って待ち望んでいたのですが、何とオープニング1曲目でいきなりの「月光」披露!全身黒ずくめ、裸足 on レッドカーペット、実物はもんのすごい綺麗!いやー聴いててゾクゾクしました。歌ってる時の眼力(めじから)も鬼気迫るものがありましたね。良いものが観れました。

M1 月光
M2 BORDERLINE
M3 蛍
M4 帰り路をなくして
M5 X
M6 弦葬曲

まとめ

鬼束ちひろを堪能した後は食堂エリアでご飯物とデザート(かき氷)を頂き、今フェスでの予定アーティスト全ての参戦を完了。(4日間通し券を購入していたけれどDay4はお目当てアーティストが居なかったのでDay3でおしまい)

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継続して参戦していたものや今回初めて観たものなど色々ありましたが今年は割と満足感は高かったような気がします。HIPHIP畑のメンツを多く観れたのも充実感がありましたね。

一方、ちょっと辛かったのが「会場からの駐車場の遠さ」。家から会場までは空いていれば凡そ2時間〜2時間30分という距離感・時間感ですが、今回は第4駐車場となっており会場入り口まで辿り着くのに15-20分程掛かる形に。GRASS STAGE方面までとなるとトータルで(駐車場から会場まで)40分位は掛かるのではないでしょうか。まぁこれはチケット申込が遅くなる時点で駐車場の割り当ても次第に遠くなってしまうものだと思いますし、かと言って参加アーティストが不明な時点で早期に申し込んでもアレかなという気もします。駐車場問題は割り切って、「ちゃんと間に合うように会場に着く」のを心掛けるしかないかな。駐車場、時間帯に拠っては30〜40分位(駐車場に入るのに)掛かる場合もありました。なので諸々見据えて、(横浜方面から車で会場に向かう場合は)4〜5時間位前に家を出るくらいが良いかな。と今後に向けて個人メモを残し参戦レポートを締めたいと思います。

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映画「スターシップ9」を観てきた

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映画秘宝」で紹介されているのを観てこれは面白そう、と思い鑑賞してみる事にしました。

観に行ったのはヒューマントラストシネマ渋谷。直近、近場ではここでしかやってなかったのと、本当は翌日(8/8)に行こうと思ってたけど台風が来るとの予報もあった(※実際は来なかった)ので急遽予定を変更してこの日(8/7)に渋谷まで出張って観に行く事にしました。
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で、感想。

  • 事前の予習等はほぼせずに臨んだが、これはこれで良かった。
  • 物語の展開的には途中「えっ、えっ...?」となる想定外の展開がやってくるが、この感触を味わうには変に事前知識を入れない方が良いです。下記予告編すらも観ないで鑑賞に臨む事をオススメしたいと思います。
  • 「SFモノ」となるとやはりフィーチャーされるのが「宇宙・宇宙船描写」。この作品はその辺りのシーン描写をそのお話の展開で「うまいこと」対応しているのでは。
  • 冒頭からやってくる予想外の展開に鑑賞しながらかなり戸惑ってましたが、その展開に至るまでの背景描写、状況説明も情報過多になる事無く上手く説明・理解させていたなと思います。
  • 主人公の女性や点検にやってきたエンジニアの心理描写についても、当人たちの状況を鑑みれば「いやぁ、そうですよねぇ...」と納得出来る部分も。この辺は実際その立場に置かれてみると相当辛いものがありますよね...
  • 結末に至るまでの経緯も割と良い感じでまとまっていたと思います。

という訳で、決して大作という訳では無いですが、作品としては非常に完成度が高く、また色々と考えさせられるお話でした。観る機会があれば是非お楽しみ頂きたい作品です。

映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」を観てきた

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この週の土日は「ROCK IN JAPAN FES 2017」に2日間参戦しており慌ただしい感じではありましたが、2日目は早目に会場から撤収していたのもあり、帰るついでにこちらの作品を観てきました。言わずと知れた大人気漫画作品の実写化です。

観てきたのはチネチッタ杜王町的な雰囲気が無くもないw
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で、感想など。

  • 企画の発表段階から「大爆死確定www」な雰囲気は醸し出されており、個人的にもそっち方面の印象を持ちながらの鑑賞となりましたが、観終わった後の印象としては「悪くない。意外と良いんじゃない?」というところ。続き(第4部第2章)もこの"作り"で是非観てみたいなと思ったし、何なら別の章(第3章とか)も観てみたいな〜と、個人的には思いました。
  • 多分、原作を愛読している人であれば突っ込みどころは多数あるとは思う。
  • でも「許せねぇ」って程の改変とか解釈はあんまりなかったかな〜。2時間なりの枠に収めるにはやむ無しという部分もあったろうし。
  • キャストについては概ね良かったのではないかと思う。
    • 仗助・承太郎については欲を言えばもう少し背の大きい人を配役して頂きたかった(195cmある両名のキャラとして)が、そこまで望むのは酷というものか。山﨑 賢人(178cm)・伊勢谷 友介(179cm)と共に小さい訳では無いし...(※共にWikipedia調べ)
    • 広瀬康一山田孝之はさすがといったところか。
    • 観月ありさも意外としっくり来てたw 髪型似せに言ってたのもあるのかもしれない。
  • "スタンドの描写"についても評価ポイントとなるであろうこの作品。ここも「頑張った方では?」という印象。
    • CGの豪華さを気にしてしまうとそりゃぁまぁハリウッドには敵わないよね...
    • もともと"スタンドを描く"という突拍子もない想定を実写化しよう、という時点で無茶ではあったので、その無茶さを現実的に違和感が薄い形で表現出来てたのではないかなと思う。
    • CG映像を使わずに「スタンドの仕業」と見せる演出も上手く効いてたのではないかなと。スタープラチナ広瀬康一とぶつかった時のとか、クレイジーダイヤモンドが自転車を治していたシーンとか。
    • スタープラチナの「オラオラ」等もまぁ良かったのでは。普通に考えたらあのスピード(普通の人には早すぎて拳ラッシュが見えない)だよねw
  • 矢に射られて結果として「死んでしまう」シーンがちゃんと入っていたのも良かった。
  • 岸辺露伴(序盤の広瀬康一の家の本棚に「ピンクダークの少年」)やトニオ・トラサルディー(東方朋子が出かける際に言及)など、第4部の他キャラを匂わせるショットがあったのも「続きを観てみたい」という気にさせる。勿論杉本鈴美や吉良吉影の登場を匂わせる描写もアリ。
  • 企画が始まった際に「スペインロケ」がフィーチャーされたのも若干の酷評サイドに寄ってしまった要因だったのかもしれない。実際には「第4部の舞台となる杜王町の雰囲気を実現するにはロケ地のあの雰囲気がマッチしていた」のであって「第4部の舞台をスペインとした」訳では無い。(ほんのちょっと誤解してた) 実際観終わった後だとその選択も確かに悪くなかったのかな、とは思う。まぁでも仙台市が舞台だし、国内が舞台でも大丈夫だったのかなとも思う。パンフレット読むと「OWSONも実現したい」とあったのでそこは期待したいw

大爆死(100点満点中10点とか20点とか)を予想していたので結果観終わったら「意外とええやん」となり、個人的には60〜65点といったところでしょうか。今年観た50本の中での「アリ」か「無し」かと言えば「アリ」な方に入るかなと思います。続編観たいところだけど、興行成績(色々観てみるとやはり厳しいっぽい...)を見ると実現も叶わぬ形になってしまいそうか...