映画「ジャスティス・リーグ」を観てきた(IMAX 3D&4DX吹替)
待ちに待った「DCエクステンデットユニバース」(DCEU)シリーズ最新作。ロッテントマトでの不評?も若干気になるところではありましたが国内試写会での評判をチラ見する感じだと概ね好評な感じではあったようなので公開初日(祝日)にIMAX 3D字幕版と4DX吹替版で早速鑑賞してきました。
2017/11/23/ジャスティスリーグ/IMAX 3D字幕/ブルク13
1回目は朝イチ(09:00)の回、せっかくなのでエグゼクティブシートでゆったり贅沢に鑑賞する事に。
で、感想。総評としては「超満足。十分に楽しめました!」という感じでした。以下感想などを書き連ねて行きます。
全般
- 冒頭の「あの人」から順を追って各ヒーローの紹介を行っていくパートが続きます。どの画もバッキバキにキマっていて格好良い。
- そしてテンポが早い早い。もともと180分超あったとされるザック版が、監督降板→ジョス・ウェドンに交代されたのを受けて現在の121分に短縮されたというのもあり、「前提知識ある人ならば良いけど端折り過ぎじゃない?w」と思える程にサクサク進んでいました。
ワンダーウーマン
- 予告編でも流れていた美術館襲撃からのワンダーウーマン登場の一連のあのシーン。映画「ワンダーウーマン」の記憶も新しいという事もあり、登場からカッケーの何のって。
- あのテーマ曲が流れるかな?と思ったが、匂わせるアレンジ曲が少々流れるに留まっていた。冒頭で流れたりしたらそれはそれでテンション上がりまくるんだけどなぁ...ちょっと残念。
- 映画「ワンダーウーマン」でのキャラ描写が十分に為されているという事もあって、やはり登場・関連シーンは他のキャラよりも印象深くなっている感はあった。
- 予告編で「ニヤリ」としていたところは本編では無かったような気がする。観たかったのに残念ではある。
- いやーでも御綺麗な登場シーンで見とれてしまいました...
フラッシュ
- 個人的にはドラマ版も継続して観ていた(先月にはシーズン3も観賞Done)のでキャラの思い入れ的には強めな感じ。
- 自己紹介「ゴリラとも喋れる」と言っていたのはドラマ版のオマージュでしたね
- 「ペットセメタリー」が観てみたくなったぞぉ...
- 冒頭、「落書き」で笑わせるシーンは掴みとしてはとても良かったと思います。キャラの特徴を端的に表しているし、何よりもクスッと笑える。
- サイボーグとの交流、最初はぎこちなかったけれども最後の最後で出来ていなかった仕草が出来ていたのは「良かったねぇ」となりました
- エンドロール前おまけシーン、スーパーマンとの競争については原作やドラマ版でも言及されていたシーン。このシーン(及びもう1つのシーン)もこれまでのシリーズでは無かった部分でしたが監督がジョス・ウェドンに交代した事で増えた部分なのでしょうか。MCUを真似た形にはなってしまっていますがやはりこういうシーンで色々想起したくなる感じになるので嬉しい部分だと思います。
- 単独主演作品が楽しみ!
サイボーグ
- キャラ的にはあまり馴染みが無い形。
- フラッシュの陽に対して陰のキャラ。活躍の場はあったけれどもまだまだこれからと言ったところか。
- 単独主演作までにどういうキャラ付け、チョイ出演を重ねていくのでしょうか...
アクアマン
- こちらも単独主演作はまだ上映されていないマン。
- 何か色々紆余曲折あるような気もするけど、今作ではだいぶばっさりその辺カットされてそうな気がする。
- 真実の投げ縄で本音出ちゃうところカワイイ(その事を知ってフラッシュに凄むところまで含めて)
スーパーマン
「この人」が出て来るってのはネタバレ...では無いよね?「どうやって復活するのか」というところがみんな気になっている部分なのでそもそも「出る出ない」なら「出る」でしょう(スーパーマンの居ないジャスティス・リーグは考えられない)。
- ...ってのはありましたが、まさか冒頭いきなり「そういう形で」出て来るとは思いませんでした。意表を突かれた形の登場に「はぁぁ...」となったのは言うまでもありません。ワーナー、贅沢な展開だなぁという感じ。
- 新聞の見出しに出て来る「彼等は故郷に帰ったのか?」、マイケルジャクソン、デヴィット・ボウイと並ぶ彼。
- でもそういえば「ジャスティスの誕生」の際、クラーク・ケントの死と合わせて報道されてなかったっけ?(記憶曖昧)、報道されてたとしたら回収どうするんだろう。
- この人もカットされた人多そう。
個別ではこんな感じの感想でしょうか。
- スーパーマンを前にしての一同整列のシーンはやはり「おぉぉ、ついに...」感が強い。最後ボス倒して並ぶ所もね。
- スーパーマンvsその他ジャスティス・リーグメンバーのバトルも良かった。フラッシュのスピードに付いてきたスーパーマンを観た時の表情w
- 改めて振り返ってみると「マンオブスティール」から比べるとだいぶ破壊のスケール感が落ちてたな、という気がしなくもない。あまり人が多い場所でドッカン出来ない(ような話の流れになってた)というのもあるかもしれないが、マンオブスティールの"ドラゴンボールを実写化したような空中戦"のスゴさと比較するとちょっとね...という印象に。
2017/11/23/ジャスティスリーグ/4DX吹替/イオンシネマみなとみらい
この作品は予め「字幕も吹替も両方観よう」と思っていたので、当日字幕版を観た後に間髪入れず吹替も。特にこれと言って特筆すべき部分はなかった(忘れた部分もあるw)ですが、吹替キャスト陣はいずれも「プロ揃い」で安心して観られました。若干気になったのはフラッシュ役の吹替が若干違和感あったかな、というところくらい。吹替の巧い下手では無くて、キャラ的にもうちょっと高い声の方が良いかな?という感じ。これもドラマ版(の吹替)に引っ張られている部分があるような気がしています。
という訳で個人的には「待ち望んでいたヒーローの競演が遂に観れた!」というありがとう感と、ちょっとヴォリューム的には物足りなかったかな...という感じとで7:3といったところでしょうか。ツッコミどころもあるにはありますが概ね満足です。監督交代劇があったことでどれだけ「ザック版」から手が入ったのかの詳細は定かでは無いですが、メディア展開の際には是非とも「ザック・スナイダー監督版 エクステンデッドバージョン」を観てみたいものです。3時間とかの長尺希望。